イリーナ先生の動画で本番前のレッスンは、緊張感があると思いながら拝見しました。
20回に亘るイリーナ先生の有料講座の最後で、本番前や当日にする事を挙げられていました。
本番当日はどのくらい前に食事を終えておくとか、会場に何分前までに入るとか、靴のヒールは何センチが良いとか。
その中で、暗譜をどのくらい前までにするかというお話しがありました。
年中までは2~3週間前
それ以上は1~2ヶ月前
私自身は、以前は本番1ヶ月前までには暗譜は終えておくようにしておりました。
今はもっと前までに終えないと怖くて弾けないので、準備は年単位になっています。
若い生徒さんたちは1ヶ月前でも怖いということはないので、遅くとも1ヶ月前までに暗譜と考えておりますが、イリーナ先生は全体にもっと早い印象で驚きました。
私の生徒は、1ヶ月前を目安にしているものの、実際は2~3週間前というのが現実です。
暗譜は確かなものにする方法がいくつかあるので、それを習得するためにも早めに譜読みを終え、技術的な問題を解決しておく必要があると思います。
それをしたいのに、譜読みに時間がかかったり、技術的な問題がずっと解決出来なかったりすると暗譜に時間を割けなくなります。
結局、自然に手が覚えたものが暗譜だと思ったまま終え、発表会が終わると弾けなくなる··
しかし、生徒の鑑のような人も中にはいて、発表会が終わっても自分で時々弾いているようで、3か月後、半年後、一年後でも、まだ覚えてると言って聞かせてくれる生徒さんも僅かにいます。
偉いなぁ。
学年が上がってくると、頭で覚えることをしないと緊張で歯車が狂うと大変なことになります。
できればその様なことにはなってほしくないです。
いつまでに暗譜を終える、と逆算して練習を進められるようになってくれると良いのですが、これがわからなくてたいへんです。
逆算は経験からくるものなので、発表会前の先生だけピリピリして本人は呑気という光景はよくあると思います。
学校の試験でもギリギリにならないと勉強する気が起きないという生徒さんがいます。
そのような人はピアノも同じでギリギリです。
そういう人は、勉強を始める時にまず机の上を片付けてと考え、すると、この日は片付ける時間がないから今日はできないになるそうです。
よゆ~
人間はいつからやるとか、これが終わったらやると考えると、結局やらないものです。思った時にさっさと始めることです。
掃除も片付けもさっさとやる。
はい、さっさとやります