アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
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ひろっちゃいました

2012年09月22日 | 生活
支払いのために、銀行に行きました。
窓口ではありません。
現在ブラジルは、銀行、郵便ともにストライキ中。
連邦大学のストが終わったと思ったら、次は銀行、郵便?
ついこの間、ストやっていなかった?

てなわけで、ATMで予約支払いです。
ATMも3つしか稼動していなかったわ。
スト中はATMの現金の補充は、警備会社が行うので、最小限にしているのでしょう。

さて、支払いの用事が終わったら、お金を下ろそうかな?
月曜日にはお掃除おばさんの支払いもあるしね。

と、今まで使っていたATMの機械ではおろせない。
現金が入っていない様子。
なので、ほかの機械へ。
カードを差し込もうと思ったら…
あれ?
これ、携帯電話?
カードの差込口の上に携帯電話が。

「だれかが、携帯電話を忘れてる。」と隣の機械を使っていたおじさんに言うと、「どれどれ?」と自分の用事を済ませたおじさんがやってきました。
「取りに来ないのかな?」
「警備員もいないしね。」
「困ったね。」
そう、お休みの日のATM、警備員もいないのよ。

「電話番号のリストを見て、近しい人に電話をしてみようか?」とおじさん。
私は新しいの機械の使い方がわからないので、おじさんにおまかせ。
おじさん、電話リストを見て、「おお、Namorada(恋人)っていうのがあるよ。この人にしよう!」
電話しました。

「もしもし、誰が話してるの?」
日本人には奇異に思われますが、ブラジルの電話のかけ方の常套句です。
「**です。」
「**さん。この電話の持ち主を知っていますか。」
「はい。」
「どんな関係の人ですか?」

…おじさん…それって、不審電話に思われませんか?
案の定、ぷつっ!って切られちゃった!
おじさん、「きられちゃったよ!失礼だなー」って言ってるけど、おじさん、あなたの電話のかけ方もとっても怪しいです。
「どうしようか?」
「じゃあ、僕が持ってるよ。本人からかかってくるかもしれないし。」

なんて話していると、息せき切って駆け込んできた青年。
「あっ、電話の持ち主?!」
おじさんと声を合わせて言っちゃいました。

持ち主さんは、おじさんと私にお礼を言って握手をして、そそくさと出て行きました。
よかったね。

その後、自分の車に戻った私とおじさん。
隣同士に駐車した車の中で、真っ先に自分の携帯電話があるかどうか点検していました。
ふふふ。
コメント
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