週明け月曜日の昨日、テレビ各局はそれぞれに特徴のあるアルビ報道でボクらサポーターを楽しませてくれました。ただ、鹿島戦はルヴァンカップということもあって、番組内でのゲームの扱い方については各局に随分差がありました。昨日の3局のアルビ報道を紹介しますね。
まずはTeNYです。TeNYは「新潟一番3部」の中で、ルヴァンカップ鹿島戦の詳細を取り上げていました。このゲームのヒーローである秋山のインタビューはもちろん、陣平くんのインタビューを放送していたのは嬉しかったですね。
いやぁ〜19歳とは思えぬこの落ち着きぶり。大したものです。プロ初スタメンのこのゲームで、惜しいシュートを放つなど存在感を発揮していました。「試合ってこんなに楽しいんだと思った」というコメントがまたいいですね。大器の片鱗を感じます。
TeNYの報道で特徴的だったのは、GK阿部ちゃんにスポットを当てて番組を構成していたことです。2021シーズンに守護神として実績を作りながら、2022シーズンは小島の控えでリーグ戦出場はゼロ。それでも腐らずに努力を続け、大きな声でベンチからチームを鼓舞する姿をボクらは知っていますからね。強豪・鹿島を相手に阿部ちゃんがクリーンシートを達成したことは、本当に嬉しかったです。
阿部ちゃんのこの一言に、痺れました。ほんとにヨカッタね、阿部ちゃん。これからも新潟のために頼むよ。大学同期の三苫に負けるな!
その阿部ちゃんが演出したゲーム後の「阿部劇場」も、TeNYではしっかり放送してくれました。秋山が陣平の歯の矯正器具で唇を切ったという問題のキスシーンも、ご覧のように公開されました(笑)。
続いてはNSTです。
NSTではノザと桶屋アナのコンビが、「全員が戦力」というアルビのチームコンセプトを大きく取り上げ、「ジョイスポ」のコーナーを展開していました。まずは冒頭にこの松橋監督のインタビューの言葉から入りました。
リーグ戦のベストメンバーで臨んできた鹿島に対して、「全員が戦力」の新潟はターンオーバーでメンバーを総入れ替えしてこのゲームに臨みました。それがこの結果ですからね。ボクらとしてはホントに溜飲を下げましたよ。誇らしいです。
「ジョイスポ」では秋山のゴールシーンだけではなく、陣平や史哉の惜しいシュートシーンを映像で紹介したり、
ノザがGKの後輩である阿部ちゃんの守備を称賛したりしていました。ノザの阿部ちゃんに対する心遣いが嬉しかったですね。
そして今回の「ジョイスポ」では、ヨシくんのインタビュー映像が何よりも嬉しかったですよ。桶屋アナのインタビューに答え、ヨシくんがリハビリ中の心境や意識してきたことなどを語ってくれたこの映像。ボクらは見ていて胸が熱くなりました。
自分の復帰によって「チームにオプションが増えるといい」と語るヨシくん。もちろん絶好調でチームを牽引する涼太郎に対するリスペクトも、この言葉からボクは感じました。松橋監督が涼太郎とヨシくんをどんな感じで併用していくのか、ボクは楽しみでしょうがありません。あぁワクワクするなぁ。
その涼太郎にスポットを当てて番組を構成していたのが、UXの「ガッツリート」でした。なんと「ガッツリート」ではルヴァンカップの報道は一切せず、「J1リーグを戦うアルビレックス」について、涼太郎のインタビュー映像を放送していました。
J1での戦いについて「うまさと怖さがJ2とは違う」と語る涼太郎。J1各チーム(特にセレッソ戦と浦和戦の失点を取り上げていました)のレベルの高いサッカーとの対峙を、楽しんでいる様子がインタビューから伺えました。
その中で紹介されたデータがこれです。昨シーズンのボール保持率60.3%とJ2を席捲してリーグ1位に位置していたアルビレックスですが、J1で戦う今シーズンは48.8%でリーグ10位。もちろん今年のJ1での戦いのベースにポゼッションがあり、そのベースがあるから今シーズンのカウンター攻撃も生きているってことは承知していますが、通算のボール保持率が50%を切っているんですね。まぁサッカーはボールを保持する競技ではなく、ゴールを奪う競技ですからね。そして勝利することが何よりも大切です。
「ガッツリート」では、早くも今週末のホーム名古屋戦について言及していました。リーグ戦で現在2位。失点わずか1の堅守を誇る名古屋を相手に、アルビの攻撃力が機能するか?番組内で名古屋の番記者もリモートで登場し、「ポイントは『先制点』」」と語っていました。
いやぁ〜それにしても、リーグ戦で浦和と戦い、カップ戦で鹿島と戦い、今度は名古屋ですよ。やっぱりJ1だね。相手は次から次へと強豪チームばかりです。ボクらも気を抜けませんね。気合を入れて名古屋戦に臨みます。