パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

韓国語が読みたい症候群 その4 知恵も生かす!

2009年12月16日 | ヒッポファミリークラブ

アンニョンハセヨ(韓国語の挨拶)

本日は例の・・・

韓国語がどうやって読めるようになったか?という話の第4弾!

 前の記事はこっち (→その1) (→その2) (→その3) 

 

今回は、お手製の体力勝負「韓国語カルタ」から離れてみましょう。。。

ヒッポ仲間のエメラのお家でのお話です。

エメラが、おもむろに出してくれたお菓子。

大きさでいうと・・・電話帳2冊ぶんはゆうにありそうな

どでかい チョコレート菓子の箱でした。

去年、韓国からホームステイでエメラ宅にやってきた家族が

クリスマスに送ってくれたのだとか。

「義理堅いね~~^^!」と、エメラはその”心づかい”に感動していました。

が私は、その話そっちのけ。

箱に書いてある韓国文字に目が釘付けです^^;。。。

(うっっっっ・・・読みたい症候群の発作が・・・な感じです。)

 

お菓子は、日本でもよく見かける、あのお菓子。

大きな真っ赤な箱で、中身は1個ずつ個別パック。

外はチョコでコーテイングされていて、中がマシュロマロ・・・って、あれです。

 

「쵸코」・・・じっと見ていると・・・と読めてきました

まずはコレは”チョコ”という字!

その後の「파이」。。。コレが解らない!@@!

「이」は「い」。コレはOK。

でも・・・その前の文字「파」が、私の知っている書体ではなかったのです。

まだ完全に理解、まではいってない私。

今の私には、楷書的なものしか解りません。

ちょっと崩すと読めないみたいです^^;。。。

 

が、それでも・・・。

すっかり私は ”読める人” ”知っている大人” になっていたのです。

エメラは 「しょせんうちは読めんしな~。。。」

と、大阪弁で開き直っていました。

エメラは ”読めない人” ”知らない子供” の立場なんですね。

 

しかし、そこが”知らない子供”の強さ!

エメラは、想像力全開で考えてました。

「チョコ ○ イ」 この○のとこ、一文字が解らない。。。

「これはまだ習ってないからね~^^;。」みたいに考えることをやめた私。

その前でエメラがいきなり叫びました!

 だよ。これ、パイだよ。チョコパイだよ~!」

大発見です!^^!

 

「そうだ!チョコパイだよ~!」と喜ぶ2人

まるで・・・、

ヘレンケラーが手に水を浴びて「ウ・ウ・ウォ~、ウオーター!!!」と、

初めて物には名前があることを発見した時のよう。

あの伝記に出てくるような感動の喜びが、沸いてきました。

 

そんなことをやっている2人の前では、

美味しそうにチョコパイを頬張っている双子の幼稚園児。

何を今更???って感じで冷静に見てましたけどね・・・

 

やっぱり、自分で見つけるのって面白いですね。

エメラ曰く・・・、

「うちは解らんから、何か手がかりがないか?と文字じゃなくて、

             パッケージを見て考えたんよ~~~v^^v。」とのこと。

知識に頼らず、知恵を生かすことも大事だね、って感じた一瞬でした。。。

ではまた~~~~