おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

エリザベートコンクール2021 ファイナル スタート

2021年05月25日 | コンサート情報
エリザベートコンクールのファイナルが遂に始まりました。

課題曲がどんな曲か楽しみにしておりました。
ピアノもオーケストラも高い音が多く、湿度の高い森の中で鳥たちがさえずっている感じの曲でした。細かい音が多い。
D’un jardin féérique 妖精の庭からという曲です。

譜めくりが怖い··
2度もピアニストに、まだここ、と譜面を手でトントンされ、楽譜が落ちそうになり··

怖い··

しかし、ピアニストは何があっても冷静に弾き続けていました。

流石です。

あ~、怖かった。
ユジャ·ワンだったら思いっきり睨んでたな··


もう1曲はチャイコフスキーのコンチェルトNo.1

テンポがオケと合っていなさそうで弾きにくいのでは?と思いました。オケが踏みしめるようなテンポで演奏し、ピアニストが前に行きたがっているのに止めている感じがしました。ピアニストは合わせていましたが··

ロシア音楽をよく知っているロシア人ピアニストが、他の国の指揮者やオーケストラと合わせる難しさ。必ずしも得意な曲を選曲したからといって··

ロシアのオーケストラを聴く機会が増えたので、土っぽさや、たっぷりとした歌いっぷりをオーケストラに期待してしまい、そうか、違うんだと思いました。パッション不足。

こういう対応力も見られているのだろうとは思います。
複雑な心境です。

ヴィタリー·スタリコフさん、頑張りました。

明日は、いよいよ阪田知樹さんです。
コメント
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