おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

フォルマシオンミュジカルってなに?①

2018年09月06日 | フォルマシオン・ミュジカル
稼働している楽器店に投稿したフォルマシオン・ミュジカルの記事が見つけにくくなってしまいましたので、こちらのブログに転載致します。

               

さて、唐突ですが「フォルマシオン・ミュジカル」という言葉をお聞きになった事はありますか?

あー、フォルマシオン・・・何でしたっけ?

よく言われます・・

一度聞いただけではとても覚えられない長い名称です。
この謎の言葉、実はフランス語です。

「 Formation musical 」 と書きます。

直訳すると「音楽トレーニング」です。

おっ、難しそう。

いえいえ、音楽の基礎になる力を楽しみながら身に付けてしまうという画期的カリキュラムです。

フランスでは約40年前から行われているというフォルマシオン・ミュジカル。
略してF.M.をいまだにフランスを訪れたことのない私ではありますが、皆様にご紹介させていただきたいと思っております。

では、また。(=^・^=)

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第8回 チャリティーピアノコンサート終了

2018年09月02日 | コンサート情報
2003年より開始いたしましたドイツ国際平和村の子供たちを支援するチャリティーコンサートの8回目を2018年9月1日に開催いたしました。

近年では忘れ去られた頃にやっと開催出来ているコンサートですが、それでも遠くからお友達を誘ってご来場くださるお客様には感謝しかございません。


今回は、連弾、ソロ、コンチェルト(2台ピアノ)で多様なピアノの演奏スタイルを聴いていただきました。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、平和村について少しご紹介いたします。

平和村では、紛争などで傷つき、母国で治療することが困難な子どもたちや病気を背負った子どもたちに、ヨーロッパで進んだ医療を提供しています。

主にドイツにある病院が、子どもたちの治療を無償で行っています。
全ての治療が終わり、家族の元へ戻るまでに、短い子どもで半年、長い子どもでは2、3年かかるそうです。
オーバーハウゼン市にある平和村の施設には、平均して9カ国から来た子どもたちが常時150人ほどいます。

ドイツ国際平和村で受け入れることのできる子どもたちには、4つの条件があります。

1、母国ではその子どもに必要な治療ができないこと
2、ヨーロッパでの治療で治る見込みがあること
3、治療後、子どもたちの帰国が家族や国によって保証されていること
4、家庭が困窮していること


私が支援を始めた頃はアフリカの子供たちが多かったのですが、ここ2~3年はアフガニスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギスなどアジアの国々への支援が増えているように思います。

アジアの国をドイツの非営利団体が支援をしている。
私が情報を知らないだけかもしれませんが日本は何をしているのだろうと恥ずかしい気持ちになります。

平和村では単にドイツで治療リハビリするだけではなく自国で自立できるように、医療インフラを改善するプロジェクトも進めています。

病院、リハビリ施設の建設、基礎健康診療所の創設、結核センター設立などの他、近隣の国で治療が受けられるプロジェクトも国によっては進められているそうです。

以前、平和村のスタッフの方がメールで送って下さった言葉で忘れられない言葉があります。

「平和村の子どもたちは私たちの希望です。
 彼らがいつか世界を平和へと近づけてくれることを願っています。」
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