風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

天から授かった特別な子ども

2006-08-10 14:44:07 | 発達障害・アスペルガー症候群
という詩があるのをご存知だろうか。

作者のエドナ・マッシミラの3女には生まれつきの障碍がある。3女のルースを施設に入れようと車を走らせていた時、たまたまラジオでかつてのクラスメート声が流れてきたという。彼も障碍者であり、ラジオでは、幼い頃のエピソードをかたっていた。彼は障碍のある子はどんな時に生まれてくるのかと母親に聞いたのだそうだ。

すると母親は「神様とその相談役の方々が話し合って、その子の送り先を決めるのよ・・・愛してくれる家族はどこにいるだろうかってね。つまり、うちの家族は選ばれたのよ。」

その時エドナ・マッシミラは3女のルースは目的があって自分達に授けられたのだと悟り、家に引き返したという。この詩はこの日の夜につくったものだ。


「天から授かった特別な子ども」


はるかかなたの空の上で、会議が開かれた

「次の子どもを送り出す時がきました。」

天上の神に天使達が言う

「この特別な子どもには、たっぷりの愛情が必要です

 成長はとても遅いかもしれません

 できないこともあるかもしれません

 ですから下界でこの子が出会う人々は

 余分に手をかける必要が生じるでしょう

 この子は走ることも、笑うことも、遊ぶこともないかもしれません

 何を考えているかわからないように見えるかもしれません

 なじめない事がたくさん出てくるでしょう
  
 この子は障碍児と呼ばれることになるのです

 ですから送り先には十分注意しなければなりません

 この子の人生を満ち足りたものにしてやりたいのです

 主よ、お願いです、あなたに変わってこの特別な任務を
 
 きちんと果たす親をみつけてください

 彼らは自らに託された大事な役目に

 すぐには気づかないかもしれません

 でも、主によって送られるこの子どもがいれば

 信仰はより強く、愛情はより豊かになるでしょう

 そして、この天の賜物のめんどうをみるうちに

 与えられた栄誉にきづくはずです

 彼らにゆだねられる、おとなしい子は

 天から授けられた特別な子どもなのです」

 


この詩をはじめて知った時、涙がでてしまった。 

私はこの特別な任務をきちんと果たしているのかな?