アウェイ川崎戦のお楽しみは、なんと言ってもゲーム前にフロンパークをウロウロすることであります。川崎サポに混じって、美味そうな屋台を覗くのは楽しいですよね。
人混みなんか、なんのその。去年はこのお店であつあつ「ちゃんこ」をいただきましたが、さすがに本場所中で、力士の皆さんはいらっしゃいませんでした。
川崎市唯一の相撲部屋「春日山部屋の川崎ちゃんこ」、これこそ地域密着ですよね。Jリーグの理念だ!すばらしい!
他にも、川崎市在住日系ブラジル人の皆さんによる「ブラジルキッチン」とか、創業昭和33年川崎生まれ川崎育ちの川崎が全国に誇るとんかつ名店「とんかつ和幸の選手セレクト弁当」とか、川崎大師名物「松屋総本店のとんとこ飴」はアルビ戦ということでオレンジ色の飴を販売。いい感じの屋台が建ち並ぶフロンパーク、いいですよねぇ…。
…で、今回ボクら夫婦がねらっていたのはこれであります。今シーズンからフロンパークに参入したこのお店。
川崎コリアタウン:カネダ食品の「牛スジ煮込み」であります。こりゃぁビールに合いそうですぜ。
牛スジ肉をじっくり煮込んでトロトロになったヤツが真っ赤なキムチスープでさらに煮込まれて、辛い!熱い!美味い!でも辛い!でも熱い!でも美味い!ビール!ビール!冷たいビールちょうだい!
まぁそんなことで、ゲーム前に祝杯をあげちゃいましたが、何か問題でも?
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しかし、ボクが今日もっとも話題にしたいのは、「ちゃんこ鍋」でも「牛スジ煮込み」でもありません。これです。
「けんごのピンクアンブレラ運動」であります。フロンパークの隅でこのピンクの幟を見つけた時には、「さすがフロンターレだ、やるなぁ!」「こういう取組をアルビも見習わなきゃな!」と、心の底から思いました。
ちょっと、フロンターレのHPから引用させてもらいますね。
中村憲剛選手が2010年・2011年と川崎市における児童虐待防止キャンペーンに参加し、その後2012年厚生労働省の広報誌とインタネットCMに出演するなど児童虐待防止に関わってきました。その実態に触れると同時に自分自身が父親になり、さらに子どもたちを守りたいという思いから活動を開始することになりました。そのために、非営利法人である一般財団法人[チャイルドワン]を設立、「なくそうよ、虐待。やめようよ、いじめ。子どもは宝。」をスローガンに世の中の児童虐待やいじめの被害からひとりでも多くの子どもたちを救うためのピンクアンブレラ運動を広く展開していきたいと考えています。子どもたちの健全な笑顔が絶えない社会を形成していくことが私たちの目指す未来です。
いやぁ…さすが中村憲剛、さすが川崎フロンターレ、世界の富士通です。あの大久保へのキラーパスはダテじゃない。こういう運動にサッカー選手として取り組む姿に、心から敬意を表します。いやぁ…すばらしい!