The End of the Third Age : Chapter 6: Many Partings続き
アイゼンガルドはすっかり様子が変わっていました。木の鬚がここであった戦いやローハンの王様の話をすると,アラゴルンは決して(never)忘れないと言います。しかし木の鬚は,
と言います。サウロンとの戦いの終わった今のこの状況も,アラゴルンの作る王国さえも永遠ではないと暗示しているようですね。
ガンダルフはサルマンについて尋ねますが,木の鬚は何故かちょっと言葉を濁します。メリーは,彼は何か隠していると見抜いたようです。ガンダルフは,彼がサルマンについては過去形を使うのを見つけ,一体どうしたんだ?と尋ねます。木の鬚はようやく,サルマンを逃がしたと言います。サルマンをいつまでもオルサンクに留めておいても意味がないと思ったのでしょう。しかし,ガンダルフは,
と警告します。どうやら魅惑のサルマンの声はまだ妖力を失ってなく,木の鬚も騙されたようです。
木の鬚は皆に少し寄っていかないかと誘いますが,レゴラス,ギムリだけが誘いに乗りました。レゴラスはファンゴルンの森経由で,ギムリを連れて自分の故郷の闇の森まで行くと言い,ギムリは,やや仕方なく(笑)彼に付き合う事にしました。そしてホビット達に暖かくさよならを言いますが,最後に思わずこんな事を言います。
木の鬚はエルフ達に最後の挨拶をします。FOTRの冒頭でガラドリエルの言うあのセリフは,実はここで木の鬚がエルフ達に言ったお別れの挨拶だったんですね。
これに対して,ガラドリエルはこんな謎めいた言葉を返します。
それにしても,木の鬚のセリフを,映画でガラドリエルが言うのは構わないけど,FOTRはよかったなあとつくづく感じました。(汗)
そしていよいよ,アラゴルンとのお別れです。ホビット達には辛いお別れでした。でもアラゴルンは,自分の国は北(元のアルノールの事)にもあるのでそのうち遊びに行くと言います。パランティアがあれば皆の事をいつも見れるのに,と言う懲りない(笑)ピピンに,アラゴルンは,オルサンクのパランティアがまだ残っているから,王様は召使の様子をいつでも見れるぞ!と脅かします。(ピピンは彼の騎士なのだ(爆))
アラゴルンと別れた後,彼らは物乞いの姿に成り果てたサルマンとグリマに会います。ガンダルフとガラドリエルは,彼に最後のチャンスを与えようとしますが,サルマンは応じません。彼はホビット達を見ると,不敵な笑みを浮かべ,メリーからパイプ草をくすねます。どうも彼は南四が一の庄について何か企んでいるようなのですが,フロドがどうしてもビルボに会いたいと言う為,彼らはそのまま裂け谷へ向かう事にしました。
一行は先を進み,モリアの入り口の近くで,ロスロリアンのエルフ一行とお別れ。フロドはガラドリエルが挨拶代わりに指輪を掲げるのを見ました。ガンダルフとホビット達とエルロンドは,ようやく裂け谷に到着。ホビット達はまず最初にビルボを探し出しました。
ホビット達は2週間ほど滞在し,ビルボの誕生日を祝ったり,旅の話をしたりしました。ビルボは思っていたよりずっと年老いていて,体力も記憶力も衰えていたので,もう本を書いたりはできないように見えます。
フロドはいよいよ出発する時が来たと感じました。嬉しい事にガンダルフもブリーまでは一緒に行くと言います。
しかし,祝賀ムードも終わり,少しずつ現実に戻ってきたような章でした。季節も秋に変わり,これからの波乱を予告するようです。
アイゼンガルドはすっかり様子が変わっていました。木の鬚がここであった戦いやローハンの王様の話をすると,アラゴルンは決して(never)忘れないと言います。しかし木の鬚は,
Never is too long a word even for me.
と言います。サウロンとの戦いの終わった今のこの状況も,アラゴルンの作る王国さえも永遠ではないと暗示しているようですね。
ガンダルフはサルマンについて尋ねますが,木の鬚は何故かちょっと言葉を濁します。メリーは,彼は何か隠していると見抜いたようです。ガンダルフは,彼がサルマンについては過去形を使うのを見つけ,一体どうしたんだ?と尋ねます。木の鬚はようやく,サルマンを逃がしたと言います。サルマンをいつまでもオルサンクに留めておいても意味がないと思ったのでしょう。しかし,ガンダルフは,
You may right, but this snake had still one tooth left, I think.
と警告します。どうやら魅惑のサルマンの声はまだ妖力を失ってなく,木の鬚も騙されたようです。
木の鬚は皆に少し寄っていかないかと誘いますが,レゴラス,ギムリだけが誘いに乗りました。レゴラスはファンゴルンの森経由で,ギムリを連れて自分の故郷の闇の森まで行くと言い,ギムリは,やや仕方なく(笑)彼に付き合う事にしました。そしてホビット達に暖かくさよならを言いますが,最後に思わずこんな事を言います。
I fear that we shall not all be gathered together ever again.
木の鬚はエルフ達に最後の挨拶をします。FOTRの冒頭でガラドリエルの言うあのセリフは,実はここで木の鬚がエルフ達に言ったお別れの挨拶だったんですね。
It is sad that we should only thus at the ending. For the world is changing. I feel it in the water, I feel it in the earth, I smell it in the air. I do not think we shall meet again.
これに対して,ガラドリエルはこんな謎めいた言葉を返します。
Not in the Middle-earth, nor until the lands that lie under the wave are lifted again. Then in the willow-meads of Tasarinan we may meet in the Spring.
それにしても,木の鬚のセリフを,映画でガラドリエルが言うのは構わないけど,FOTRはよかったなあとつくづく感じました。(汗)
そしていよいよ,アラゴルンとのお別れです。ホビット達には辛いお別れでした。でもアラゴルンは,自分の国は北(元のアルノールの事)にもあるのでそのうち遊びに行くと言います。パランティアがあれば皆の事をいつも見れるのに,と言う懲りない(笑)ピピンに,アラゴルンは,オルサンクのパランティアがまだ残っているから,王様は召使の様子をいつでも見れるぞ!と脅かします。(ピピンは彼の騎士なのだ(爆))
アラゴルンと別れた後,彼らは物乞いの姿に成り果てたサルマンとグリマに会います。ガンダルフとガラドリエルは,彼に最後のチャンスを与えようとしますが,サルマンは応じません。彼はホビット達を見ると,不敵な笑みを浮かべ,メリーからパイプ草をくすねます。どうも彼は南四が一の庄について何か企んでいるようなのですが,フロドがどうしてもビルボに会いたいと言う為,彼らはそのまま裂け谷へ向かう事にしました。
一行は先を進み,モリアの入り口の近くで,ロスロリアンのエルフ一行とお別れ。フロドはガラドリエルが挨拶代わりに指輪を掲げるのを見ました。ガンダルフとホビット達とエルロンドは,ようやく裂け谷に到着。ホビット達はまず最初にビルボを探し出しました。
ホビット達は2週間ほど滞在し,ビルボの誕生日を祝ったり,旅の話をしたりしました。ビルボは思っていたよりずっと年老いていて,体力も記憶力も衰えていたので,もう本を書いたりはできないように見えます。
フロドはいよいよ出発する時が来たと感じました。嬉しい事にガンダルフもブリーまでは一緒に行くと言います。
しかし,祝賀ムードも終わり,少しずつ現実に戻ってきたような章でした。季節も秋に変わり,これからの波乱を予告するようです。
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