風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

七夕コンサート

2006-08-07 22:02:29 | 音楽
今日は隣のF市の交流センターで七夕コンサート。(この辺の七夕は旧暦をつかっているらしい)。

実は2週間前このコンサートに出演予定だったグループの一つがキャンセルになったためピンチヒッターとして私達の音楽ボランティアグループに急遽出演依頼が来たのだった。

このところ音楽ボランティア活動は年に1度の地域コンサートくらい。パートナーだったピアニストとの音楽の方向性の違いやお互いが忙しかったので最近はこうした子供向けコンサートや老人ホームでのコンサートの呼びかけもしていなかった。またそういった演奏依頼もこなかったので今回は久しぶりの子供コンサートとなった。

私の受け持ちは3曲ほど。小学生でも知っているような星にちなんだ曲といえば・・・。

星に願いを」(ディズニーから)、「星の世界」(小学唱歌または讃美歌「いつくしみぶかき」)、これはこじつけだけど、白鳥座にひっかけて「白鳥」(サン・サーンス作曲)

子供と聞いていたので私も他の人も小学生をイメージしていたのだが・・・・ほとんどが幼稚園の年小、年中、年長のおちびさん達がいっぱい!このくらいの子供達だからおしゃべりは仕方がないけど動き回る事もなくみんなお利口さん。

みんな演奏を聴くというよりは参加したいのね。パートナーが私のフルートを指差し、「みんなこの楽器しってる?」というと子供達はくちぐちに「しってる!」と叫ぶ。「短冊にどんなお願い書いたの?」「OOレンジャーになりたい!」と口々に叫ぶのだ。みんな自分のことを知ってもらいたくて、話したくて仕方がないといった感じだった。

こんなかんじなので私も今日は楽しんで演奏する事ができた。この頃の演奏不調に場数を踏むためにもこういう形で演奏の場が与えられたのは感謝だ。しかも話をくれた人は以前から私達の音楽ボランティアを支えてくれる地域コンサートでお世話になった人で、今年になってからこの交流センター勤務になっていたのだった。当初出演予定のグループがキャンセルになった時私達を思い出してくれたのはうれしい限り。人との関わりは不思議なものだなと思う。

コンサートが終わってほっとした。交流センターのおばちゃんが作ってくれた手作りのお饅頭をみんなでいただいた。素朴な味がしてとってもおいしいかった。

久しぶりの音楽ボランティア楽しかったな!