接近？！

「今、夜空を見上げると、お月さまが子分を引き連れているのを　見られるよ。」
と、職場の方に教えてもらいました。
お月さまの子分って、だれ？



話を聞いてみると、今の時期、月のすぐ近くに木星、火星、土星が見えるんですって。
調べてみると、火星は7月の再接近を前に、すでにかなり明るく大きく見えるとか。
27日の夜には、ほぼ一晩中木星と月が並んで輝く姿が見られるとか。

等々、小さな子供が読んでもわかるように、関係サイトには懇切丁寧な説明がされていますが．．．

読むは易し　理解するは難し


朝早くのわんこ散歩最中、夫と夜空を見上げてみても、私たちがわかるのは．．．

お月さまのみ！！

リオにいたときは、南十字星など、南半球で見える星も少しはわかっていたはずだけど、マナウスに来たらまったくわからなくなっちゃった。

「今日も火星　わかりませんでしたー」
と嘆くペケママに向かって
「いやー　今日は火星が真っ赤に大きく見えたなー」
と語る職場の方。

普段は結構負けず嫌いのペケママですが、ことお星さまに関しては完敗です。
機会があったら　ぜひご教授くださいませ。

夫の手術

夫が手術をしました。
簡単な外科的な手術。

いえ、「簡単な」と思っていたのは、私たち夫婦だけだったみたいです。

ブラジルでは麻酔を使う医療処置の時には、必ず付き添いの人を連れていくことが義務になっています。
今回は局所麻酔だし、2週間前にやった同じような外科的な処置の時にも、付き添いがいなくても大丈夫だったのだから、今回も大丈夫だろう。
そう考えていました。

というのも、この日はペケママは朝からぎっしいりと仕事の予定。
この日を外すと、締め切りのある仕事が終わらない．．．
でも、付添人が必要だった時、私が行かないと困るし．．．
そう思って、夫には「もしも　どうしても付き添いが必要な時には　電話して。」と言い、一応上司にも事情を話しておきました。
結局　電話はなかったんですけどね。

一方夫、朝は自分の車で病院に行こうとしていました。
でもね、この病院　駐車場代高いのよ。
何かあって、帰りに運転できなかった　なんてことになったら、めんどうだしね。
私が送っていきました。

これが　結局よかった。

お昼過ぎ、仕事が終わり病院に迎えに行ってみると．．．

待合室に行くと、知らないおばさんが「こっちこっち」こっちこっちと手招きをしていた。
そばを見ると　夫の姿が。
付き添いなしでは手術をすることができなかったので、自分の職場の人に頼んだらしいです。
聴くと、1時間を超える大きな手術になってしまったそうです。
手術後の痛みも強かったようで、うんうんうなっていました。
今朝、ガーゼ交換の時に傷を見たら10cm超え、12針もむってありました。

今日は朝から痛がっていましたが、徐々にいろいろなことできるようになってきました。

ほっと一息です。

あと2，3日、痛みが続きそうですが、がんばってください。

TVペケペケ 今日の料理「ツクナレのエスカベッシュ」

今日は久しぶりの「TVペケペケ　今日の料理」よ！！

ちゃっ　ちゃら　ちゃらちゃら　ちゃっ　ちゃっ　ちゃ～（今日の料理のテーマで！）



少し前になりますが、一年ぶりぐらいで夫が釣りに行きました。
久しぶりにお魚の持ち帰り。
ツクナレ　VS　伝助　をやりたかったけれど、夫に止められました。
貴重なツクナレちゃんだからね。

半分ぐらいをお刺身で食べて、あとはいつものようにエスカベッシュにしました。
お家で作るので、お野菜たっぷりのエスカベッシュ。



大きくて鍋に入りきれなかったので、頭は切り離しました。
後で、かぶと焼きにでもしましょうかね。

野菜を煮た汁（カルド）とファロッファ（マンジョッカ芋のでんぷんを乾燥させた粉）でピロンも作りました。
これがおいしい！



お皿に盛りつけるとこんな感じ。
野菜がたっぷりだったので、ちょうどいい具合におなかいっぱいになったしね。
おいしくいただきました。

ごちそうさまでした！

えっ？

ある日　ブラジル人の友人が言いました。
「奥歯の奥が痛いの」
もしかして、親知らずが生えるんじゃない？
歯医者さん行って　診てもらったほうがいいよ。

友人、歯医者に行って診察を受け、レントゲンも取りました。
でも、虫歯もないし、歯茎も健康、親知らずの兆候もなし。

「おたふく風邪かもそれないよ。内科の診察を受けて。」
そう歯医者に言われ、友人　内科に行きました。

最近、ブラジルではおたふくかぜが流行っています。
でも、ここでも異常なし。

「耳鼻科に行ってみてください。」

友人、言われるままに、今度は耳鼻科に行きました。

症状を話すと、お医者さん　おもむろに耳の中を見始めました。
「何か異常があるのかしら？」
心配な友人。
長い時間　耳の中をじっくり見ていたお医者さん、友人のほうに向きなおると　言いました。

「何か虫が入っています。そのせいで、耳の中が炎症を起こしています。」

その後、ピンセットを使って虫を取り出そうと四苦八苦のお医者さん。
しばらく格闘した乗り、ようやく取り出しました！

それは．．．


クモ

小さな小さな死んだクモが　いつの間にか耳の中の入ってしまい、そのせいで耳の中が炎症を起こしてしまったみたいです。
友人は、まったく気が付かなかった様子。

いやいや、こんなことがあるのね。
たかが虫　されど虫。
気を付けましょ！

風邪ひき

今週末以来　夫ともどもひどい風邪をひきこんでいます。
咳は出るし、鼻水は出るし．．．
私はのどが弱く、風邪をひくとたいてい喉にくるのですが、今回は咳に来ました。

何年ぶり！！

風邪ひきさんの心の友は　ジュッカのお茶とプロポリス。
ジュッカは「Pau　Ferro（鉄の木）」の木のみ。
煮出してお茶にして飲みます。
咳にいいのよ。
最近、効能が科学的に確認されたようで、今後製薬分野に役立つようになるかもというニュースも聞きました。

プロポリスはお茶に垂らして飲んだり、咳がひどいときはハチミツ入りの甘いスプレーをハチミツ喉に直接　シュッシュ。
風邪ばかりでなく、我が家は擦り傷切り傷などの外傷も　すべてプロポリス。

そういえば、最近画期的なプロポリスが出たんです。

プロポリスと言えば、お茶などに入れるとそのあと汚れが落ちなかったり、手などにつくとべたべたしてしまうことがありますよね。
そのべたつきを取ったプロポリス　ワックスフリー。

しゅっしゅとスプレー式になって売っています。
簡単に広範囲に均一にかけられるので、私は動物たちのけがの治療に重宝しています。
野良ちゃんなんか、ちゃちゃっと治療しないとすぐ逃げちゃうし、プロポリスだったらかけた後舐めても害はないしね。
あっ、もともとは　もちろん人間用なんですよ。

残念ながら現在はサンパウロの限られた日系の薬局でしか販売していないそうですが、興味のある方は直接製造元の坂本養蜂さんに問い合わせることもできるそうです。

あら？なんですか？
いつもお世話になっている　ワックスフリーのCMをしたいって　我が家の動物たちが言っています。
それではちょっと失礼して．．．







お粗末さまでした！

あら 失礼ね！

夫の愛人猫ふとし



自分の好みの場所を見つけると、その後　1か月間ぐらいはそこに居続けます。

この度は　廊下の段ボールの上



何がいいのか、ここから動かずに　気が向くとがりがりと爪を研ぐ。
掃除をする母はたまりません。

そんなある日、オレンジジュースが入っていた段ボール箱を使って、トンネルを作ってみた。



気が付いたふとしさん　すぐにもそもそ入り込んだ。



そこにやってきたのが　三女のチコちゃん。



くんくんと匂いをかいで、興味津々。



あっちをのぞいて．．．こっちをのぞいて．．．
そんなんんしてたら、ばびゅんっとふとしが飛び出した！



えっ？
た．．．たぬきいい？？



たしかに．．．

たぬきだ！！

秋の味覚 Pinhão

ブラジル南部クリチバのTinaちゃんのブログに「Pinhãoが出回る季節になりました。」とありました。

スーパーでPinhãoを見かけてその一文を思い出し、私も思わず手に取りました。

Pinhãoはブラジル南部地方で見られるパラナ松の実。


パラナ松



細長い木の実は、大きな木の実にぎっしり詰まっています。

ゆでて皮をむくと．．．



中身は透明感のある白い果肉です。
栗のような薄皮があります。
割とするッとむけますが。

栗の実ほど甘みは強くありませんが、噛めば噛むほどほんのり甘く感じます。
食感は　こりっこりっって感じ。

クリチバでは1㎏8レアイス（約260円）ぐらいで買えるそうですが、アマゾンでは2倍のお値段でした。
まあ、そうたくさん食べるものでもないからいいんだけどね。
南部に行けば、「Pinhão割り器」なんてものもあるそうですが、アマゾンではお目にかかれないので、包丁でお尻を切り落とし、あとははさみで縦に切り込みを入れ、せっせとむきました。

夫は昔よく食べたそうで「懐かしい」と言いながらせっせと食べていました。
おすそ分けされたわんこたちは．．．
ペケ姉さんと三女のチコちゃんはパクっと食べてしまいましたが、伝助は恐る恐るうちにしていたそうです。
結局みんな食べたけどね。
秋の味覚、ごちそうさまでした。

セニョーラ どうぞ！

4月半ば　ブラジリアに行ってきました。
久々に娘と会って、ショッピング。
ちょっと離れた郊外のショッピングセンターに行くことにしました。

今年になってサンパウロに引っ越した娘。
車も持って行ってしまったため、この日はバスとメトロを乗り継いで行くことにしました。

娘のアパートからバス通りまで出て、ターミナルまで行くバスに乗り込みます。
土曜日の朝ということで、バスそこそこの混み具合。

お金を払って、カトラッカと呼ばれる回転ゲートを抜けて、どんどん後ろのほうへ。
降り口が後ろのほうなの。
運転が激しいから、ぼんやりしていると転んじゃう。
なのでつかめる場所をぎゅっと握って、足をしっかりと踏ん張って！
それでも、ブラジリアの道路は比較的整備が行き届いているので、マナウスのバスよりはよっぽど穏やかだと思う。

そんな感じで乗っていると、一人の青年に声をかけられました。

「セニョーラ　よかったら　こちらに座ってください。」

はい？
あ．．．あたしですか？？！！
人生5２年間生きていて、初めて席を譲られたんですけど～
えええー　そんな、そんなババアに見えますか、私！

あわあわと慌てていると、娘が
「ほら　ママ　座らせてもらって！」

はい、それでは．．．

「どうもありがとう。」
複雑な思いを隠して、笑顔で青年にお礼を言って座らせても偉うことにしました。

今日はまだ朝だから　顔も元気なはずだし、髪もこの間染めたばかりなのに．．．
まだぶつぶつとつぶやいている母に、娘が「ブラジリアの人はみんな親切だから　女の人には席を譲るんだよ。」と慰めの言葉。
そうですね、そう考えましょう。

ターミナルに着いて　青年に一言お礼を言おうと、声をかけようとしてやめました。
だって．．．
青年、鼻ほじってたんだもん。

見て見ぬふりをするのも　やさしさのうち？！
青年、ありがとね。
その優しい気持ちを　ずっと忘れずにね。

複雑な気持ちのペケママは　青年が手を洗ってくれることを祈りながら、娘とメトロの駅に急ぐのでした。

いや、でも、正直　席を譲られることがこれほどショックだったとは．．．
新鮮な体験でした！

サンパウロ ビル倒壊事故

日本のニュースでも大きく取り上げられたようですので、皆様もうご存知かと思いますが．．．

サンパウロ市内で大規模なビルの倒壊事故がありました。

ビルはサンパウロ市内セントロに位置する　イピランガ広場にありました。



近くにはTeatro　Municipal（市民劇場）などがあります。
以前は連邦警察が入っていましたが、連邦警察は移転、その後　様々に変遷した後、廃屋同然となり「住む場所のない人たちを援助する」団体（政党）により管理されることになりました。
この団体は賃料を取り、貧困層の人々を対象にビルの部屋を貸し出しました。
はじめは「メンテナンス費」として80レアイス（約3000円弱）だったそうですが、最終的には250レアイス（約8300円）から500レアイス（約17000円）の賃料を取っていたそうです。

5月1日火曜日の午前１時半ごろ、ビルの5階部分の一角で圧力鍋もしくはプロパンガスが爆発しました。
消火設備も整っていないビルで火は瞬くうちに燃え広がり、午前2時50分にはビルの崩壊が始まりました。
火災は近隣の建物にも燃え広がりました。

火災発生当時このビルには公的に登録された範囲では150家族　約400人程度の人が住んでおり、そのうち25％は外国からの移民だったそうです。
水曜日の時点で、行方不明者は49名となっていて、１人の亡くなった方の身元が確認されています。
この亡くなった方は、以前このビルに住んでいて、現在はほかの場所に住んでいましたが、火災の騒ぎを知り知り合いたちを助けるためにビルに入り、行方不明になったそうです。

サンパウロ州は今回のビル崩壊を受け、被害者の方たちに今後11か月の間月に400レアイス（約13000円）程度の援助をすると発表しました。
しかし　被害にあった人々の多くは、住む場所もなく、近くの広場でテント暮らしをしているような状態です。

サンパウロ市内セントロには同様の建物がわかっているだけでも70か所あり、4000家族が住居としているそうで、今後の対策が検討されています。

お久しぶりでございます

みなさま　お久しぶりです。
丸一年ぶり。

アマゾンは雨期の終盤。
青空が広がる日もありますが、それでも一日に一度は激しい雨が降ってきます。

私は調子が良かったり悪かったり。
なによりPC画面を見ていると、眠くなってしまうことが多くてこまっていました。

まあ　いろいろありますが、少しずついろいろなことが変わりました。
少しずつ、また、書いてみようかなという気持ちになってみて、ブログのページを開いていることにしました。

以前のように毎日書くことは難しいかもしれませんが、時間を見つけてやってみようかなと思っています。

一年で、家族も増え　ますますにぎやかになったペケママ家。
またよろしくお願いします。



娘からの預かり猫　トトロ
　です！
よろしく！