昨日の新潟日報のスポーツ欄に、鹿島戦後のオフ明けで練習を再開したアルビレックスについての記事が掲載されていました。タイトルは「一番悔しい敗戦 力に」「選手、監督 思いを共有」でした。詠太郎と新井のコメントも掲載されていました。
記事を読みながら「確か浦和戦の敗戦も『一番悔しい』って涼太郎が言っていたよなぁ…」なんて思いながらこの記事を読み、あらためてここまでのリーグ戦の戦いぶりを振り返ってみました。
第1節 セレッソ大阪 2-2 △
第2節 サンフレッチェ広島 2-1 ○
第3節 コンサドーレ札幌 2-2 △
第4節 川崎フロンターレ 1-0 ○
第5節 浦和レッズ 1-2 ×
第6節 名古屋グランパス 1-3 ×
第7節 ヴィッセル神戸 0-0 △
第8節 アビスパ福岡 3-2 ○
第9節 鹿島アントラーズ 0-2 ×
今までのリーグ戦9試合の中で、アルビが無得点だったゲームは神戸戦と今節の鹿島戦の2試合。神戸戦はスコアレスドローだったわけなので、今回の鹿島戦が「今季初の零封敗戦」ってわけなんですね。負けた浦和戦と名古屋戦も太田が先制点をあげましたものね。もちろん逆転負けの悔しさもあったけど、今回の鹿島戦ほど「完璧にやられた」ってイメージのゲームではありませんでした。
確かゲーム後の松橋監督のコメントの中に、「ピッチに倒れているのはオレンジのユニを着た選手ばかりだった」「技術うんぬんというより、サッカーの本質的なところで負けていた」という言葉もありましたよね。
日報の記事によれば、松橋監督自身が「今シーズンの9試合の中で一番悔しい敗戦」と語り、ミーティングでは選手全員に発言する場を設けて思いを語り合ったとのこと。この鹿島戦での敗戦を、「チームにとって重要な転機にする」「しなければならない」「超えなければならないJ1の壁」という松橋監督や選手の皆さんの危機感が感じられる記事でした。
考えてみればリーグ戦全34試合のうち既に9試合、4分の1が終わっているわけですよ。これから対戦する各チームは、鹿島の戦い方に倣って新潟対策をしてくるのは必定です。これからも1試合1試合課題を克服するべくチーム力を積み上げ、「J1の壁」を超えていきましょう。頑張れ!アルビレックス!