風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

いつもイイヤツでいられない

2009-09-06 23:55:53 | Weblog
疲れているとろくなことがない。

昨日は気分は晴れやかでとても穏やかだったのに。
今日は一転してしまった。それも自分の一言で。

あるミーティングで直面した。人の意見の食い違い、ちょっとした言葉尻からの誤解。説明することのむずかしさ。

こんなことから心にたまりにたまっていた毒がある引き金で一挙に噴き出すことってないだろうか。

私の場合は急にぶつかってきた自転車乗り爺さんだった。
痛む左腕を抑えつつ振り向くとあちらもなんだか恨みがましい目でこちらを見てる。こういうときトラブル回避っていうか文句なんか聞きたくないっていう思いから「大丈夫ですか?」なんて思わず言ってしまった。ぶつかってきたのはあっちなのにこちらがわるいみたい。

そう言ってからなんだか腹が立ってきた。
偽善者ぶってる自分にも、被害者面しているその爺さんにも。
その場を過ぎながらも心の中に暗雲が立ち込め、とうとう毒を吐いてしまった。
「あんな奴死ねばいいのに!」ああ、悪魔のごとき一言。

その直後背中を思いっきりひっぱたかれた。
みれば主人の厳しい目。「なんてこと言うんだ!」
主人には毒吐き女の私がたまらなく嫌だったんだろう。

私は私でそんなことを言っても許してくれると言う甘えがあったのかも。平静を装うとしているのに涙がとまらなくなってしまった。買い物を放棄し家に帰った。次男は帰ってきた私を見て気を使う。その後帰ってきた主人と言い合い。主人が悪くないのは分かっているのはわかるけど叩かれたことはショックだった。次男はあくまで私をかばってくれる。「お母さんは心の病気なんだよ。」と諭すように主人に言うのだ。子供に気を遣わせるなんて、なんてだめな母親なんだろうと思う。この子がおかしくなってしまったら私のせいだ。そんなことを考えながらも気持ちが抑えられなくなってしまった。ティッシュボックスを破り主人のCDに八つ当たりひどいヒステリー状態。次男の「おかしくなりそうだ」という声を聞いて例の頓服薬を飲んだ。

効果はすぐにやってくる。しばらく眠った。

目が覚めて、自己嫌悪の嵐である。
情けないやら、自分が憎くなるやら、さびしいやら。。。

できればいつもにこにこと穏やかにと思う。でもできない。だから祈る。

心の乱れた、また涙が出ているときマイミクさんからメールがとどいた。
いつも私がダウンしているとき必励ますようにとどいているのだ。
本当にうれしかった。

主は私の心の状態をよくわかっているんだな。感謝なことである。


だから私はまた祈る。感謝しつつ。
「主よ、こんな私でごめんなさい。どんな人も愛する心を私に下さい。」