風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

あけましておめでとうございます

2006-01-02 23:38:34 | Weblog
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
みんなどんなお正月を過ごしているのかな。

どこから書き始めようか?ここ数日間感謝したことなど。

大晦日・・・主人と2人でK市まで買い物に行く。Mデパートで主人がトイレに行っている間私は近くで待っていたのだが、近くの売り場にかわいらしい小物がおいてあったので思わずその場を離れてしまった。ふと見ると主人が私を探している姿が見えた。その困った様子に「なんでそんな顔してるの?」と聞くと私がどこかに失踪したのではないかと思ったという。

そんな大げさなと思ったのだが、主人は私がとても不安定だった時を知っている。いまはすっかりよくなったが、昨年の夏ごろから精神的にも、身体的にも不安定だった。ちょうどそんな時大学の時の友達から飲み会のお誘いがあったらしいのだがわたしがそんな具合だったので断ったのだという事をつい最近知った。

今でもそんな心配をしてくれるのかと思ったらなんだか急に主人が気の毒になったが、そういう主人がうれしく、ありがたく思った。


元旦・・・元旦礼拝に行く。元旦から教会で家族そろって礼拝がささげられるなんて本当に恵みだと思う。その後、私の実家で新年を祝う。家に帰ってから、肩が気持ち悪くなるくらいこり固まっている。すると長男が何も言わず肩をもんでくれる。そこら辺で横になっていると今度は次男が毛布をかけてくれる。いつも私に怒られてばかりなのにいい息子達だなぁーと思う。


2日・・・久しぶりに映画を見に行く。実は私、映画館が恐怖の館だ。というのも私にはパニック障害がある。

壁に囲まれた空間や逃げられない状況では発作が起こる。その発作とは動悸が激しくなり、窒息して死んでしまうのではないかと思うほど息苦しく、頭のてっぺんからすべての血が下に下りてくる感じがする。もうこうなったら、体が動かなくなりぐったりしてしまう。この間10分くらいでピークにたっする。今まで発作の起きた場所は、レストラン、電車の中、医療機関、一番ひどかったのが映画館でのことだった。

だから映画館は避けていたのだ。しかしこのところ薬なしでも日常生活がおくれているのと、映画くらい家族で見たいという要望にこたえて行くことにしたのである。

やはり、映画館は怖い。一度発作を起こしたところでは、またなるのではないかという恐怖感が伴う。映画の予告編などのコマーシャルが流れている間にもう息苦しさを感じてしまった。あまり薬は使いたくないが発作がおきてからではおそいので発作が心配される時の薬を飲んだ。そのせいか映画上映中はリラックスでき、発作はおきなかった。良かった・・・。発作はその次の発作につながっていくのでここで発作がおきないことは私にとって重要なことなのだ。。

その代わり、薬は強いので映画が終わって帰りにはふらふら状態。家に帰ったら爆睡。

当たり前だと思っていたことがうまくいかなくなってはじめて与えられた恵みだと気づく時がある。神様、感謝します。