長男の高校の親の会で「いいところ応援計画」という講演会がひらかれた。講師は所沢教育委員会の阿部利彦先生。以前地域の親の会がNPO法人としてスタートする時、記念講演として阿部先生がきてくださったのだが、残念ながらその時聴講することができなかった。とにかく各セミナーで大評判の先生という事で今回は絶対見逃したくないという思いから、電車は怖いけど・・・行ってきた。
講演内容は所沢・軽度発達障碍児を支援する会「よつばくらぶ」さんに詳しく書かれているのでご参照ください。
いいところ応援計画
講演の中で子供のいいところを探すところがあるのだが、それが人よりも優れているところではなくていろいろな良いところ、それを探すために「心のストライクゾーンを少し広げる」つまり、固定概念(もう中学生なのにとか。。。できて当たり前なのにとか。。)を変えていくというところがよかった。
たとえば、「朝ごはんを毎朝たべる。」でもいいのだ。
「明日の準備をたまにしかしない。」のであれば「明日の準備をたまにすることがある」と肯定的にするわけである。こうしてどんな小さな事も徹底的に良いところとして肯定化するのだ。
また、学校などでの彼らの問題行動、課題の多くが環境との相性が悪さから来ているものなので、「悪者探し、原因探しをするより対処法探しを」というのはうなずける。
そして、いいところをふやし、他者に貢献する喜びをおしえ、適切に援助を求める能力をそだて、苦手な人とでも過ごせる能力を育て子供達を導いていくのである。
また、しかる時のかかわり方も考えさせられた。
*より適切な行動へ導くためであって凝らしめるためにしからない。
*一部の行動で全人格を決め付けない。
*しかる時はメリハリをつけ強く短く、プライドをきずつけない。
*子供にとって大切な存在でなければ(信頼関係ができてなければ)、しかっても効果はない。
気をつけているようでも出された例などで実はやっているところもあった・・・。長男いわく「お母さんの説教は長すぎる!」だからね。。。
最後に、親にゆとりがない場合、子供のいいところ探しもできない。そこで「子供をほめ、認め、支えるために、母親休業日などを設けてリフレッシュするのもよし、大人が人生を楽しむモデルになる。」と付け加えてくださった。
阿部先生のお話はユーモアたっぷりでとても楽しく勉強になった。その後のパーティで阿部先生とお話しする時間があったのだが、やはり私達の地域ではまだ発達障碍の子供たちを支援するに体制には至ってないらしい。それもそのはず、現に親の間では特別支援の欠落地域とまでいわれているのだから。でも隣町に阿部先生のような方がいらっしゃるのなら、こちらの地域にもいい影響が出てくるかな・・・。
今日は電車の中でもなんともなかったし、行って良かったと思える講演会だった。
講演内容は所沢・軽度発達障碍児を支援する会「よつばくらぶ」さんに詳しく書かれているのでご参照ください。
いいところ応援計画
講演の中で子供のいいところを探すところがあるのだが、それが人よりも優れているところではなくていろいろな良いところ、それを探すために「心のストライクゾーンを少し広げる」つまり、固定概念(もう中学生なのにとか。。。できて当たり前なのにとか。。)を変えていくというところがよかった。
たとえば、「朝ごはんを毎朝たべる。」でもいいのだ。
「明日の準備をたまにしかしない。」のであれば「明日の準備をたまにすることがある」と肯定的にするわけである。こうしてどんな小さな事も徹底的に良いところとして肯定化するのだ。
また、学校などでの彼らの問題行動、課題の多くが環境との相性が悪さから来ているものなので、「悪者探し、原因探しをするより対処法探しを」というのはうなずける。
そして、いいところをふやし、他者に貢献する喜びをおしえ、適切に援助を求める能力をそだて、苦手な人とでも過ごせる能力を育て子供達を導いていくのである。
また、しかる時のかかわり方も考えさせられた。
*より適切な行動へ導くためであって凝らしめるためにしからない。
*一部の行動で全人格を決め付けない。
*しかる時はメリハリをつけ強く短く、プライドをきずつけない。
*子供にとって大切な存在でなければ(信頼関係ができてなければ)、しかっても効果はない。
気をつけているようでも出された例などで実はやっているところもあった・・・。長男いわく「お母さんの説教は長すぎる!」だからね。。。
最後に、親にゆとりがない場合、子供のいいところ探しもできない。そこで「子供をほめ、認め、支えるために、母親休業日などを設けてリフレッシュするのもよし、大人が人生を楽しむモデルになる。」と付け加えてくださった。
阿部先生のお話はユーモアたっぷりでとても楽しく勉強になった。その後のパーティで阿部先生とお話しする時間があったのだが、やはり私達の地域ではまだ発達障碍の子供たちを支援するに体制には至ってないらしい。それもそのはず、現に親の間では特別支援の欠落地域とまでいわれているのだから。でも隣町に阿部先生のような方がいらっしゃるのなら、こちらの地域にもいい影響が出てくるかな・・・。
今日は電車の中でもなんともなかったし、行って良かったと思える講演会だった。