本日、191回目の独立記念日。
ブラジル発見から513年ですから、まだ発見されてから半分の年月も独立した国家として存在していないわけですね。
テレビでブラジリアのパレードを見ていたら、歴史家がそんな話をしていて、「そうか~」ってへんに感心してしまった。
ペケママは朝からテレビでパレード見物。
昨年こそ、マナウスでは暑さを避けるために、パレードが夕方から行われましたが、それまでは毎年午前中、ブラジリアとほぼ同じ時間帯だったので、娘を学校に送っていったり、迎えに行ったりで、まともにパレードを最初から最後まで見たことはありませんでした。
今年はのんびり、見るぞ!
ブラジリア時間午前9時過ぎ、ジルマさんがパレードの開始宣言をして、パレード開始!
彼女は確か、昨日までロシアでオバマ大統領の隣で、苦虫噛み潰したみたいな顔して座っていたはずなのに、もうご帰国なのね。
独立記念日に大統領がいないことは考えられないのは確かだけれど、それにしてもご苦労様なことです。
今年は、抗議行動の影響で、各地ともパレードは短め。
ブラジリアもあっという間に終わっちゃった。
で、リオにカメラが回ったとたんに、びっくり!
抗議行動の一派がパレード会場に乱入し、観客が逃げ惑う騒ぎが発生。
警備側は、催涙ガスなどを使用したため、会場は大混乱。
催涙ガスを浴び、顔を覆う親子連れ。
* * * * * * * * * * * *
リオのパレード会場は、ゼッツリオ・バルガス通り。
鉄道の駅も、地下鉄の駅も、バスのターミナルもあるリオのセントロ中のセントロ。
パレードを観るために、リオ中から人が集まります。
特に、男の子達は、戦車や装甲車、飛行機などを見るのに、夢中!
ブラジルは、男子は「セルビッソ ミリタール」と言って、いわゆる「徴兵」もありますからね。
軍の良い「プロパガンダ(宣伝)」の場ともいえます。
男の子達、なかなか良い笑顔!
抗議行動一派の乱入で、様子は一変しました。
逃げ惑う父子。
お父さんの表情に胸が痛みます。
この子は、来年、また、パレードを楽しみにしてくれるかな?
大人として、そんなことが心配になります。
昔、私がリオにいた13,4年前、何度かパレードがフラメンゴ海岸沿いで行われたことがありました。
我が家の目の前だったので、まだ小さかった娘を連れて見に行っていました。
目の前を通る、戦車や装甲車に驚いたり、軍に人たちの行進の様子に感心したり。
多分、子供さんをつれて見に行っている人たち、そんな様子を子供と楽しみたくて、ただそれだけで休みの日に朝から出かけていったんだろうな。
そんなささやかな楽しみを、奪って欲しくなかったな、って思います。
自分達の要求を通すためなら、他の人の楽しみを台無しにしてもいいのかなって。
今年の独立記念日は各地で抗議行動がおきました。
ほとんどがパレード終了後に、パレード会場で、もしくはその付近で行われたということですが、リオやクリチバのようにパレード中に混乱が起こったところもあるとか。
また、マッセイオでは、パレードそのものが、開始直前に中止になったとそうです。
マナウスは幸いサンバ会場で行われたため、そうした混乱はなかったようです。
「独立」、他の人や物に左右されない、確固とした意思を持ち自立しているという意味ですよね。
それは、日本語でもポルトガル語でも同じこと。
抗議行動を行う側にも理由があるのだと思いますが、多くの人で「つるんで」多勢に無勢で要求を通そうとするのはもう十分ではないでしょうか。
抗議行動を行う人たちにも「独立」という言葉の意味を、考えて欲しい。
ただお休みを楽しみたくて出かけてきた人たちの笑顔が、子供たちの泣き顔、大人達の心配顔になってしまうのは、たまらない気持ちがします。
ブラジル発見から513年ですから、まだ発見されてから半分の年月も独立した国家として存在していないわけですね。
テレビでブラジリアのパレードを見ていたら、歴史家がそんな話をしていて、「そうか~」ってへんに感心してしまった。
ペケママは朝からテレビでパレード見物。
昨年こそ、マナウスでは暑さを避けるために、パレードが夕方から行われましたが、それまでは毎年午前中、ブラジリアとほぼ同じ時間帯だったので、娘を学校に送っていったり、迎えに行ったりで、まともにパレードを最初から最後まで見たことはありませんでした。
今年はのんびり、見るぞ!
ブラジリア時間午前9時過ぎ、ジルマさんがパレードの開始宣言をして、パレード開始!
彼女は確か、昨日までロシアでオバマ大統領の隣で、苦虫噛み潰したみたいな顔して座っていたはずなのに、もうご帰国なのね。
独立記念日に大統領がいないことは考えられないのは確かだけれど、それにしてもご苦労様なことです。
今年は、抗議行動の影響で、各地ともパレードは短め。
ブラジリアもあっという間に終わっちゃった。
で、リオにカメラが回ったとたんに、びっくり!
抗議行動の一派がパレード会場に乱入し、観客が逃げ惑う騒ぎが発生。
警備側は、催涙ガスなどを使用したため、会場は大混乱。
催涙ガスを浴び、顔を覆う親子連れ。
* * * * * * * * * * * *
リオのパレード会場は、ゼッツリオ・バルガス通り。
鉄道の駅も、地下鉄の駅も、バスのターミナルもあるリオのセントロ中のセントロ。
パレードを観るために、リオ中から人が集まります。
特に、男の子達は、戦車や装甲車、飛行機などを見るのに、夢中!
ブラジルは、男子は「セルビッソ ミリタール」と言って、いわゆる「徴兵」もありますからね。
軍の良い「プロパガンダ(宣伝)」の場ともいえます。
男の子達、なかなか良い笑顔!
抗議行動一派の乱入で、様子は一変しました。
逃げ惑う父子。
お父さんの表情に胸が痛みます。
この子は、来年、また、パレードを楽しみにしてくれるかな?
大人として、そんなことが心配になります。
昔、私がリオにいた13,4年前、何度かパレードがフラメンゴ海岸沿いで行われたことがありました。
我が家の目の前だったので、まだ小さかった娘を連れて見に行っていました。
目の前を通る、戦車や装甲車に驚いたり、軍に人たちの行進の様子に感心したり。
多分、子供さんをつれて見に行っている人たち、そんな様子を子供と楽しみたくて、ただそれだけで休みの日に朝から出かけていったんだろうな。
そんなささやかな楽しみを、奪って欲しくなかったな、って思います。
自分達の要求を通すためなら、他の人の楽しみを台無しにしてもいいのかなって。
今年の独立記念日は各地で抗議行動がおきました。
ほとんどがパレード終了後に、パレード会場で、もしくはその付近で行われたということですが、リオやクリチバのようにパレード中に混乱が起こったところもあるとか。
また、マッセイオでは、パレードそのものが、開始直前に中止になったとそうです。
マナウスは幸いサンバ会場で行われたため、そうした混乱はなかったようです。
「独立」、他の人や物に左右されない、確固とした意思を持ち自立しているという意味ですよね。
それは、日本語でもポルトガル語でも同じこと。
抗議行動を行う側にも理由があるのだと思いますが、多くの人で「つるんで」多勢に無勢で要求を通そうとするのはもう十分ではないでしょうか。
抗議行動を行う人たちにも「独立」という言葉の意味を、考えて欲しい。
ただお休みを楽しみたくて出かけてきた人たちの笑顔が、子供たちの泣き顔、大人達の心配顔になってしまうのは、たまらない気持ちがします。