アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

まだ前置きだったのか!?

2015年01月24日 | Weblog
 よくある問答。家を建てる時…「人柄は良いが腕の悪い大工」を選ぶか?それとも、「愛想も素っ気もないが腕の確かな大工」を選ぶか?
 家を建てるなど、一生に一度あるかないか。だったら、挨拶すら出来ない大工であっても、腕が良いのであればその人に頼もうかな…。これ、ごく普通の感覚じゃないかと思います。

 私は、家は建てるつもりがありませんから、そのあたりの心配は無用なのですがね。これが医者の場合…
 「人柄は良いが腕の悪い医者」を選ぶか?それとも、「患者を人とも思わない態度を取るが、腕の確かな医者」を選ぶか?
 私は、前者、「人柄は良いが腕が悪い(かもしれない)医者」を選びます。
 医者にかかるときは、「具合が悪いとき」です。体調絶好調で医者にかかる人はぁ、まれ。たぶん、おられないと思います。
 そんな具合が悪いときに…
 「足が腫れているぐらいで何か不都合あるの?」…これ医者の言葉ですよ。自分が診断できないから、患者に我慢しろってこと…。また別の時は、心房細動で夜間救急外来へ行ったら、当番医が産婦人科専門の医者…!嫌な予感はありましたが…
 「サイケな患者が来ている」と、別の医者を呼び出しておりました。「サイケな患者」の意味は、「苦しくもないのに、苦しい苦しいと騒ぎ立てる患者」でしょうか。私が、サイケなわけがない。心電図も読めない…悪い野郎です。また別なケースでは…
 私:(処方された薬と、元々飲んでいる薬とでケンカしないかと思って)こ、この薬、(元々の薬と)混ぜて飲んでも大丈夫なんですよね?
 悪医者:なにぃ!大丈夫だから出してんだ!(と、にらみつけやがった。30代と思われる若造なんですよぉ)本来なら、捨て台詞を吐いて、金を払わずに帰ってくるところですが、いかんせん病人。「うっ!」と、こらえてお金を払って帰ってきました。腹立たしいったらありゃしない。

 よって、腕前は良いか悪いか判断できませんが、「人柄の良い医者がいいです」。
 かかりつけの医者はいい人かって?大学病院の准教授なのですが、「薬はこうします。その後こうします。それでよろしいでしょうか?」。医者が、患者に自分の方針を良いか悪いか確認するのです。横柄な態度は一切ありません。素晴らしい!

 前置きが長くなりました。「まだ前置きだったのか!?」って?そうなんです。
 で、本題。
「まだ前置きだったのか!?」の、「!?」の事をなんと呼ぶか知ってましたか?
 「!」は、エクスクラメーションマーク、感嘆符、俗にビックリマーク。日本語の場合、感嘆符のほかに、「あまだれ」という呼び名が有ります。
 一方、「?」は、クエスチョンマーク、疑問符、俗にハテナマーク。日本語では、疑問符のほかに、「みみだれ」という呼び名があります。「?」よく見ると、「耳」の形に似ています。
 「!?」の呼び名の正解は、「だれだれ」でした。よく分からないって?「あまだれ」と「みみだれ」が並んでいるから、「だれだれ」。明快でしょう!?