スマホがモバアルメール着信を知らせ、「ついに来たか、堅碁の移籍」って覚悟を決めてメールを開くと、なんと「勲の栃木へのレンタル移籍」のお知らせでした。そして、その4時間後には「堅碁の名古屋への完全移籍」を知らせるメールも届きました。
堅碁の移籍に関しては、頭の中ではほぼあきらめててはいたものの、心の片隅では最後まで一縷の望みを繋いでいただけに、やっぱりショック。勲のレンタル移籍については、まさに青天の霹靂。ここのところコンスタントにベンチ入りをしていただけに、大きなショックでありました。
しかし、昨シーズン23得点のエースでチームの顔である川又堅碁と、ミスターアルビレックス・新潟の精神的支柱である本間勲が、シーズン途中にチームからいなくなるなんて、いったい神はどれほどの試練を私たちにお与えになるのでしょう。これは一昨年の降格危機以上のチームの非常事態ですな。なかなか気持ちの整理がつきません。
目に涙を浮かべて、「正直寂しい」「挨拶できずに新潟を離れるのは申し訳ない気持ち」と語る勲。「最初から移籍を考えていたわけではなかった」「誤解が生まれるかもしれないので僕の口からは言えない」と、移籍の詳細を語らない堅碁。2人の言葉の背景には、簡単には説明できない様々な事情があるのでしょう。
いずれにしても新潟を去ることが決まった2人には、元アルビ戦士として新天地での活躍を祈っています。勲にはJ2の栃木でレギュラー奪取と存在感を示し、願わくば現役選手として新潟に戻ってきてほしいし、堅碁には名古屋で(新潟戦以外)点を取りまくって海外移籍や日本代表入りを実現させて欲しいです。闘莉王に叱られても、貴章が助けてくれるといいね(笑)。
それにしてもわが家の「新ゲーフラ」は、日の目を見ないまま封印されることになりました。堅碁の前で掲げたのは、雨のテクノポート福井での1回だけ。残念無念!