ガンの闘病記をブログにアップし、最後まで書き続けるという方もいる。
少しでも社会の役に立てばという思いからの有難い事です。
発見される、→ 末期で間に合いません、→ 取り合えず手術、→ その後抗がん剤治療をし、→ 体が持たなくなり緩和ケア病棟へ、
というのが一般的な流れだと思います。 この方もそうでした。
読んでいて思ったのが、抗がん剤が効果を上げて一時的にせよ元気になるという事があるのだな、という事。
その間に、旅行に行ったり、好きな人に会ったり、自由な時間を持てるという事。 もちろん、命が迫っているという前提で、、、医師もほとんどの事に許可をする。 ある意味、放置するより、死を覚悟して生きている。 自分の思っていた抗がん剤治療とイメージが違っていた。 最後の最後まで医療行為に頼り、生きる事を前提に治療をし、苦しみながらなくなっていくのもだと思っていたが、 そうでは無かった。
特に、自分が読んでいたのは医療関係者、病院勤務の30代の女性が突然大腸がんになり、すでに肝臓、卵巣、リンパなどに転移していて、当初から余命いくばくという前提で治療をうけていたもの。 症例の少ないむずかしいタイプのガンで転移してなくても、初期でも完治は難しいというタイプ。 そう言うケースでの抗がん剤もあるのだなと、 解っていて使っているケースがあるという事を知りました。
明るい性格の方で、同僚、入院先の関係する多くのドクター、ナース、友人など多くの方に慕われて入院生活を送っておられた。 読んでいて、切なくてなんとも言えなかったが本人の色々な意味での頑張りと、周りの支えで良き人生を送られたと思います。
ただ、、、、
残念だった事は、
抗がん剤を使っているのに、栄養をつける為にたくさん食べるよう指導されていた事。
食べられないと点滴になる。 多分ブドウ糖。
食べたいものを食べるように指導されているから、ケーキ、パンなどの甘いもの、ハンバーガー、ポテトなどを食べる。 特にこの方は食べるのがすきな方で、、食べ切れないほど食べる。
病気全般に言える事だが、特にガンになった時は、ガンの餌、糖質を控えた方がいいし、 身体の負担の少ない少食が良いとされる。 というより、代替療法で治っているのは、ほとんどが糖質制限と少食が前提となっている。
それを、無理やり食べさせるという事は、悲惨な事だと感じた。
PET検査でガンを発見するのだから、医師なら解っているものと思うが、、、、残念。