本日5月24日は「ブラジル コーヒーの日」なんだそうです。
2005年に制定されたというから、ごくごく最近作られた記念日なのね。
ちなみに「世界 コーヒーの日」が4月14日で、「国際 コーヒーの日」が10月1日だっていうからややこしいわよね。
5月24日と言うのは、多くの栽培農家でこの頃からコーヒーの収穫が始まるから、という理由で決められたらしいです。
「コーヒー」は今でもブラジル国民の間では、最もポピュラーな飲み物です。
ペケママがブラジルに来たばかりの頃、1990年代には、リオデジャネイロでは、「カフェ」といえば「カフェジーニョ」でした。
朝ごはんには「カフェ コン レイチ(ミルクコーヒー)」。
ブラジルポルトガル語では「朝ごはんをいただく」ことを「Tomar café トマー カフェ」〈コーヒーを飲む)と言います。
ペケママの記憶にある、カリオカの朝ごはん風景は、通りのパン屋で「カフェ コン レイチ」と「パン コン マンテイガ(バター付きのパン)」をササッと頂いている様子です。
パン屋さんのカウンターでササッと頂いて
そして仕事に行く。
カリオカの朝の風景。
現在、ブラジル全土で「パン屋の朝ごはん」が大流行。
マナウスでは、以前から「Café resional カフェ へジオナル」っていって、朝ごはんをのんびりゆっくり頂くのが、週末の風景でした。
朝ごはんと言ってもいわゆるブランチね。
ペケママ家の近くのパン屋さんでも、今では「朝ごはんコーナー」を一日中開いています。
今の朝ごはんは…
ホテルのブッフェなみ。
そんな朝ごはん風景の変化に連れて、コーヒーの消費量もブラジル国内では減少傾向にあるのだとか。
健康志向の若い人たちが、朝ごはんにはコーヒーのかわりにフレッシュジュースを、食後にはエスプレッソのかわりに水を頼む人がふえつつあるのだとか。
日本で日本茶の消費が減少しつつあるのと同じでしょうか?
ペケママは、サンパウロに来て、コーヒーの
実がこんなに美しいものだと、初めて知りました。