アマゾンわんわん日記 2018

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週末の事件

2015年07月30日 | ブラジル雑記
先週末はマナウス市内全域で、大掛かりな検問が行われました。
車はどんな車種の車でも止められ(通常、輸入車などは止められないのですが)、バスは乗客がすべて下ろされ、男性はすべてバスに手をついて身体検査を受けるなど、通常にはあり得ない厳しい権門でした。

というのも、その前の週、週末だけで市内で37人という多くの人が殺害されたためです。
ほとんどが下町(余り治安が良くない地域)に住む若い男性で、自宅近くで立ち話をしていた時、道路を何人かで歩いていた時などに、通りかかった車から無差別に銃で打たれて殺害されました。
警察は犯人探しに躍起になっているようですが、世論は別の見方も…

この大量殺人が起こる少し前に、一人の警察官が銀行でお金をおろして出てきたところを強盗にあって殺害されました。
その復讐ではないかというのです。

もちろん警察(軍警察)側は否定していますが、実は何か月か前にも同じような強盗事件が起こり、その時にも11人という人が一晩で殺されるという事件が起こっているのです。

事件は全国のニュースでも取り上げられ、テレビのリポート番組では、ほぼ警察側の人間が犯人に違いないというような報道もされました。

もちろん殺害された37人のほとんどは犯罪にはかかわりのない人だということで、今後の警察がどう対応していくのかに注目が集まっています。

っていうか、みんな「犯人なんか見つかりっこないじゃないか、だって警察官が犯人なんだから!!」って大っぴらに言ってるし…


コメント
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