アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

元プロも説明がいまいち

2024年12月08日 | Weblog
 日曜の朝は、テレビの「サンデーモーニング」を観ております。
 MCの関口宏さんが、なぜか辞めてしまいまして…。私としましては、長年慣れ親しんできたものですから、寂しいです。現在のMCは、名前すらわかりません。お顔も、よくわかりません。

 サンデーモーニングのスポーツコーナーで、お亡くなりになった「大沢啓二親分(大沢あかねの祖父)」と「張本勲さん」の、わけが分かっているような分かっていないような、解説がありました。
 お二人それぞれの「独断と偏見」で、スポーツのプレイに、「あっぱれ」と「喝」を入れる。

 親分と張さんが{解っていなかったんじゃないか?」といわれた疑惑の場面がありました・・・。 
 ワンアウトで、ランナーがいる場面。
 バッターがキャッチャーフライを打ち上げた。キャッチャーは、観客席ギリギリまで追いかけ、そのフライを捕球。
 その後、勢いあまって観客席へ入ってしまった。「落ちてしまった」が正しいかも。

 審判は、「バッターはアウト。ランナーは進塁」としました。この映像を見た後、司会の関口宏さんが、親分と張さんに、質問…
関口:どうして、ランナーが進塁できるんですか?
(親分、張さんとも、うろたえた表情。なかなか言葉が出ない)
張本:そ、そういうルールですから。(これって説明ですかね?喝だぁ!)
親分:フェンスが低いから入るんだよなあ。(ランナーの進塁のことを聞いているのっ!フェンスの高さについてコメントしてどーするの!喝だぁ!)
関口:だったら、捕球しない方がいいんじゃないですか?
張本:(捕球しなければバッターはセーフ)その後、ホームランを打たれたらどうします!(タラレバの話をしてどーする!喝だぁ!)

 お二人とも、「どうしてランナーが進塁できるか」の説明がいまいちぃ…。
「ルールですから」は、説明になっていない。それが説明だというのなら、プロ野球OBでなくても、私でも解説者が務まります。

 バラエティー番組なのだから、どうでもいいだろうって?
 もちろんどうでもいいのですが…。この場面は、野球を知っている人なら説明できるジャッジング。

 ファーストベースにランナーがいたとして…ファールボールが捕球したキャッチャーごと観客席に入った。
 捕球した瞬間から、タッチアップの権利があります。
 タッチアップで2塁を蹴り、3塁を蹴り、ホームインとなりかねません。
 そうならないように、ワンベースを与えるというルール(観客席に入った段階で、ボールデッド)。どうしてこの簡単な説明が出来なかったのか?

 なぬ?番組を盛り上げるための演出じゃないかって?
 なーんだ、そーゆーことだったのかぁ!


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