おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

N響定期 ストラヴィンスキー

2022年02月12日 | コンサート情報

今年最初のコンサートは、N響定期。

指揮者が鈴木雅明さんに代わったので聴きに行きました。

雅明さんは、バッハ・コレギウム・ジャパンの設立者です。

当然のことながら、オルガニスト、チェンバリストでもあります。
BCJの方は、最近は息子の優人さんにお任せされることも多くなってきた分、他のオーケストラの指揮をされることが増えてきた気がします。

雅明さんのオルガン演奏が、濃厚で立体的で構築性があると感じていたので、ストラヴィンスキーをどう指揮されるのか興味があり、聴きに行きました。

曲目は、
プルチネッラとペトルーシュカ

プルチネッラは、ペルゴレージの作品をストラヴィンスキーが頼まれて編曲したもの。

元がバロック音楽なので、鈴木さんのお得意分野。
キリリと引き締まり、立体的で音楽が次々と飛び出る感じ。ストラヴィンスキーのスパイスも効いていて楽しめました。

この曲は初めて聴きましたが、また聴きたい曲です。
バロック好きなので、踊れもしないのに踊りたくなりました。

N響って、やっぱり上手い。


ペトルーシュカはオーケストラでまともに聴いたのは
これが初めてだと思います。

情景が鮮やかに描き出されていました。

管楽器が核を成している曲なんだ、と思って聴いていました。
物語が見えてくるようで、バレエも観たいと思いながら聴きました。

弦楽器が主体ではないせいか、
管楽器はそれだけで個性があるので、まとまりを持たせるのが難しいとも思いました。

ピアノ版しか聴いていない身なので、
数十人のパワーに感覚的に付いていけてない所があったかもしれません。


テレビカメラが入っていたので、
その内、放送されると思います。

休憩なしで19時半開演。
カーテンコールが終わって時計を見たら、
20時50分。

80分位のコンサートでした。

休憩なしで、短めに行うのも良いものだ、と思いました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする