いや～ね～

友人が「漢字をもう少し勉強したい。しっかり使えるようにしたい。」というので、漢字の勉強を含めて、日本語の勉強のお手伝いをすることになりました。

友人はブラジル人ですが、ご主人様の留学に伴って日本で何年か暮らした経験があります。
特に日本語を勉強した経験はないそうですが、その時日本語を覚え、ひらがな、カタカナ、簡単な漢字の読み書きを覚えたそうです。
それでもブラジルに戻って早十数年、なかなか複雑な日本語を使う機会もなく、記憶は薄れていくばかり。

一念発起して、日本語に再度取り組もうというわけなのです。

彼女は私よりちょっと若い。
いや、数年若い。
きっと覚えも早いんだろうなあ～。

期待に満ちて、いざ、お勉強第一日目。
小学生向けの漢字字典をもっていって、辞典のひき方のお勉強。

うん、でも…


－あれ？？

－－ねえ、ちょっと部屋の中、暗いんじゃない？？

－ええ～、電気つけてあるよ。

－－だって、字が見にくくない？？

－そうだね、ちょっとね。

－－あんた、それ、老眼鏡？？

－そんなはずないじゃない！！ただ、手元が見にくいから、かけるだけよ。

－－それをね～、老眼っていうのよ！！


４０代後半と５０歳の日本語教室。
老眼との戦いになりそうです…