ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

録音中

2004-08-28 10:49:09 | 雑談
今日はまたiRiver H340に録音中です。今GOF後半を録音してます。1枚録音するのに数分かかるので,持っているCDを全部録音するのは結構大変です。ちなみにハリポタ本に関しては,1巻~3巻まで小1時間ずつかかりましたが,4巻については,前半で1時間かかりました。たくさん入るのはいいけど,録音は大変です。。。


ROTK SEE情報2

2004-08-28 00:14:43 | Tolkien・映画
行きがかり上仕方ないので。。2日程前に載せた記事の続きです。
New Line is going to officially announce of ROTK EE on Friday 27th August.

に踊らされ,今日オフィシャルサイトを見ても何もなかったので,もう1回こちらを見たら,今度は
... last week the Source said: "New Line is going to officially announce of ROTK EE on Friday 27th August." But the same Source said yesterday: "ROTK EE DVD announce date has been moved. The new announce date is August 30th"

と書いてありました。まあ,気長に待ちましょう。

ROTK読書:So be it.

2004-08-27 23:48:18 | Tolkien・LOTR
The War of the Ring : Chapter 4: The Siege of Gondor続き
中つ国のほとんどの親子関係はうまくいってます。フロド,アラゴルン,エオメル,エオウィンは,義理の親に育てられましたが,某箒少年(笑)と違い,原作ではみんなmy sonとかmy daughterとか呼ばれ,実の子同然に可愛がられてます。(映画ではそう見えない人もいますが(笑))

しかしここに1組,実の親子なのに,うまくいかない人達が‥‥。
Denethor:But in desperate hours gentleness may be repaid with death.
Faramir:So be it.

これは厳しい会話ですが,ファラミアのセリフとしては人気のあるものの1つですね。問題はこれではなく‥‥。
Faramir:Do you wish then, that our places had been exchanged?
Denethor:Yes I wish that indeed.

うわっ,なんつー事言うの,このオヤジっ!(汗)この時親父と息子がそれぞれどういう表情してたかとか,声のトーンがどうだったとかは書いてありません。おそらくわざと書いてないんでしょう。(書いてない分,映画での解釈は自由ですが,ここでのジョン・ノブル氏の演技は印象的)でも,その後の言動により,ここでファラミアがついにキレたというのはわかります。(映画では見る事はできませんが,この後オヤジに反発)
この辺りの語り手はピピンのようですが,育ちのよい彼は,親子の会話としてはあまりの衝撃的な内容に,状況をちゃんと記録できなかったのでしょうねぇ。
Boromir was loyal to me and no wizard's pupil. He would have remembered his father's need, and would not have squandered what fotune gave. He would have brought me a mighty gift.

映画ではTTTからチラホラと出ていた,a mighty gift,はここに出てくる言葉だったんですね。
would he have set this thing at a hazard beyond all but a fool's hope.

予告編にも出てきて有名になった,ガンダルフのあのセリフは,デネソールのこの言葉を受けてのものだったんですね。

しかし,ファラミアが席を立った時,蓄積された疲労のせいか,先程のショッキングなセリフのせいか,お父さんに倒れ掛かってしまいます。その時,デネソールは何故か「早く寝なさい」というような事を言うんですね,これはとっても普通のお父さんぽいです。僅かに残された正気だったのでしょうか‥‥という事でこの場面,好きなんですが,映画では見られませんね。

一旦宿坊に戻ったピピンとガンダルフの,例の有名な会話です。原作ではこのように言ってます。
Pippin:Is there any hope? For Frodo, I mean; or at least mostly for Frodo.
Gandalf:There never was much hope. Just a fool's hope, as I have been told.

映画ではfor Frodo and Samですが,原作ではfor Frodoなんですね。ここはサムの微妙な立場を物語っているようです。サムもピピンのいちおう友達の1人なのでしょうが,名家のお坊ちゃまピピンには「フロドの召使」は対等の人という意識はないのでしょうか。

ここでガンダルフはサウロンの動きに焦りを読み取ってます。彼は,あれ?ひょっとしてアラゴルンやってくれちゃったのか?(原作ではオルサンクでアラゴルンに渡したパランティアの事です)と,思ってます。

フロドとゴラムが一緒にいるらしいというファラミア情報が気掛かりなピピンに,ガンダルフは,
Yet my heart guessed that Frodo and Gollum would meet before the end. For good, or for evil.

POA CD:誕生日プレゼント

2004-08-27 23:16:58 | ハリポタ3巻
***OOP間接的なネタバレあり***
今日からPOAを聴き始めました。映画のシーンが蘇ってきて楽しいです。
Harryはお誕生日プレゼントについていた,Ron,Hermioneの手紙に,それぞれPercyがHead Boyになった事が書いてありますが,ただ単に事実だけを述べたRonと,彼はとても誇りに思っているでしょうねと書いたHermione,Percyへの思いの違いが出ていて面白いです。(HermioneはPercyの数少ない理解者と見てます。)
Invisibility Cloakなどを除いて,プレゼントは大抵その年(時)限りで消えてしまうものが多いですが,この時のHermioneの,Broomstick Servicing Kitは年を越えて残る数少ないプレゼントの1つになりましたね。

ところで,この時もしHarryがVernonおじさんでなく,Petuniaおばさんの方にHogsmeade訪問の同意書を持っていったら,‥‥ひょっとして,サインもらえたかもしれない?かな?と最近思うようになりました。

映画ではMargeおばさんが犬のブリーダーだと紹介したでしょうか?(あまり記憶にないな)ハリポタでは「血」がテーマの1つになっているだけに,実は犬の血統についてはプロのMargeおばさんの発言には,いろいろ注目すべき点が多いです。
2巻ではmudblood,pure-blood,half-bloodという言葉が出てきました。ところでHarryの家系はどういう家系なのか?,ここで思わず考えされられるようなヒントが語られます。(と,私は思いました)

If there's something rotten on the inside, there's nothing anyone can do about it.
とか,
If there's something wrong with the bitch, there'll be something wrong with the pup.
とか。(bitchは雌犬の意味。witchとも聞こえますね!)

Muggleの世界と,魔法の世界では何でも逆のHarry,このMargeおばさんのキツイ言葉は,なんだか,実はHarryは魔法使い的には,かなり優れた家系に生まれたと言っているような気がするんですが‥‥

しかし,ついにキレてMargeおばさんを膨らませたHarry。。。(どうしてHarryってこう怒りっぽいんだろう? 魔法使いって,普通の人より怒りっぽいのかな?)

家を飛び出した挙句,Hogwartsは放校になるだろうと途方に暮れているとKnight Busが‥‥
彼は自分の名前はNevile Longbottomだと嘘を言い,(車掌のStanは既に気がついている模様)ふとSirius Blackの載っている新聞を目にし,‥‥,前はもうちょっと違う人を想像していたけど,今はもうSirius Blackと言えば,Gary Oldmanが浮かぶようになってしまいました。(汗)映画の影響って恐ろしい‥‥。それにしても13人を1発で仕留めたか。。パワフルな魔法使いですね,Wormtailって‥‥。




Must Not Be Named

2004-08-27 08:13:48 | ハリポタ2巻
ハリポタのコアなファンの方ならきっととっくにご存知な話と思います,が,

"The Dark Lord, before he changed his name, could be freely named."

という文章を睨んでいて,ふと,これはどういう意味なのだろうと考えてしまいました。

Dark Lordは自分の名前を自由につけられる
Dark Lordの前の名前は自由に呼んでよい(註:Voldemortと口にできる人はきわめて少ない)

ほー,2つの意味があるんですね。と,すると,

"He Who Must Not Be Named"
これにも

まだ名前をつけられてない
名前を口にしてはいけない

と,2つの意味があるんですね。



ハリーポッターと秘密の部屋 CD 10

2004-08-26 23:17:19 | ハリポタ2巻
Harry間一髪でRiddle日記にBasiliskの牙を突き立て,Riddleの記憶を殺してしまいます。
そう言えば昨日読んだパートでLockhart先生が誤って自分の記憶を消してしまうという事件がありましたが,アレは伏線だったのですね!

Fawkesの尻尾につかまり,Ginny,Ron,Lockhart先生を連れて学校に戻ったHarry。そこにはWeasley夫妻とDumbledore先生とMcGonagall先生が。Harryは自らの選択でSlytherinでなくGryffindorを選んだという事,今にして聞けばなおさら納得。
ここで,記憶を無くしたLockhart先生に代わる新しい先生を募集するというDumbledore先生。3巻に出てくるLupin先生の伏線ですね。他にこんな破格の扱いを受けたDADAの先生は(今の所)なく,Lupin先生って大きな役割を持っているんだなあ,の予感。

Malfoy氏は,Tom Riddleの日記を放つ事によって,HarryとHerimoneの命だけでなく,Ginnyにおかしな事をさせてWeasley家の凋落も狙ってたんですね。Malfoy氏がDobbyに靴下を渡すよう仕向けるHarry。Dobbyって魔法使いとするとMalfoy氏を寄せ付けず結構パワフルですね。Dobbyの,"Dobby is free."のセリフ,なんかROTK映画での水溜りでのGollumの"And take it for me."にそっくりに聞こえました。そう言えば,Dobbyの笑い声や泣き声は,心なしかBBCラジオドラマ版LOTRのGollumの笑い声や泣き声にそっくり。

ところでBBCラジオドラマ版LOTRでGollumを演じたPeter Woodthorpeさんはつい先日(8/12)亡くなられたそうです。ご冥福をお祈りします。

DobbyがVoldemortの事をHe Who Must Not Be Namedと言ったのは,The Dark Lord, before he changed his name, could be freely named.という事を言いたかった為,なのだそうです。

ラスト近くで,GinnyはPercyの秘密について語りますが,Riddle日記に毒されていたにも関わらず,Percyの恋の事を11才とは思えない余裕で笑い飛ばすこの余裕。将来の成長を予感させますね。

これで,COS CDは終了。次は,‥‥POAかな!


ROTK読書:ピピン落とし

2004-08-26 22:43:11 | Tolkien・LOTR
The War of the Ring : Chapter 4: The Siege of Gondor続き
ピピンは恐ろしいナズグルを目の当たりにします。それはペレンノールを横切って帰還途中のファラミアの一行を襲っていたものでした。
実はこの辺り映画と原作でちょっとイベントの時間がずれています。映画ではファラミアはミナス・モルグルルから出陣してきたアングマールの魔王の本隊にオスギリアスを奪われて逃げてくるという設定のようですが,原作ではちょうどここらでアングマールの魔王がミナス・モルグルを出るかどうか,の辺りです。‥‥という事が,ちょっと前にフロドは今十字路にいるという記述があった事や,後でファラミアがフロド達と別れた日時から現在の彼らの居場所を見積もっている所でわかります。

それはともかく‥‥,ピピンはファラミアと出会うわけですが,映画での,あの「イブの息子たち」を彷彿とさせる見事なピピン落とし(笑)は誰の発案なんでしょか?(ピピンをお腹につけてるお爺さんか?(爆))原作は,ピピンが大好きだったボロミアの弟にほとんど勝手に一目惚れして黄色い歓声を上げる様子が懇切丁寧に描かれているのがおかしいです。

さて,この先は私にとっては,原書を読む上では,LOTRの中でも1~2位を争う難関シーンなので,ちょっと深呼吸してから行こうと思います‥‥

ハリーポッターと秘密の部屋 CD 9

2004-08-26 22:33:54 | ハリポタ2巻
***OOPネタバレあり***
COSに到着したHarryの見た物は,意識不明のGinnyとTom Riddleでした。HarryはGinnyを助けようとしますが,全然協力してくれないTom Riddle(この時点ではHarryは彼は50年前の優秀な生徒だと思っている)は,おかしな事を言い始めます。実はGinnyがずっと自分の日記を使っていろいろな話をしていた事,やがて彼は彼女を操ってBasiliskをMrs NorrisやMuggle生まれの生徒達に仕掛けた事,彼女を使って恐ろしいメモを残したり,雄鶏を殺した事を打ち明け始めます。TomはHarryの杖を使い,自分のフルネームの文字を入れ替えるとVoldemortになる事を示します。(そう言えば,Tomは実体でない「記憶」らしく,杖を持ってませんね。)
ここからいろいろと興味深い事が起こります。
Tom RiddleはVoldemortより前の時代の人なのに,ちゃんと名前を知っているし,しかも名前を口にしています。よく聴けば,彼は16才当時Lord Voldemortの名前を使っていたと言っています。Potter夫妻殺害事件は,Tom Riddleの日記よりずっと後の時代の話なのに,Tomは大変興味を持っているようです。ここで注目すべき事は,前年度に起きた,Quirrell先生を使ってPhilosopher's Stoneを奪おうとした事件,及びその後のVoldemortの悲惨な生活については全く触れてない事です。4巻ではその辺はかなり力を入れて話しているのにです。ちなみに4巻の方では,このCOSでのHarryとの会合については全く触れていません。‥‥という事は,この日記のTom Riddleは当時の生身のVoldemortとは別物?
もう1つ興味深いのは,タイムリーに現れるFawkesです。これ以降,FawkesはHarryとVoldemortの会合には必ず顔を出しますね! HarryとVoldemortがFawkesの羽入りのおそろいの杖を持っていて,そのFawkesがDumbledore先生のペットで,HarryとVoldemortの対戦には必ず出てくる,とは,どういう意味なんでしょう?

ところで,私は映画を観る前はFawkesは色の赤い白鳥のイメージ(何の事はないUS版2巻の表紙の挿絵だ(笑))を持っていたのですが,映画のあの‥‥,は,ちょっとびっくりしました。(焦)

そうこうしているうちに,HarryとBasiliskの対決,終了。Fawkesの治癒力によってHarryはあやうく死ぬ所だったのを,救われます。今にして思えば,この時が今までで最大の危機だったのかもしれません。


ハリーポッターと秘密の部屋 CD 8

2004-08-26 01:02:06 | ハリポタ2巻
なんとか状況を打破しようと,HarryとRonはMyrtleに直接聞く事を試みようとします。Lockhart先生の隙をついて,女子トイレに向かいますが,McGonagall先生に見つかってしまいます。とっさに,Hermioneのお見舞い(Madam Pomfreyに禁止されてる)に行きたかったと嘘をつくHarry。ここで,意外にも,McGonagall先生の優しさ溢れるお言葉。先生は涙さえ浮かべて,許可を出してくれます。仕方なく?Hermioneの所にやってきた2人は大変なもの(Hermioneが襲われる直前に調べていたBasiliskに関する文献の切れ端)を見つけ,COSの怪物はBasiliskである事を発見。またHemioneのメモ"pipes"から,女子トイレから出入りしている事を推測,先生達に知らせようとしますが‥‥。
そこで大事件勃発。今度は,purebloodであるはずのGinnyが襲われ,しかも非常にヤバイ状況。Hogwartsも廃校寸前状態。HarryとRon,Lockhart先生を炊き付け,女子トイレから地下へ‥‥


ROTK読書:食糧事情

2004-08-25 22:39:15 | Tolkien・LOTR
The War of the Ring : Chapter 3: The Muster of Rohan続き
ヒアゴンの言葉を受け,いよいよローハン軍が国を後にします。
映画ではガンダルフが言うこのセリフは,もとはセオデンがゴンドールからの遣いに言ったものでした。
We come to it in the end, the great battle of our time.

セオデン,ミナス・ティリスに着いてからの自軍の食べ物の心配をしてます。。

メリーの為の鎧や武器はアラゴルンの言伝で用意された,というのがなんだか嬉しいですね。エオウィンは伯父や兄に戦に行きたい素振りも見せず,とてもクールにメリーの鎧などを準備してます。映画での彼女は鎧を着ている時でさえ女らしい(そのくせ怪力w)のですが,原作ではサバサバ・テキパキした女性に見えました。
映画ではあまり詳しくは語られませんが,ローハンの騎士達はセオデンに忠実でも,まだなんとなくモチベーションが上がらないんですね。第1次大戦に実際に従軍経験のあるトールキンさんの,こういう所の描写はリアルです。
置いてけ堀を食らったメリーを,デルンヘルムことエオウィンが拾ってくれます。メリーは正体に気付いていませんが,デルンヘルムの方は,バレたって構わない風ですね。

The War of the Ring : Chapter 4: The Siege of Gondor
さて場面変わってミナス・ティリスの宿坊のガンダルフとピピン。おっといきなり朝御飯の話ですか。(笑)ピピンがおイタをしないように持ってきたというガンダルフが厳しい。昨日いきなりベレゴンドを食糧倉庫に案内させた事がバレバレ,だったのでしょうか?
ピピンの初仕事は執政様のお傍にいる事。ここで執政様はピピンに歌を歌えるか尋ねます。映画とほとんど同じ会話,ですが,実はデネソールのセリフは映画よりずっと長いです。
And why should such songs be unfit for my halls, or for such hours as these? We who have lived long under the Shadow may surely listen to echoes from a land untroubled by it? Then we may fell that our vigil was not fruitless, though it may have been thankless.

ちょっと長いですが,要は,原作では彼は気紛れに歌を所望するのではなく,シャイアのような安らかな国の人達の(歌)声は,サウロンのお膝元で常時憂鬱な気分でいるゴンドールの人の心を和らげてくれそうだ,と言ってくれているんですね。

結局歌う必要はなくて,ちょっと安堵。
お昼にやっとベレゴンドに会えたピピン,こんな愚痴をこぼします。(爆)
I'm not used, Master Beregond, to waiting hungry on others while they eat.

Run!Run!Run!