~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

バイオリン入門(もちろん私でなく)

2008年05月25日 22時28分51秒 | バイオリン
行ってまいりました、バイオリンの先生のお宅。

昼からの予定が午前ということになり、日曜の朝にしてはみなで一生懸命起きて(笑)、車でGO!
どういうわけか一家で出かけました。
うちから15分足らずで着きそうになり(・・ということは、20分以上待つことになります・・・)、途中でちょっと買い物をして伺うことに(・・・実は、伺うことだけで頭が一杯で手ぶらだった・・・殴)。

駅からほど近い住宅地にお宅はありました。
2階に直接入れるのですけど、二重扉の向こうは、白で統一された素敵なお部屋。
天井は高くアーチ型になっていて明るく、ピアノは某舶来メーカーの木目のもの。
インテリアも海外のものっぽくて、いかにも音楽家のお部屋でした。
先生は、お年はさだかではないですが、リンとされていてある種の<気>を感じます。


娘は「どんな先生かなあ」と昨日から繰り返し言っていたのですが、やはり恥ずかしさの裏返しなのか、いつもに増して落ち着きなく、インテリアをきょろきょろ見回したり、椅子からずりずり落ちたり、ガラスのテーブルに手をついてガタっといわせたり、あくびしたり、とたいがいの小動きはやってくれてました(泣)。
ただ、脱走したり、「帰りたい」とは言わなかったので、上出来のほうです。

「こんなんですが・・・お願いできますでしょうか?」と申し上げると、
「ええ、ここにきて寝てる子とかもいますからね(笑)。大丈夫ですよ」
・・・・・あ、ありがとうございます・・・・(涙)


ところで、なぜ上の子がテスト期間中にもかかわらず、のこのこついて来たかというと
「バイオリンの先生のお宅に伺うことになった」と話したときに、
「ぼくもやる」といきなり言いまして、かなりビックリ。
・・・なんですと?今までのあなたの習い事に対する取り組み姿勢からして、お母さんは大変大変不安でならないし、街中の「大人のためのなんとか」とは違って、いくら趣味でも毎日ちゃんと練習していかないと、お話にならないがそれでもやるのか?
と何回も言ったわけです。
ただ、ここ2年くらいほぼ何も習いごとをしておらず、中学に入ってからまたやりたいものがあれば何かはやらせたいと思っていたのですが、バイオリン?


先生がちょっと彼に質問されたときに、伺ってみました。
「このくらいの年からでも教えていただけるのでしょうか?」
そうしますと、
「専門にというと難しいけれど、趣味ならばやれますよ。
中1の半ばからきてる子がいますが、この子はオーケストラ部に入って全然弾けないのに次々とポジション移動のあるような曲をやらねばならず、それはそれに合わせた指導をしているのですが、一年たってずいぶんいい音で弾くようになりました」
とのことで、なんと息子までが入門することになりました(驚)。


あっという間に、うちでバイオリンを触らないのは私だけになり、一気に形勢逆転(爆)。
まあ、だれがいつまで続くかは見モノですが・・・。

当面は日曜の朝に、家族4人で出かける生活になりそうです。
習うものがバイオリンだけに、ダンナにはどうあってでもついてきてもらいますっ!
・・・ええ、どうせ私は「エー線買ってきて」といわれて、「A線」を買ってきた人間ですから・・・