ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

GOFトレーラーもうすぐ

2005-05-05 23:10:11 | ハリポタ4巻
14日に出るとか7日にあるテレビChに登場するとかいろいろ噂の出ていた"Harry Potter and the Goblet of Fire"のトレーラーですが,どうやら,9日にはネット(Apple.com)で見れそうですね。
いや,この騒ぎを見ていると,もう2年近く前の話になるのか~,ついつい,ROTKのトレーラーがいつ出るんだと騒いでいた頃を思い出します。


Odyssey読書 : 11 The Book of the Dead (3)

2005-05-05 22:19:55 | BookClub
次に,Chrolisが来ました。彼女はAmphionの末娘,Neleusの妻,王妃です。彼女はNestor,Chromius,PericlymenusとPeroを生みました。Peroは美しく,近隣の誰もが彼女を嫁に欲しがりましたが,Neleusは,Iphiclusの家畜を追い払った者のみに彼女を与えようと言いました。これをできるのはMelampusという予言者だけでしたが,彼は野蛮な遊牧民達に捕らえられてしまいました。Iphiclusはやがて彼を解放しました。

私(Odysseus)は次にLedaに会いました。彼女はTyndareusの妻でしたが,ZeusによってCastorとPolydeuces(Pollux)の双子を授かりました。
LedaはHelenとClytemnestraのお母さんでもあります。→姉妹で兄弟の嫁に行ったんですね。

IphimedeiaはPoseidonによって,双子をもうけました。彼らは地上で最も大きな人間で,9才の時,肩幅は9cubit,背丈は9fathomあったそうですが,Olympusに登ろうとしてApolloに殺されてしまいました。
ちなみに,fathom=1.8288メートルだそうです。cubitは,不明

私は他に,(Minos(ミノス)の娘達)Phaedra(ファイドラ),Procris(プロクリス),Ariadne(アリアドネ)や,Artemis(アルテミス)に仕えていたMaera,Iphiclusの母Clymeneにも会いました。しかし全部お話しすると夜が明けてしまいますので,そろそろ終わりにします。

こう言ってOdysseusが話を終えると,Areteは,Phaeacianの人々に,彼を不当に嫌ったり,出し惜しみをしてはいけません,と言いました。長老EcheneusはAreteに賛成する発言をします。すると王Alcinousは,もっと語ってくれませんか?と言います。

Odysseusは続きを話し始めました。

Persephoneが女の霊を追い払ってしまうと,次に近づいたのはAgamemnonでした。彼は生贄の血を飲むと私を認識しました。私は,一体どのような出来事があなたを死に至らしめたのですか?と尋ねると,彼は,
「Laertesの息子,機知に富んだOdysseusよ。私はPoseidonの嵐に見舞われたのでも,敵に襲われたのでもない。それはAegisthusだ。彼と私の忌むべき妻との策略によって,私は殺されたのだ。

‥と,Agamemnonはその時の出来事を語りました。その晩餐の席は彼と彼の部下の血によって,泳ぐようだったそうです。彼が最も不憫に感じたのは妻Clytaemnestraが(Troyから連れて来た)Priamの娘Cassandraに手をかけたのを見た時でした。

Agamemnonは、私に、女は信用してはいけない、あなたの帰りはなるべく秘密裏にした方がよい、とアドバイスしました。それから息子(Orestes)はどうなったか?と尋ねましたが、私は、それはわかりません、と答えました。

次はAchillesとPatroclusとAntilochusが現れました。
Achillesは死の国の王になる位なら貧しい農民として生きる方がましだと言い、息子(Neoptolemus)と父(Peleus)はどうなったかと尋ねました。


Odyssey読書 : 11 The Book of the Dead (2)

2005-05-05 12:46:53 | BookClub
Odysseusの語りは続きます。

母は以下のように話しました。

「あなたの妻は耐えており,息子の地位は安定しています,しかし,父上は1人で暮らし,町へ出る事もなく,シーツを洗濯してくれる人もなく,自分で質素なベッドを作って横たわり,息子の帰りを待ちわびていました。私はその為にここに来る事になりました。あなたの為に私は生きていく事ができなかったのです。

私は母を抱きしめようとしましたが,母の霊はすり抜けてしまいます。死んだ人の体は火に焼かれ,骨と肉を失ってしまうので,仕方のない事なのです。母の霊はPersephone(ペルセポネ)によって遠ざけられ,私は続いていろいろな女性の霊に会いました。

最初に会ったのはTyroです。彼女はCretheusという王の妃でしたが,川の神Enipeusに恋をします。しかしEnipeusに変装したPoseidonによって,PeliasとNeleus,2人の息子をもうけます。彼らはZeusの強力なしもべとなり,PeliasはIolcusの王,NeleusはPylosの王になりました。彼女は他にCretheusとの間に3人の息子をもうけました。

次に会ったのは,Antiopeです。彼女の息子たちは7つの門を持つ城壁に囲まれたThebes(テーベ)を建設しました。

7つの門と城壁! どっかで聞いた事が(笑)。トールキンの築いた,かの国ですね。実はそのゴンドールという国,あまり知られてないと思いますが,エジプトの影響を色濃く受けているんですね。(Thebesもエジプトの地名ですね。) 映画では全くおくびにも出てきませんが,元々あのいわくつきの王冠のデザインなども,トールキンのお手紙によると,なんとエジプト式だったんですよ。‥‥ギリシャ神話の,このエピソードから来たのでしょうか?

衝撃の証拠写真!!(笑)


次に会ったのは,Epicaste(Jocasta)です。彼女の息子Oedipusは知らずに父Laiusを殺し,何とEpicasteを妻にしてしまいます。神々はこの事実を彼らに知らせてしまいます。OedipusはThebesの王であり続けるという拷問を味わい,Epicasteは首を吊って自殺します。

おっと,似たようなエピソードがやはりトールキンの本(Silmarillion/Unfinished Tales)に‥。トールキンの場合は,兄妹なんですが。


という事で,寄り道が多くてちっとも進みませんでした。(汗)


Run!Run!Run!