週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

間違いなく一皮むけた小見洋太!

2024年11月05日 | アルビレックス新潟

月曜日の昨日、県内の民放各局は夕刻の情報番組で、こぞって「アルビ特集」を大々的に放送してくれました。わが家はNST、TeNY、UX、BSNの各局すべてをハシゴして(わが家はレコーダーが全局録画なんですよ)、国立でのルヴァンカップ決勝の素晴らしいゲームとアルビサポーターの声、さらには翌日にビッグスワンで行われた「サンクスフェスタ」の映像を、心ゆくまで堪能させてもらいました。

いやぁ〜何度見ても素晴らしいゲームでしたね。そして、あの非情のPK戦。長倉の泣きじゃくる姿も何度も繰り返して見て、ボクらももらい泣き。でも「サンクスフェスタ」でのチームメートやサポーターからの温かい気遣いで、長倉に笑顔が見られたことで一安心。「長倉、新潟がいいチームでヨカッタなぁ…」と再び感涙。いやぁ〜ホントに素晴らしい体験をさせてもらいましたよ。

そんな一連のアルビ報道の中で、当然ルヴァン決勝で3回ゴールネットを揺らした小見くんの姿が何度も映し出されました。反撃の狼煙をあげて1点目をゴールネットを揺らした谷口と、その得点の直後に交代でピッチに入った小見くん。正直に言うとあのリアルタイムには「え〜?得点を決めた谷口を下げるの?」って思っちゃいました。ところが、その後の小見くんの大活躍ですからね。「さすが松橋監督!」って名采配に感服しましたよ。

敗色濃厚だった後半45+11分に、小見くんPA内でファウルをもらったシーンでは、本当によくぞ前を向いて攻撃を仕掛けてくれました。あの判断が今年のルヴァンカップ決勝の名勝負を生んだと言っても過言ではありませんよね。VAR判定を待つ時間の祈る気持ち、審判が手で四角を作って指を指してPKを指示した瞬間の興奮は、今でも脳裏に鮮明に蘇ります。

自らPKを蹴ることを選択した小見くんは、「ルヴァン得点王の長倉にキッカーを託そうか?」と一瞬思ったそうですが、「後悔したくない」という思いで自ら蹴ることを決断したそうです。その前向きな姿勢があのドラマを生んだのですよ。そして、ボクらサポーターが「いつ見れるだろうか?」と待ち望んでいた独特の「小刻み足踏みPK」が、ルヴァンカップ決勝の大舞台で初披露されるとはね。小見くん、一気に全国区の選手になっちゃいました。

延長後半に長倉からのアシストで決めた2点目も素晴らしかったですね。最終ラインの舞行龍から奏哉へ。奏哉から長倉へ。そして長倉から絶妙のスルーパスが小見くんに通り、スピードを落とすことなく名手ランゲラックを交わしてのゴール。いや〜、素晴らしいゴールでした。まさに「新潟のサッカーの真骨頂」のようなゴールでしたね。コースこそ異なりますが、ルヴァン準決勝2戦目の川崎戦で決めたゴールと同じタイミングの、まさに「小見ゴール」です。

そしてPK戦では再び十八番の「小刻み足踏みPK」を決め、この日3回目のゴールネットを揺らしました。全国のサッカーファンに、「新潟の小見」の存在感を強烈にアピールした今回のルヴァンカップ決勝での活躍でした。今まで小見くんを知らなかった新潟県民や全国のサッカーファンは、「誰なんだ?アイツは?」「なんなんだ?あのPKは?」「イガグリ小僧だな!」「画面に出てくる金髪の選手紹介画像と全然違うじゃね?」って間違いなく思ったでしょうね。

試合後のインタビューに答える小見くんの、落ち着いた芯のある対応にも感心しました。ベテラン選手のような落ち着き、悟りを開いた哲学者のような重厚さを感じました。いやぁ〜小見洋太、完全にルヴァンカップで化けましたね。もちろん今までもアルビだけではなくて、年代別代表にも招集されて活躍もしてきたけど、ルヴァンカップ決勝の大舞台で大ブレイクですよ。本人にとっても何かが吹っ切れて、大きな自信になったんじゃないかな?

大舞台で間違いなく一皮むけた小見くんが、リーグ戦の残り3試合でも大活躍してゴールを量産してくれるんじゃないかな?って、ボクはワクワクしています。頑張れ!小見くん!

 

コメント (2)
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