ルヴァンカップ2回戦のいわきFC戦は、開始早々の前半6分の長谷川巧と、終了間際の後半ATの谷口の得点で、2-0で勝利。負ければ終わりのノックアウトゲームに勝利することができました。このところリーグ戦では5試合勝ちなしでしたからね。久しぶりの勝利にホッとしました。
昨日ボクは21時過ぎまでバイトだったので(今年は水曜夜にシフトが入るケースが多いんです)、帰宅後にひと風呂浴びてビールを飲みながら「Lemino」で録画観戦いたしました。無料配信の情報をくださった”納豆・そら豆・ピーナッツ”さん、ありがとうございました。
先発とベンチメンバーはこんな感じ。新潟日報の予想とは少し異なる部分もありましたが、リーグ戦とはガラッと変えた布陣でした。ルーキー森がJリーグデビューし、特別指定選手の東洋大・稲村も先発。長倉と孝司さんが2トップ、太田とダニーロが左右の2列目。ベテラン島田と星のボランチコンビ、泥臭いプレーの巧が右SB、ゴールマウスを守るのはお待ちかねの航斗です。
ゲームは開始早々の前半6分に動きました。ルーキー璃太のコーナーキックのボールのこぼれ球に、巧が反応して先制点です。前節のリーグ札幌戦では嫌われ続けたクロスバーに、今回は好かれたみたいです。
なんか巧の活躍は嬉しいですよね。これまでなかなかチャンスのなかった苦労人の、待ちに待った泥臭い一発。これからのますますの活躍に期待が高まります。
ですが、いわきFCもなかなかいいチームですね。ハイプレスをかけてボールに迫ったり、カウンターを仕掛けたり。アルビは何度もピンチを迎えましたが、阿部ちゃんを中心とする守備陣ががっちりとゴールに鍵をかけました。ベテラン千葉ちゃんも、特別指定選手の稲村も、きっちり仕事をやり遂げました。
心配なのは、前半途中で肉離れ(?)で負傷退場となった璃太です。ここまでいい働きをしていただけに本人も悔しかったでしょうね。持ち前のスピード、そしてセットプレーのキッカーとしても存在感を魅せてくれました。ちょっと選手層の薄くなったアルビのサイドバックですので、リーグ戦への影響も心配です。左SBには史哉が入りました。
アルビも太田の幻のゴール(ハンドによるイエローの判定)とか惜しいシーンもありましたが、なかなか追加点をあげられません。ダニーロもワクワクするプレーを随所で見せてくれました。後半途中からは、小見、谷口、秋山、詠太郎らも投入されました。
ダメ押し点がゴールネットを揺らしたのは、後半のアディショナルタイムでした。いわきのGKとDFの中途半端なパス交換のミスを見逃さず、谷口がゴール前でボールを掻っ攫ってシュート!これが決まって2-0となりました。勝負がつきました。
2種類のスタッツの数値は微妙に違うけど、いわきFCがアルビと互角に戦っていたことは十分理解できる数値ですし、実際にゲームを見ていてもそう思いました。速いパス回しやハイプレス、鋭いカウンター、タイトな守備。1つ間違えれば、結果が逆になることも想定されるゲームだったと思います。それだけに2-0で勝ちきった勝利の価値は大きいと思います。
試合後に宮本英治選手が、古巣のサポーターに挨拶をして大きな拍手を浴びていました。試合出場の機会はありませんでしたが、今やJ1チームの心臓です。お世話になったいわきのサポに成長した自身の姿を見せることができ、嬉しかったでしょうね。この場に、昨シーズン共にいわきFCで戦ってきた遠藤凌選手もいればよかったんでしょうけど、”りょーちん”はケガなんでしょうかね?
さて、昨日のルヴァンカップ2回戦を終え、中2日の明後日(20日には連続のアウェイ戦でリーグ戦第9節の京都戦となります。超タイトな日程ではありますが、アルビは選手を上手に入れ替えながら戦い抜くのだろうと期待しています。松橋監督のお手並み拝見ですね。ボクらも精一杯応援します。頑張れ!アルビレックス!