おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

フォルマシオンミュジカルってなに?③

2018年09月07日 | フォルマシオン・ミュジカル
F.M.の内容とは関係ありませんが面白いものがあるので今回はそれをご紹介します。



これは「L’ouverture à la musique vol.1(Editions Lemoine)」というテキストにあるページです。

このページは1拍目にアクセントをつける練習と4分音符、4分休符を覚えること、

それから同じテンポを保つことを身に付けるためにあると思われますが(CDの音楽と一緒に行います)、

今回はその話ではなく・・・

その上をご覧下さい。


「そ」?

生徒さんは皆さん不思議そうに、「そ?」と言います。

外国のテキストなのに突然の日本語。

丁寧に書き順まで・・・知ってるよ・・


お気付きですね。

「4分休符」です!


日本では下から書くのが一般的だと思いますが世界共通ではなかったのですね。

こんな発見もあるF.M.です。

では、また。(=^・^=)

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フォルマシオンミュジカルってなに?②

2018年09月07日 | フォルマシオン・ミュジカル
楽しみながら音楽の基礎になる力を付けてしまうF.M.

音符がスラスラ読めたり(読譜)
リズムがバッチリわかったり(リズム)
耳コピできたり(聴音)
初めて見る曲でも歌えたり、弾けたり(新曲視唱、初見)

こんな力、できればほしいですよね。ひとつでもほしい!ですよね。

昔からこのような力を付ける基礎訓練はソルフェージュと言われて行われてきました。

しかし、
きれい!とか、感動する!という課題に出会うことは滅多にありません・・
そして多くの場合、それはピアノを使って行われます。

そこがF.M.は違うのです!

ルネサンス期から現代までの約500年もの間に作られた器楽曲、声楽曲、室内楽曲、
オーケストラ作品などをそのまま課題に使って、「音楽の基礎力」なるものを付けて行くのです。
大作曲家たちが「音楽の基礎力」を付ける手伝いをしてくれるわけです。

クラシック音楽だけではなく、民謡やジャズまであります。yay!



この写真は「La dictée en musique(Editions Lemoine)」(音楽の聴き取り)という聴音のテキストです。

聴き取るところだけの音が聞こえるのではなく、音楽作品としてそのまま演奏されています。(CDを使います)
その中から必要な音を聴き取るのです。
これがF.M.の特徴です。

では、また。(=^・^=)
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