アマゾンわんわん日記 2018

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親の務め

2012年06月09日 | 人間

昨日、眼科で順番を待っているときに、同僚から電話が入りました。
昨年まで一緒に働いていた方、元同僚の、元ご主人様が交通事故でお亡くなりになったとのこと。
彼女は、私と一緒に働き始めた時には、もう離婚していました。
元同僚の娘さんは、ラサール校時代の娘の同級生。
別れてしまった元同僚と元ご主人様ですが、娘さんのお誕生日の時などには、「父と母」ということで、二人で仲良く並んでお客さまをお迎えしたり、接待をしたりしていました。
一昨年15歳のお誕生会で、お父さんとお母さんに挟まれて楽しそうにお祝いをしていた娘さん、うちの娘と同じ年で、お父さんを亡くしてしまったのですね。
娘さんと、その弟くんである息子さんを残してお亡くなりになった元ご主人様も心残りだったことでしょう。

その後、別の友人からお葬式の場所と埋葬の時間を知らせるメッセージが入りました。
私がその時にいた眼科は、葬儀が行われた場所からは遠くありません。
ブラジルは日本のように喪服だとか、お香典だとかあまり気にしないので、とりあえずそのまま行ってみることにしました。
(もちろん、それなりにきちんとした格好をしていることが当たり前ですし、お香典は後で届けることもありますが。)
が、道路は大渋滞。
しばらく走りましたが、途中であきらめました。

お葬式には行けなかったので、午後、墓地で行われた埋葬に夫と立ち会ってきました。
元同僚も、娘さんも、突然のことで本当に呆然としているようでした。
棺を閉じる瞬間、弟くんが手をぎゅっと握りしめて、顔をくしゃくしゃにして涙をこらえていました。
娘さんは私の顔を見るなり、涙をぼろぼろこぼして抱きついてきました。
いつも笑顔でパワーあふれる子なのに...
私も涙が止まりませんでした。

帰りの車の中で「人がなくなるときって、本当にあっという間なんだね。」って夫と話しました。
口うるさいと思われようが、うっとおしがられようが、元気でいるのが親の一番の務めなのだとしみじみ思いました。
コメント
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