回転紀行～廻鮮鮨喜十郎さん

今日は、廻鮮鮨喜十郎さんへ　ここ数日、ずっと行きたいなと思っていたのですが、やっと行ってきました　大阪府泉南市に１店舗のみというところが地元在住でない常連にはつらいところですね・・・

「生もんごいか（189）」下荘漁港直送　よくある輸入物の紋甲イカとは別の種類のようです　輸入紋甲いかと比較したら食感がしっかり、硬いくらいです　噛むほどに上品な甘味が♪　前回はハリイカをいただきましたが、大阪湾にもこんなに美味しいイカがあることはあまり知られていませんね　こういった地物を豊富にいただけるのも大阪では喜十郎さんくらいではないでしょうか？
「自家製玉子焼（105）」よくできた自家製玉子焼です　何度食べても食べ飽きない、絶妙な加減の出汁と焼き方だと思います
「生ガツオ中落ち（105）」鰹の中落ちを名乗って回転寿司のネタにするものもなかなかないと思います（鮪はありますが・・・）　適度に脂もありこれが驚くほど美味なものでした　鰹も中落ちのほうが美味なものなようです　握りで流れていた鰹は生もタタキも三重県産でしたからおそらく三重県産だと思います
「小鯛寿司（147）」喜十郎さんの押し寿司はどれも本当によくできていますね　お店に行ったら絶対何か１皿はいただいていると思います　これも素晴らしい出来だと思います
「湯ダコ（147）」地物・店内加工　喜十郎さんの湯ダコ　こちらも地物です　最近、府としても「泉だこ」としてブランド化しようと色々試みているようです　とはいえ、これも調理の段階で随分差ができてしまうと思うのですが、そこはさすがの喜十郎さん、見事！これだけ甘味旨味のしっかりとした湯ダコってあるでしょうか？私が、ほぼ、湯ダコは喜十郎さんでしかいただかないのもそれだけのものをだしてくれるからこそです
「さんま押し寿司（147）」こちらも小鯛押し寿司と同じく定番メニュー　酢飯に、生姜（ガリ）、大葉を挟んでいます　これも絶妙な素晴らしい味に仕上がっています　上品な嫌味のない甘味がいいですね
「真いわし（105）」私は、喜十郎さんのメニューでこれが一番好きかもしれない・・・　甘めの味に仕上がっていますが、この喜十郎さんオリジナルのこの味はなかなか出せないのではないでしょうか？いわし自身は皮の下に脂が凄くのっていて脂で身が白く見えるほどに脂がのっていました　素晴らしい！

お店から出て、思わず「やっぱり、美味だったなぁ～！」と、声に出しそうになったほど！
大阪・泉南の地物の鮮魚があることもご当地ならではのこだわりですが、やはり押し寿司にしたり、〆たり、湯ダコだったり、一つ手を加えた時にさらにそのネタの魅力が引き出されていると思います　しつこいようですが、何度もお店に行っていても随所に職人さんの確かな腕のよさがつたわってくるそういったお店です