Odyssey読書 : 13 Odysseus Lands in Ithaca (2)

‥ですが，Odysseusも結構目が点になる事を言ってます。（汗）

彼は砂浜で目覚めると，自分がどこにいるかわからず，船乗り達に騙されたと大勘違いして悪態付きまくり（汗），その時，若い羊飼いに変装して歩いていたAtheneに，ここはどこなのですか？と尋ねます。

Atheneは，おめーさんはアホか？と言いましたが，ここはIthacaだよ，と言い，自分の正体を言うと，やおらOdysseusはこんな事を告白。（おいおい，まだ隠していた事があったんかい！）

実は彼は，Creteの王様の言う事を聞かず，Troyで自分で勝手に動いていて，彼の息子Orsilochusに付け込まれたこんだから，殺してしまった，と。その後Phoenicia人の船に乗せてもらい，戦利品から代金を払ったけれども，ある日浜辺に上がって休んでいる間に，彼らは残りの戦利品を奪い，彼を置き去りにしたのだそうです。

Atheneは，彼を抱きしめ歓迎した後，Phaeacianで彼を城に行けるよう案内したのは自分だと言い，Ithacaの彼の妻と息子はなんとか無事にやっている旨を伝えます。

しかしAtheneは，まだPoseidonの怒りが鎮まってない事を気にして，Odysseusがうまく王座に戻る為の作戦を立てます。それには，Odysseusはいきなり王様の顔をして帰るのではなく，秘密裏に国の状況を見なくてはなりません。

まずは，OdysseusはPhaeacianのおみやげを，Naiadsの洞窟に隠して，Atheneがしっかり閉めます。

Atheneは，彼を粗末な服を着たしわしわのおじいさんに変装させ，王家の豚小屋を管理する人物に会いに行くように言います。

Atheneは，彼の息子を迎えに行きます。

OOP CD : Chapter 29: Careers Advice (1)

クライマックスを前にして，重要な伏線が続きます，というのもありますが，それ以上に，各章ごとにエキサイティングが事件が起きまくりです。

ところで，前の章でうっかり忘れていて間違えてしまいました。ジェームズ君が逆さ吊りをやる前に，スネイプ君は彼に怪我を負わせていましたね。だから彼は無罪という訳ではないんですよ。失礼しました。

ハーマイオニーは，Occlumencyの事や，チョウの事で，ハリーにいろいろ鋭くツッコミを入れてますね。（この時点ではまだチョウはハリーと喧嘩して辛かったみたいですが）　彼女からハリーとロンへのクリスマスプレゼントのスケジュール表が，この辺りからよく働いているようです。（この頃マグルのスケジュール表も魔法使いのに負けていません。毎日，アレは終わったか，コレは持ってきたかとうるさくて‥（笑））

ハリーは，ペンシーブの中のジェームズ君と，自分が5年間抱いていた理想のお父さんとのギャップに悩んでいます。そこへジニーがモリー母さんからのイースター・エッグを持ってくるのですが，何故かハリーは喉に激しい痛みを感じます。それはシリウスに何かを話したいというサインだとか？　しかし，ふくろう便も暖炉も使えません。あと使えるのはアンブリッジ先生の部屋の暖炉のみ。

フレッドとジョージが，明日（イースター明けの月曜）騒ぎを起こすから，と，ハリーにイミシンなほのめかし。（彼らはもう前回の騒ぎの時から既に心を決めていたのでしょうね。）

この辺りから，いわゆる進路面接というのが始まりますね。それにしても，寄宿学校で生徒はいつも学校にいるんだから，放課後にやれば？と思うんですが，しっかり授業中にやるんですね。（笑）　これって先生方の就業時間管理上の問題なんでしょうかね？　‥とは言っても，ホグワーツは24時間就業に見えますが。あ～，でも，スネイプ先生が，ハリーの為にわざわざ夕方のフリータイムを捻出しているというようなイヤミを言ってましたっけね～。

皆でパンフレットを見ているシーンがありますが，彼らが見ていたのは，Healerにマグル関連の仕事にグリンゴッツ銀行の呪い破り。グリンゴッツ銀行の，旅行に冒険？とても銀行とは思えないキャッチフレーズが笑えます。ところで3つのうち2つは，ロンの家族の仕事でもありますが，3人のうち誰か，あるいは身近な同級生で，ここに出ている仕事に就く人が出てくるのでしょうかね？

ちなみに余談ですが，私はこのパンフレットのシーンを見る前は，ハーマイオニーはリータ・スキーターのようなジャーナリストになるか，あるいは，ビル・ウィーズリーのようにグリンゴッツ銀行に勤めるかと思っていたのですが，現在ではそれにプラス，Healerなのかなあ？と思うようになりました。

さて運命の月曜日がやって参りました。
この日は，ペンシーブ事件以来初めてスネイプ先生と顔合わせ，進路面接，そして，騒ぎ決行，と，盛り沢山です。ハリーは，思わず早起きしてしまいました。

試験が近づいたせい？（それともハリーがイラつかせるせい？）でハーマイオニーの振舞がミョーですね。（笑）　まあ，それはさておいて。

スネイプ先生はハリーが提出した課題をわざと？割ったり大人げありません。しかもハーマイオニーが残りを掃除してしまって，もう提出できるものがなくなってしまいました。

そして，ハリーとマクゴナゴル先生との面談。ハリーは何故か偽ムーディのお勧めに従い（ま～ここまで来たら偽者も本物も関係ないのかもしれませんが）オーラーになるという夢を持ち続けているんですね。現在のハリーの成績からすると，アンブリッジの妨害を別としても，ちょっと難しそうですが，応援したいですね。

OOP CD : Chapter 28: Snape's Worst Memory (2)

4巻もそうでしたが，20番台の章は，重要な秘密や伏線が入っている事があるので，目が離せませんよ。

ハリー，3年越しの憧れの人を失ってしまっても，全然後悔もしていません。
こういう所が1番心配ですが‥‥

さて，スネイプ先生といやいや「補習」をやろうとしたその瞬間，ドラコがやってきます。（余談ですがこの時のスネイプ先生と彼とのやり取りを聞いていると，彼は意外と悪い子ではないかもしれないなあ，という気もします。）モンタギューがトイレで見つかったとの事。しかしちょっと混乱しているようなので，助けて下さいという事です。

ハリーがいるのを見て不思議そうな顔をするドラコに，スネイプ先生が「補習」だと言うと，彼は予想通り，ニヤニヤ。（これはもともとスリザリンの生徒をだまくらかす為の言い訳なんだもの）スネイプ先生は，ハリーに，補習は明日にすると言って，モンタギューを助けに行きます。

さて，このスネイプ先生の行動はどう解釈しようかな？　彼は，たとえどちらサイドとしても，自分の行動には常に万全の注意をしているはず。スリザリンの寮長としての義務とは言え，絶対見せたくない「モノ」をよりによって1番見せたくない人物の手の届く所に放置して行ってしまうんですよね。しかもハリーにはポリジュース薬の材料やら鰓昆布やらの泥棒の疑いをかけているんですよ。（笑）

これはまあ，スネイプ先生は，ルシウス・マルフォイにたとえ少しでも怪しまれないよう，スリザリン寮長の仕事をちゃんと全うする事を最優先にした（ハリーを疑う余裕がなかった）と，見るのが素直でしょうか。

しかし，ローリングさんも，スネイプ先生に関しては，"Keep an eye on him."（どうもこれ聞くと"Two eyes!"とオヤジ（→某灰色の魔法使い）ギャグを言いたくなるけど）と言っているので，これからも注意して見ましょう。

脱線してしまいましたが（汗），スネイプ先生が行ってしまうと，ハリーは，ペンシーブを見つけます。彼は，スネイプ先生が，魔法省の神秘部の秘密を隠していると勘違いしていたようですが，

‥そこは，大広間でした。しかも何か変わった風景。いつもの食堂机ではなく，スクール机（笑）の列が。なんとO.W.L.の試験中でした。しかも試験科目は闇の魔術の防衛術。で，ハリーは，スネイプ少年を発見します。しかし彼はさらに，何とジェームズ，シリウス，リーマス，ワームテールも発見。ジェームズの答案用紙には，何故か"L.E."の文字。

試験が終わった後，ジェームズと（ワームテールを除く）お友達は，試験は易しかったねと話しています。しかし，ジェームズはスネイプ少年を見つけると，突然攻撃を始めます。
そこへ，女の子の怒る声。"Leave him alone!"　ハリーは，自分そっくりの目をした彼女にびっくり。なんと彼のお母さん登場。
それにしても，ジェームズもシリウスも，どえらいイジワルです。リリーに対しても何だか感じワル～。（でも彼は好きなようですが）　スネイプは隙を見てジェームズを攻撃しようとしますが，ジェームズの方が一瞬早く，スネイプを逆さ宙吊りにしてしまいます。

ジェームズがリリーの事をEvansと呼んだので，"L.E."の意味はわかりましたが，苗字で呼び合うという事は，リリーはグリフィンドールではなかったのでしょうか？

‥しかしここで，ハリーはスネイプ先生に見つかって，引き戻されてしまいました。スネイプ先生は，いや～，魔法使いを怒らせるとこうなるんか？って位，大激怒。ゴキブリが発生してましたね（汗）
この怒り方からすると，スネイプ先生は，モンタギューの面倒見に気を取られて，本当に，うっかり記憶をペンシーブに置きっ放しにしたように見えますね。。

しか～し，このジェームズ君は，とても主席などになれるような器ではないし，それどころか，どうしてリリーと結婚できたんだか，です。（汗）　その後一体彼らに何があったんでしょうか？

Odyssey読書 : 13 Odysseus Lands in Ithaca (1)

Odysseusの話が終わると，Phaeaciaの王様Alcinousは，人々にめいめい彼に贈り物をするように言い，船は豪華な贈り物で一杯になりました。そして船はIthacaに向けて出発しました。
船はほどなくIthacaに到着し，Phaeaciaの船の漕ぎ手達は，眠っているOdysseusと贈り物を砂浜に置いて，国へ帰ります。

ところが，ここで，目が点になるようなPoseidonとZeusの会話。
Poseidonは，Zeusに，「神々は私への敬意をお忘れですか！　あなたはOdysseusに苦難を負わせる事に同意したではありませんか。私の子孫であるPhaeaciaの者どもが彼に贈った物は，彼には分不相応，Troyの戦で得た以上の物だと思いませぬか。」

するとZeusは「然り！」（えっ（汗））
「何故そのような事を申すか！　神々はそなたへの敬意を忘れてはおらぬぞ！　そなたの好きに復讐するがよいぞ！」

「では，私は，Phaeaciaの船を沈め，あの国を山で囲み，他から見えないように隠してしまいます。」

Poseidonは，Ithacaから帰った船が，港に入るところで，石にして沈めてしまいました。これを見ていたPhaeaciaの人々はたいそう驚きます。ある人が，「私の祖先が予言した通りだ！　いつか我々はPoseidonの怒りを買い，外国人を送った船を沈められ，国の周りを山で囲まれると。しかし，生贄を捧げれば，神がかわいそうに思ってくれるかもしれないそうだ」

彼らは，慌てて生贄を用意しました。

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ところで，私は今更知ったのですが，‥ZeusにCronosというお父さんがいたって事。よく考えてみると，ZeusとPoseidonは兄弟ですので，お父さんがいても不思議ではないですが。（汗）