アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

三○○主義…

2015年01月09日 | Weblog
 「三感主義(さんかんしゅぎ)」って、ご存じでしたか?知るはずないですよね、私が勝手に名付けた主義ですから。
 三感主義というのは、「感動・感謝・感激で暮らそう」という主義です。いいでしょう!広めてくださいよ。

 ト○タ自動車さんには、「三現主義」があります。「現場・現物・現実」なのだそうで…現金を加えると、四現主義となりますね。えっ?三現主義の成果として、現金があるわけで、余計なことを言うなって?どーもスミマセン。

 「三たて主義」というものもある。「三連敗のことか?」って?そ、それも三たてですがぁ、三連敗を主義にしてどーすんの?
 ここで取り上げたい、「三たて」は、蕎麦の三たて。
 「挽きたて・打ちたて・茹でたて」…そりゃあ、旨いでしょう!

 で、三だけ主義。これは、腹立たしいですよ。「今だけ・金だけ・自分だけ」
 暮れの衆院選。はるか昔のことのようですが、まだ1か月も経っていない。立候補者の連呼に次ぐ連呼…「今だけだからねー!あんたらに低姿勢なのはー!」。
 「金だけだからねー!ほしいのは!」そんなことは言わないだろうって?言ってましたよ、小声で。
 「自分だけだからねー大切なのは!国民?国民が一番は、口先だけだからねー!」これも言わないって?言わなくても事実でしょ!
 そうかぁ、「今だけ・金だけ・自分だけ」+「口先だけ」を加えて、「四だけ主義」にしなければなりませんね。
 政治家の悪口を書くなって?書いてませんよ。政治家のみなさんのおかげで、こうして楽しく暮らせているわけですから。「三だけ主義」は、率直な感想です。

「未」が、どうして「ひつじ」なのか?

2015年01月08日 | Weblog
お菓子屋さんに、「未年(ひつじどし)ウンヌン」というポスターが。それを眺めていたお客さんが…
 「あのさぁ、羊年がなんで未年なの?」
 これには、店員さんも、「さあ…?」。当たり前だ!店のポスターに、「未年」とあるからといって、店員さんが、羊と未の関係を知っている方がむしろ不自然。
 そこへ、アンティークマンが知ったかぶりして介入したんだろうって?
 いえいえ、今年は、出しゃばらないようにしようと思っていますので、その場は聞こえていないふりをしてやり過ごしました。

 3000円のケーキセットを買って車に戻った途端、家内が、「どうして未が羊なの?」…。
 正直、みなさんがご存じなのかと思っていましたがね。

 もともと十二支は、中国殷の時代(紀元前約1400年。お釈迦様がお生まれになる100年も前)に作られたものです。
 一年を十二ヵ月に数えるための符号。当てられていた漢字は、「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」。これでは庶民には難しいということで、庶民になじみの動物を当てていった。「子→ねずみ」「丑→ウシ」「寅→とら」…という風に。で、8番目の「未」に当てられた動物が、「羊」。早い話が、もともとは「未=羊」では全くなかった。たまたまの偶然で、「未=羊」になってしまった。ほかの十二支も「たまたま」です。

 十二支に、猫、象、麒麟、パンダ、コアラなどの人気動物が入っていないのはなぜか?日本人にとっては、むしろマイナーな「羊」が入っているのはなぜか?
 人気動物については、殷の時代には人気動物ではなかったということでしょう。「羊」が入っているのは、殷の昔から、中国人の暮らしに「羊」はなくてはならないモノだったからでしょう。
 「羊が大きくなって美しい」「羊+食で養」ですから!日本人に人気の、「翔」…羊の羽です。「善」にも、しっかり羊が入っています。

知らぬが仏のとんでもない贅沢

2015年01月07日 | Weblog
 このお正月…日本酒、ビール、発泡ワイン、焼酎…心臓が止まらない程度に飲みました。
 二男がいただいてきた、「磯自慢」という日本酒、2人で飲んで15分で飲み干しました。その後、私はビールを少し飲んで終わりにしましたが、二男は183cm、100kg(自称は、まだ100kgにはなっていないのだそう)の体格を生かして…飲むこと飲むこと…。磯自慢は、1本(720ml)だけで、あとは新潟県新発田市の酒をのみましたね。

 で、空き瓶を片付けていた家内が、「これって、ひょっとして…?」と、「磯自慢」をインターネットで調べ始めました。そして…

 「ドッヒエーッ!」

 「磯自慢」は、北海道洞爺湖サミットの初日、福田首相主催の夕食会で乾杯用のお酒として採用された日本を代表する日本酒だったんだとっ!

 正式な名前は、「磯自慢 純米大吟醸 中取り35 ヴィンテージ」。35は、アルコール度数ではもちろんなく、精米歩合…「麹・掛ALL35%」なのだそう(ビンのラベルによる)。精米歩合ってなんだって?わかりません…その道の人たちには分かるのでしょうけどね。

 「ドッヒエーッ!」は、「G8 洞爺湖サミット歓迎晩餐会」でどうのこうのではありませんでした。
 価格 56,160円(税込み)…!
 
 二男と私は、15分間で、56,160円を飲んでしまった…!我が人生で、これほどの浪費をしたことはない。720mlが、56,160円。1mlが78円です。しつこいけど、1ccが78円!そ、それを、ゴクゴクとのんでしまいました。
 値段を知っていれば、もっとゆっくり飲んだのに…。
 猫に小判、豚に小判…新しいことわざは、「アンティークマンに磯自慢」…。

 なぬぅ!みのもんたの持っている70年熟成のウイスキーが300万円!(昨夜放送の「なんでも鑑定団」でやってました)ふ、ふざけやがって!

今春から…新たな道を歩む…

2015年01月06日 | Weblog
 年賀状の習慣…ほんと、「クールジャパン」だと思います。このお正月も、心の襞になみだと汗をかかせていただきました。

 「(名古屋で一流会社の営業マンとして活躍している)長男と、(東京の雑誌社で『全国旨いもの』の担当記者をしている)長女が、新しい仕事にチャレンジします。親としては不安です…」そりゃあ不安ですよねぇーっ!
 
 で、長男さんと長女さん…どんな仕事にチャレンジしようとしているか?「地域創生」で「農業」を始める…。二人ともまだ、20歳代です。
 無責任な言い方をすれば、素晴らしい。しかし、二人は私が幼少時から知っている。無責任に褒められませんよ。特に長男さんの方は、我が家の二男の友達。失敗してもらいたくない。
 立派な指導者がおられるのでしょうが、機械関係の有能営業マンが農業!?華の雑誌記者が農業!?一流会社の高給を振って、農業!?

 成功していただきたい…。

さあ新年、あれもしたい、これもしたい

2015年01月04日 | Weblog
 孫たちが帰ってしまいまして…私のお正月が終わりました。
 旧暦12月を師走(または極月)と呼ぶ。これは、子ども以外は、誰でも知っている。現在では、(師走は)新暦12月の別名としても使われています。
 20数年前に、12月に、「くれくれ月」という別称が誕生して…今は、知る人も少なくなってしまっておりますが、その「いわれ」が、なかなかおもしろい。
 1 年の暮れだから…みなさん、「暮れ」「暮れ」と言います。なるほど!
 2 お金くれ…た、確かに!お金がかかる月です。お金くれくれ月ってことね。
 3 「年越しのみかんを送れ」…みかんに限らず、送れ、送れのくれくれ月。会社では取引先に、「贈れ、贈れ」でしょう。
 4 都合の悪い人からの、隠れ、隠れ…近年「借金取り」ってのは耳にしなくなりましたが…12月は何とか隠れ通したい人もおられるのでしょうねえ。
 面白いことは面白いが、あまり使われないかも知れませんね。華がないから。

 華があるのは、1月の別称というか異称というか…「たいたい月!」
 1 めでたいので、「鯛、鯛」…これでは、座布団はもらえない。
 2 地球を平和にしたい…マララちゃんだけにまかせてはおられませんよ。
 3 犯罪をなくしたい…地球の平和とかぶってるね。
 4 九九をおぼえたい…がんばれぇ!
 5 国語の教員免許を取りたい…退職後、短大に入学して、勉強している人がいます。日本人がそうゆう発想をして実際に動いているところが嬉しい。
 6 金杯を当てたい…願望には制限がありませんから。

 「たいたい月」は、夢も希望もあっていいですねえ!これを考えた人に、座布団を10枚差し上げたいたい!
 新年の決意…今年も、死ぬまで生き抜くぞっ!じゃなくて、「生き抜きたいたい!」。