アマゾンわんわん日記 2018

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強盗

2013年12月18日 | 生活
娘が強盗にあいました。

今日の午後、フランス語の学校に入学の申し込みに行った娘。
学校の門に手をかけたところで、強盗に止められたそうです。
強盗は娘の服のポケットに入っていた携帯電話と身分証明書入れを奪い、逃げていったそうです。
娘の背中にはリュックサックがあり、そちらにはお財布とか学校の道具などが入っていたのですが、幸いリュックのほうは奪われずにすみました。
逃げていく強盗に、娘は「身分証明書しか入っていないよ~。お金は入っていないよ~。」と叫んだそうですが、逃げるのに必死な強盗はそのまま持っていってしまったそうです。

まあ、携帯電話は高価なものですが、娘はクレジット式の電話なので、今入っているクレジットがなくなってしまえば、後腐れはなし。
っていうか、娘からの知らせの後、何度か電話してみましたが、発信音もならないので、すでにチップは捨てられてしまったのではないかと思います。
身分証明書のほうはちょっと大変。
再発行にかなり手間取りそうです。

強盗にあった後、娘はすぐに学校の中に逃げ込みました。
受付のお兄さんがすぐに警察に電話をして、学校の回りを見回ってもらいましたが、強盗の姿はなかったそうです。

このフランス語の学校のある場所は、いわゆる「学校地域」の一角。
多くの学校が年度末休みに入ってしまった今、昼間でも寂しいぐらいなのです。
とくに、娘が強盗にあった場所では、今年だけで7件も同じような事件が起こっているそうです。
娘に対応してくれたお兄さんは、車まで盗られたとか。

娘から最初に私の携帯電話にメッセージが入ったときには、娘らしくないメッセージを怪訝に思い、その後何度電話しても通じないので、「これは、もしかしたら誘拐されたのでは?!」と思い、どきどきしました。
誘拐事件なんて日本ではめったにないことでしょうが、ブラジルでは「電撃誘拐」(誘拐して、銀行で被害者本人にお金を降ろさせる手口)も含めて、多くあります。
その後、強盗だったと知り、最悪の事態でなくて、ちょっとホッとしてしまいました。

娘はその後、車を持っている同郷(マナウス出身)の先輩に電話をし、迎えに来てもらったそうです。
そして、警察に行き「被害届」をだし、ショッピングセンターで安い携帯電話を買ったそうです。
そうしないと連絡のとりようがないもので。
「被害届」を出した時点で、娘の公的な証明書(身分証明書、納税者番号等)は「盗まれたもの」として登録され、その後悪用されることがなくなる、または悪用されても娘の責任でなくなるのです。

今回、娘は身分証明書を盗まれてしまいました。
土曜日にマナウスに帰ってくる予定なのですが、身分証明書なしでは飛行機に乗ることはできません。
娘のはなしによると、この「被害届」を見せることで飛行機に乗ることができるそうなのですが...
母としてはちょっと不安です。
最悪の場合は、家においてある娘のパスポートを持って迎えに行こうかと思っています。

娘、生まれて初めて強盗に会い、怖い思いをしたと思います。
でも、ブラジルに住んでいたら、だれもが一度はそういう思いをしているはず。
盗られてしまったものは、仕方が無い。
怪我がなかったのが本当によかったです。

そう思って、あと何日か、がんばって欲しいです。
そしてマナウスに帰ってきたら、少しのんびりすごすことができるといいですね。


コメント (8)
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