パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

韓国語が読みたい症候群 その2 その謎に迫る!

2009年12月01日 | ヒッポファミリークラブ

前回(→その1に引き続き

    韓国の文字がどう読めていくか、その謎を解明します!

 

そうなんです

ほとんど遊び、いや、まさに遊びの漢字カルタです。

(韓国文字が書いてある紙(A4大)を見て、

              走って絵(A2大)を取りに行く!)

 

毎週やっていると、大人と子供の違いが、はっきり現れてきます。

韓国語はローマ字方式。

大人は相変わらず、子音を思い出し、母音を思い出し・・・。

それを組み合わせて「アイウエオ」から拾い出していきます。

つまり、文字の形から自分の記憶を呼び出していくのです。

例えば・・・「フH」。

まず左は子音「フ」はカ行次に右は母音「H」は・・・。。。

順番に考えて・・・やっと「フH」は「ケ」と辿り着きます。

でも、これでやっと一文字ですからね。

言葉にするには、あと2つ・3つ・4つ読まないといけません

今回の場合は「ケグリ・개구리」。

日本語では「カエル」の意味ですが、

その「カエル」に辿り着くまでに「帰りたくなる~!」って、

親父ギャグでも言いたくなるのが大人。。。

 

ですが子供の場合の「解りかた」は・・・!、

その日、瞬時に答えた驚異の、いや、普通の小学生に聞くと・・・。

「だって、ケグリの紙は破けてるから~^^v」

なんじゃそりゃ??? 

大人の目は、なんとしても読もうと字に目が行きます。

遊びがないというか、とにかく必死なのです。

でも子供は「別にテストじゃないし~、遊びだし~。」と、

必死さがありません。

そこに遊び(=余裕)があるのです。

 

「韓国語が読めるようになる謎」

種あかしは簡単でした。

前の週「カエル」は大変人気がありました。

なので、紙が取り合いになって、破けてセロテープを張ったのでした

種を明かせばなーんだって感じですが、そこに秘密が。

 

パターン認識なんです

今回は「紙が破けてた」の偶然ですが、

子供の「解りかた」を聞くと・・・。

例えば○が沢山登場する「ふくろう・ポアンギ」は、

○がふくろうの目みたいでしょう~?とか、

「サンドイッチ・샌드위치・センドゥウィッチ」は、

字がサンドイッチみたいだから???とか。。。

 

形が先なんですね。

日本語だと「薔薇」とか「麒麟」とかは書けない人も読める、

そんな感じですかね。

で、その次に同じを見つけます。。。

これまたすごい秘訣が・・・。

でも長くなるので、次回にでも。お楽しみに~

 

고마워요 コマウォヨー(韓国語のありがとう)。 

 



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2 コメント

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Unknown (ちゃぎ)
2009-12-03 22:26:33
pakkyさん、こんばんわ~^
子供の覚え方って興味があります・・・
言語に関してはね。 特に。
私も韓国語は耳から入ったんですけど・・・
やはり語学って行けば行くほどゴールが遠くに見えますね。
サンドイッチ・・・形が・・似ているから・ 大人はここで肩透かしです。 彼らはアメリカ英語をそのまま直している・・・と言っています。外来語の母国語への転換。 これも面白いです。
「チャギ」覚えてくれてありがとう。
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蓮華寺 (pakky)
2009-12-05 14:08:55
ちゃぎさんの
彼らはアメリカの英語をそのまま・・・・と言う話わかる。
以前韓国の友達が蓮花寺 レンゲジっていうから、どこのお寺に行ったのかなと思って聞いてたら、な、、なな、 なんと
language  ランゲージでした。
韓国英語だよね。
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