アマゾンわんわん日記 2018

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サンパウロの清掃犬 後日談

2015年06月02日 | わんこにゃんこ
先日、「動物動画」で最後にちょっと書いた「サンパウロの清掃わんこ」
汚染のひどい「チエテ川」に飛び込んで、ペットボトルを拾うという犬ですね。

当初、野良犬と見られていましたが、その後のテレビ局の調べで、チエテ川を清掃する清掃員の飼い犬ということがわかりました。

名前は「サブリーナ」。
かっこいい!!

この犬が現れたのは、2年ほど前。
いつの間にか清掃員たちの詰め所に現れ、みんなにかわいがられるようになりました。

そのうちに、一人の清掃員が犬を飼うことにしました。
毎日犬は清掃員の仕事についていきました。
一緒にいるうちに、いつの間にかサブリーナは清掃員のする仕事を覚えてしまいました。
で、自分も水の中に飛び込んでは、ゴミを集めることを覚えたのです。

このことを書いたテレビ局のサイトには、読者からの抗議の投稿が何通か。
「こんな汚染された川で、犬を水に入れないでください。病気になってしまいます。」
「まず、予防接種に連れて行ってください。」

どちらの投稿にも納得します。
ごもっともです。
犬が飛び込んでもよいような、水辺の環境ではありません。

でもね、ちょっと見方を変えると...
そういうところで働いている「人間」もいるんですよね。
まあ、人間はさす水には飛び込みませんが、同じ場所で働いていることには変わりはない。
そこのところも、ちょっと考えてみる必要もあるのではないかと思うんです。

サブリーナちゃんは、一日の仕事を終えると、飼い主さんとつめ所に帰って、まずはホースで水をかけてよく洗ってもらいます。
それからタオルで体を乾かして、あとはソファーで毛布にくるまって、飼い主さんとテレビ鑑賞。

こんな犬生、どう思われます?!
コメント (4)
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