ルヴァンカップの決勝の日以来、さまざまな場面で顔を合わせる人から、「八百政さん、国立に行ってきたんでしょ?」「すごい試合だったね!」「TVで見てたけど感動したよ!」って多くの声をかけられました。それこそ、1日に何度もね。普段は「アルビ?興味ないし!」みたいな雰囲気を発している人ですら、「いやぁ〜!惜しかったねぇ!」「あの選手は(長倉のこと)、悪くないよ」なんて言ってくれるんですよ。新潟県民はみんな潜在的に深い郷土愛(アイシテルニイガタ)をもっているんだということを再認識しました。そして長倉は、間違いなく知名度と男を上げましたね。ずっと新潟にいなさい!
あらためてルヴァン決勝・名古屋戦のスタッツを見ました。いや、「重要なのはスタッツのデータじゃない」ってことは十分承知していますが、この数字、素晴らしいじゃないですか。
「ボール保持率62%」は名古屋を圧倒し、「シュート数24」と「枠内シュート数11」はいずれも名古屋の倍以上、「パス成功数594」なんて名古屋の2.3倍ですよ。まさに「新潟スタイルである『パスサッカー』を貫き通して名古屋を圧倒した」ってことですよ。MVPを受賞したのが名古屋のGK・ランゲラックだったことも、「ゲーム全体を通して新潟の攻撃が名古屋ゴールに襲いかかった」ということの証でしょうね。
もちろんPK戦の結果とはいえ新潟が負けたの事実ですし、名古屋の優勝は立派だったと思います。でも、アルビのあの戦いぶりが多くの人の心を動かし、感動を与えたのは紛れもない事実です。名古屋サポを含む多くのサッカーファンが、SNSでアルビのサッカーやアルビサポーターの応援を絶賛してくれるのも、ボクらにとってとても誇らしいことです。ゲーム後の選手たちや監督の姿やコメント、翌日の「サンクスフェスタ」での粋な演出なども、ホントに素晴らしかったです。ますますアルビが大好きになりました。
そして自分たちも、あの瞬間にあの場所にいて、心を1つにして声援を送り選手と一緒に闘うことができたことを、誇りに思っています。皆さん、本当にありがとうございました!