アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

育鵬社の教科書が大躍進 これぞ日本の底力!?

2011年09月10日 | Weblog
 中学校の教科書、来年度から、どこのものを使うか?これは、重大な問題。国語や数学はどれでも同じ。問題は、「歴史の教科書」。
 埼玉県知事が、「日本国の英雄である伊藤博文を『射殺』と書いた教科書を間違っても選んではいけない」と、暗に「育鵬社にしなさい」をほのめかしておりました。結果として、埼玉県は「育鵬社」に決定。横浜市も愛媛県も香川県も、「育鵬社」。東京都大田区も、武蔵村山市も東大阪市も「育鵬社」。

 「おかしいものをおかしいと判断できる日本人」が、残っていたということの表れですね。
日本国民の大半は、「自虐史観教科書、いい加減しろ!」と、思っているのです。
 「(自虐史観教科書でなければ)戦争の美化だ」「(自虐史観教科書でなければ)憲法軽視だ」と、おっしゃる皆さんの一体何人が、(来年度用の)教科書を読み比べたのでしょうか?私のような暇な人間はいないでしょうから、読み比べなどしていないと思いますよ。読みもせずに反対するということは、自分が賛同する思想やら、所属する教組が育鵬社を名指しで批判しているから反対。まあ、そんなところでしょう。育鵬社の教科書…戦争美化などしていませんよ。
 育鵬社の教科書に反対する人は、「日本の侵略や植民地支配の加害を直視していないから戦争美化だ」と、いうことのようです。恐ろしい言葉を羅列して、「日本が悪い」「悪いのは日本」…それを教科書で教えて何が生まれるの?

 自虐史観教科書が好きな方たちは、「侵略」という言葉が好きです。
小学校の教科書ですが…秀吉の朝鮮出兵も、もちろん「侵略」(教科書会社三社)。日清戦争など、「初めに日本の征服欲ありき」ですから、たまったもんじゃない。「小学校では、侵略という漢字を習っていないから『征服欲』という優しい言葉に置き換えたんだろう!目くじら立てるな」だって?だったら、「しんりゃく」とすればよかったんじゃないか!
 日本については、「侵略」の文字を使うが、欧米諸国やロシアには「進出」「…勢力を広げようとした」などと表記。元寇のところでは、「(日本を)おそいました」「おしよせてきました」…侵略の、しの字も使わない。だから、自虐的だっつーの!第二次大戦後のソ連軍を「侵攻」と表記した教科書は一社のみ。他は、「攻め込んできました」です。北方四島を盗られたのですよ!侵略、侵攻でしょう!「戦争が終わったのに侵略してきた…」これを是とするかのような日本人がいるということ。その人たちは、「正義の味方米国が、侵略国家日本に天誅ともいうべき原子爆弾を…」と書いた教科書があったら絶賛・支持するのでしょうねえきっと。このような自虐教科書を採用しない動きが見え始めたこの度の教科書採用、日本の普通の歴史教科書が黎明期を迎えたといってもいいでしょう。よかったぁーっ。

 「侵略」とか「支配」とか「加害」という言葉を使って、「悪いのは、日本だ」というところへ持っていこうとする人たちへ…。今さら言う気にもなれないが、それほど悪い国日本の享受を受けて、のうのうと生きているんじゃないよ!とっとと、朝鮮半島でも中国でも、ロシアへでも行って楽しく暮らしなさい。お気に入りの教科書を忘れずに持ってさ!