LUZ駅のホームで待っていると、乗り込む人が結構たくさんいることに驚きました。キャリーケースを持った人、大きなリュックを抱えた人、そういう旅行の人に混じって地元の人もちらほら。
サンパウロ市内からガリューリョス空港まではタクシーやUBERを使うとかなりの金額がかかりますし、バスターミナルから出る空港バスも結構なお値段。
しかもガリューリョス空港までは、有名な渋滞路線。
普通のバスやメトロを乗り継いでいくこともできますが、何度も乗り換えが必要です。
この空港直通電車で行っても、駅から空港までは無料のシャトルバスに乗り換えなくてはならないということですが、まあ空港の真ん前まで来ますからね。
そう荷物を持たない旅行者の方にとっては、なかなか良いオプションだと思います。
さて、電車に乗り込むと...
車内は広くて明るくてきれい
いつも思うけど、ブラジルのメトロやバスの椅子の配置って不思議。
小さな子供みたいに後ろを向いて車窓を眺める
市街地はひたすら低速で走る
LUZ駅を出て間もなく、TATUAPÈという街を通過。
ここは知り合いの方がかつてお住まいになっていて、よく街を紹介なさっていました。一度来て、歩いてみたい街!
すごい印象的な建物!!
教会の尖塔がかわいらしくてパチリ!
市街地を抜けるとスピードを上げ始め
電車は30分ほどでまずはガリューリョス空港て前のバスターミナル駅に到着。
駅と反対側を結ぶ連絡通路
そこから5分ほどで終着駅のガリューリョス空港駅に到着。
駅からは空港の飛行機の様子も見えるのですが、遠すぎて写真に撮れなかった。残念!!
ここから市内に向かう帰りの電車も1時間に1本の割合。
シャトルバスも無料なので、空港に行ってみても良いのですが、この日はもう夕方近くになるのでこのまま帰ることにしました。
午後3時にガリューリョス空港を出る電車に乗車。
南半球のブラジルは、もうすぐ「冬至」を迎えるので、夕暮れも早くなってきています。午後4時を過ぎると、もう夕方。
午後3時にガリューリョス空港を出ると、帰りの電車はBRÀS駅に停車します。
ここは多くの路線が乗り入れている、大きな駅です。
この辺りから大きなビルが増えてきます。
そんなビルの間から... 白亜の建物が
BANESPA(サンパウロ州立銀行)ビル。
このビルには展望台もあるのだそうな。
ひときわ高いので、日に照らされてとても美しかったです。
電車はLUZ駅に戻ってきました。
駅の中は明かりが灯り、とても幻想的です。
今回はここで降りずにこのまま終着駅のバッハフンダ駅まで乗っていきます。
LUZ駅の尖塔かな??装飾が美しい
ドッキング電車も発見!!
LUZ駅からは市内を抜けていくのでごくゆっくりと走ります。
10分程度で到着!!
バッハフンダ駅に着いた時には、すっかり薄暗くなっていました。
いやいや、思い立って出かけた割に、楽しい電車旅でした。
これでしめて5レアイス(約150円)っていうのもありがたい。
鉄子と言うより、車窓マニアのペケママにはうれしいアトラクションです。
電車も一度乗ってしまうと、また乗りたくなります。
路線図を眺めながら、次はどこへ行こうかな?と楽しい計画を練るペケママなのでした。