「男女の権利は平等です」…子どもたちに話をするとき、よく使うフレーズです。このことに間違いはないのですが、少々の困惑があります。
日本では、夫婦の呼び方に上下関係を表す言葉が多いです。で、男性が上で女性が下のような…。困惑ってのはここなんです。
よく飲み込めないって?では例を出します。
夫婦の夫のほうを「主人」と呼ぶことがありますがぁ、そうなると夫婦の婦のほうは、「家来」とか「従者」ということになるってこと。主人と家来は、上下の身分関係。男女平等なのに、夫のことを、「主人」と呼ぶ(呼ばなければならない)…。
夫を、「旦那」という言い方もある。ということは、婦は、「奉公人」「使用人」「妾」…!これも激しい上下関係。
「家内」ってことは、「家の中に居る人?」と、なると、夫は、「家族を養うために、家の外で大活躍する人だから偉い」・・・これも上下関係あり。
焦点を絞って、「夫が妻をどう呼ぶか」…これは、すぐに一番良いと思われる答えが出そうです。ファーストネイムを呼ぶのがいいと思います。
次に、「第三者に対して、自分の妻のことを話す場合」…
「うちの家内が申すには…」・・・つい家内と言ってしまいますが、妻を幽閉しているわけでもないでしょうから…。
「うちの嬶(かかあ)が…」・・・荒くれ者の妻かよ?
「うちのワイフがね…」・・・英語にすればいいってもんじゃない。
「愚妻がね…」・・・人権侵害の疑いありだねこれ。
「嫁さんがね…」・・・おいおい、だったら一人称は「婿さん」かよ!?
「かみさんがね…」・・・これは悪くはないが、親しい間柄限定でしょう。どうして悪くはないのかって?漢字にすると、「上さん」ですから、自分は「下さん」。妻を上の存在として見ているワケで、好感が持てます。
「家人がね…」・・・家臣、家来の意味もある。同じ漢字で、「けにん」と読んでしまうと、律令制でのですから!(ぬひ)よりは身分が上ですがね。
で、どう結論を出すのかって?一応の結論を用意して書き始めたので開陳しますと…
「うちの家内が申すには…」を、男女の上下関係がないようにして、話すにはどう言ったらいいか…?
「うちの配偶者が申すには…」
どうですか!これなら男尊女卑もへちまもない。うーん!久しぶりに、いい主張ができたなあ!
日本では、夫婦の呼び方に上下関係を表す言葉が多いです。で、男性が上で女性が下のような…。困惑ってのはここなんです。
よく飲み込めないって?では例を出します。
夫婦の夫のほうを「主人」と呼ぶことがありますがぁ、そうなると夫婦の婦のほうは、「家来」とか「従者」ということになるってこと。主人と家来は、上下の身分関係。男女平等なのに、夫のことを、「主人」と呼ぶ(呼ばなければならない)…。
夫を、「旦那」という言い方もある。ということは、婦は、「奉公人」「使用人」「妾」…!これも激しい上下関係。
「家内」ってことは、「家の中に居る人?」と、なると、夫は、「家族を養うために、家の外で大活躍する人だから偉い」・・・これも上下関係あり。
焦点を絞って、「夫が妻をどう呼ぶか」…これは、すぐに一番良いと思われる答えが出そうです。ファーストネイムを呼ぶのがいいと思います。
次に、「第三者に対して、自分の妻のことを話す場合」…
「うちの家内が申すには…」・・・つい家内と言ってしまいますが、妻を幽閉しているわけでもないでしょうから…。
「うちの嬶(かかあ)が…」・・・荒くれ者の妻かよ?
「うちのワイフがね…」・・・英語にすればいいってもんじゃない。
「愚妻がね…」・・・人権侵害の疑いありだねこれ。
「嫁さんがね…」・・・おいおい、だったら一人称は「婿さん」かよ!?
「かみさんがね…」・・・これは悪くはないが、親しい間柄限定でしょう。どうして悪くはないのかって?漢字にすると、「上さん」ですから、自分は「下さん」。妻を上の存在として見ているワケで、好感が持てます。
「家人がね…」・・・家臣、家来の意味もある。同じ漢字で、「けにん」と読んでしまうと、律令制でのですから!(ぬひ)よりは身分が上ですがね。
で、どう結論を出すのかって?一応の結論を用意して書き始めたので開陳しますと…
「うちの家内が申すには…」を、男女の上下関係がないようにして、話すにはどう言ったらいいか…?
「うちの配偶者が申すには…」
どうですか!これなら男尊女卑もへちまもない。うーん!久しぶりに、いい主張ができたなあ!