アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

コーラは体に良い…

2010年06月06日 | Weblog
 コカ・コーラからは、元祖コカ・コーラのほか、ダイエット、ゼロ、ゼロフリー…などなど。ペプシの方は、ブルー、レッド、カーニバル、ゴールド、アイスキューカンバー、ブルーハワイ、ホワイト、しそ、あずき…そしてこのたびのバオバブ。色々出しております。
 顧客のニーズに合わせたラインナップで販売促進…その意図は分かる。しかし、これらの商品は、本来の「コーラ」と明らかに違う。コーラの本分を忘れちゃいかん!
 日本では一時期、「コーラを飲むと骨が溶ける」「コーラに歯を漬けておいたら消しゴムのようになり包丁で切ることが出来た」などの風評が流布。私も抜けた歯をコーラに漬けて実験したが、半年漬けても、消しゴムにならなかった。消しゴムを買わなくて済むかと思ったのに…実験の失敗か。

 ボストンの病院でのこと。ボストンは、アメリカでも医療サービスのレベルが高い。一番高いといってもいいと思います。「マスジェネラル」がありますから。20年前、留学中の日本人医師が、400名(ハーバード、MITにそれぞれ200名)おりました。今はもっと多いかもしれません。
 子供が熱を出して診察を受けたのですが、「コーラを飲ませなさい」という御指導…!「コーラ=体に悪い」んじゃなかったの?概念が木っ端みじんに打ち砕かれました。

 考えてみるにコーラは…水分・カロリーが摂れる。それなら、砂糖水だって同じだろうって?砂糖水には炭酸が入っていない。覚醒作用や鎮痛・鎮静作用がある。それって、体に悪いのでは?…両刃の刃(もろはのやいば)で、適量なら薬になる。
 科学的な解明が急がれるが、コーラがエイズに効くという事実。コーラの語源である、「コラの実」には、エイズウイルスを殺す作用があるというのです。
 
 残念なのは、「コラの実」を含まないコーラが大半を占めているという現実。だから、カロリーゼロ、カフェインゼロとかいってないで、本来の姿に戻って、「コラの実から抽出したコーラ・エキスを使ってますよ」というコーラを作っていただきたい。また、新規参入のビールメーカーにも、「コラの実」にこだわっていただきたいです。

 「病気の子供にはコーラ」…今でも、日本の医師はそのようなことはおっしゃらないのでは?日米のこの違い!「だからアメリカは肥満児が多い」んだって?そりゃあ、健康な子がコーラをガバガバ飲めば間違いなく太ります。「病気の子」の話をしているのです。

 医療サービスなのですが、「東京はアメリカより10年遅れている」といわれています。「地方は東京より、10年遅れている」のだそうです。と、いうことは、私が住む地方の中の地方は、アメリカより、30年遅れているということです。それだもの…患者を見下した物言いの若僧医師が肩で風を切っているよなあ…。愚痴を言ってないで、コーラを飲んでスカッとするか…。