昨日に引き続き、サンパウロネタです。
昨日がおめでたい話なら、今日は残念な話。
サンパウロで最も格のあるホテルとして存在してきた マクソードプラザホテルが 先日7日をもって業務を終えました。
1979年に開業。
数々の著名人たちがサンパウロでの宿泊地として利用してきました。
リオに住んでいた私たちも、サンパウロに行ってもやはりこのホテルは利用できなかったわ。
お値段も格も私たちが利用できるようなものではなかったんですもの。
リオで言ったらコパカバーナパラッセみたいなもの?
そんなマクソードプラザですが コロナ禍の集客減の影響を受け、経営が悪化。
債務が膨らみ、今回の閉鎖となりました。
今後は他のホテルチェーンが経営を引き継ぎ、あらためて「新マクソードプラザ」として再開するそうです。
今、リオもみんな老舗ホテルはそんな感じよね。
それでも よかった。
あの素敵なホテルが、廃墟のようになってしまったら悲しいもの。
白亜の建物が美しかった リオの ホテル グロリア
森の中に自然とともにたたずんでいた マナウスのトロピカルホテル
そのどちらもが 営業をやめた後、廃墟となってしまいました。
グロリアホテル建物は崩れ...
トロピカルホテル 屋根も崩れ...
大好きだった建物がこうして廃墟となってしまうのは、本当に悲しい。
この建物とともにあった記憶が 廃れてしまうようで...
マクソードプラザホテル、私は宿泊はしたことがないれど、きっと素敵な思い出を持っている方がたくさんいらっしゃるはず。
経営権は他に移っても、どうか財政を立て直し、また人々が行き交う 活気のあるホテルの姿を見せてほしいです。