花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

セツブンソウ(岡山)①

2009-02-15 | 2009年花散策
花散策
こんな素敵なことがあっていいのでしょうか・・!
 今年はセツブンソウの開花が早いと情報を頂いていましたが行けると思っていませんでした。ところが連れ合いが「連れて行くよ、俺も見たい」と言ってくれました。運良く今日は天気もよくとても暖かい日となり4ヶ所を見てきました。6時に出て19時10分帰着ですので少しだけUPしておきます。他の花も含め詳しくは明日以降に・・
        
 満開の顔がお迎え
    

    
斜面の色がセツブンソウ色になっているので遠方から咲いている場所がわかりました。
    
上の三枚は人が手入れをしている場所のですがこれは自生地でもまったく人の手が入っていないところに咲いている分です。花の形・葉の切れ込みが違っていました。
 圧倒される数のセツブンソウに会い「今夜は夢に出てきそう」と同行していた方が言っていました。それほどありました。
    
   
コメント (10)
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春を告げる色

2009-02-13 | 2009年花散策
花散策
春の近づきを実感
 11日は土佐矢筈山で雪を見て翌日の12日、牧野植物園の観察会に参加した。前回は24日だったので新たにどんな花が開花しているのか楽しみにして行った。
    
ユキワリイチゲ(キンポウゲ科)
 早春に雪のある場所でも開花するのでこの名をもらった。名前を聞いただけで春!と感じる。バイカオウレンとは違って色がブルー・ピンクなどがありそれを見るのも楽しい。自生地には今年まだいけていないのでまずここで楽しもう。
    

    

        
嬉しいことに此花の植えられているところはいかにも自生地という雰囲気の場所。人もあまり来ないところなのでじっくりいつまでも眺められる。蕾がたくさんあるので10日後が満開かな?
    
自生地まで見に行く日をどうやって作ろう!
    ルリ色をしているので別名ルリイチゲとも           
シコクフクジュソウ(キンポウゲ科)
天気が良かったものだから黄色が輝いて見える。温度はかなりあがっている。黄砂の所為で青空・遠方は見えないけれども春だ春と叫んでいるように見えた。黄色は特に春を感じさせる色だ。
    
高知では大豊が自生地として有名でフクジュソウ祭りも開催される。そんなにぎやかな場所ではなくてもいいからもっと高い山に3月になって見に行こう。
    
黄色の花で目に付いたのはシナマンサク(マンサク科)
        
マンサクの仲間では一番大きく綺麗だということでしばしば植栽される。
観察会に何度も来るようになって少し賢くなった。参加者が多いので(今回は40名)撮影は先生がいると時はしないで解説だけをメモする。そして解散後同じコースをまわりじっくり植物と向き合う。自分のペースで楽しめていい。他に春を告げる黄色の花はトサミズキがあった。でも、残念ながら撮影をしていない。21日に又訪問するつもりなのでその時にでも・・・それか自生地は高知の中央部・蛇紋岩地帯なので昨年と同じ時期に訪問して見ようかな!?
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海辺の植物観察会

2009-02-08 | 2009年花散策
花散策
高知はいつも花がある!
 知人に教えてもらった植物観察会に参加してきました。運良く世話人が高校の恩師だったのですんなり連絡もとれたくさんの植物名を教えてもらってきました。まだ整理がついていないのでほんの少しだけUPします。
    
花ではないです~。あまりにも綺麗だったので写しました.JRの座席。同乗させていただいたのはいつもお世話になっているモチ モチさんですが自宅から車の乗車場所までJRを利用したのです。昔のようなグレーみたいな色より乗っていて気持ちよかった~~。
    
今日の散策は須崎市安和から土佐久礼までの海岸あるき8・7キロです。出発点で鴨の出迎えを受けニコニコ顔となりました。
    
いつまで咲き続けるのでしょうか?ね。タイキンギクがまだまだ元気です。
咲き終わって綿毛が綺麗なのもたくさんありました。
    

    
ダンチク
        
到着した土佐久礼の干物。

今日はとても暖かでした。汗をかきつつの花散策。あまりにもたくさん教えていただいたので頭の中でこんがらがっています。カメラも設定ミスで色も悪いし・・ガックリですがメモがあるので時間を掛けて頭の中の整理はできます。画像は見苦しいのであまりUPしないつもりです。
山を歩くよりは疲れましたが今のところなんとも無いので舗装道でも目的があれば歩けるものだと思いました。多分生まれて初めての舗装道長距離あるきです。
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セントウソウ

2009-02-06 | 2009年花散策
山野草
繊細なレースのような花 2月4日
セントウソウ(セリ科)1属1種のみからなる日本の特産種
多くは咲いていないが春を告げているのに気がついたのは南に開けた明るい場所だった。他の場所はまったく咲いていなかった。
セントウソウと言う名前の由来はいろいろある。その一つが人里離れた仙人の住まいを「仙洞」といい、そのような所に自生しているからだとという。でも、それほど奥地に咲く花ではないのでどうも納得しがたい。雰囲気は仙人がたなびいた白い衣をまとっているようであるからと思ってもいいのかな・・・
それよりも他の花々に先駆けて咲くから、「先頭」。セントウソウ
低地~山地の林内に生える多年草なのでまとまって咲いていると花自体は小さいが全体としてほんわかやさしく見えて乙女チックになれる。
    
たくさんあるセリ科の中で先頭を切って咲くこの花をみると春が来たと思い嬉しくなりました。なのでやはりこの花は私の中では先頭草です。
    

    
 
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ナギイカダ

2009-02-05 | 2009年花散策
花散策
気になっていたもの発見 2月4日
 1月4日にここに来た時に見つけた赤い実のつくナギイカダ(ユリ科・常緑低木)がたくさん実をつけたままだった。前は、花と実が同時につくなどと思っていなかったものだから花の写真を写していない。今度は絶対に探そうと意気込んでいた。でも、実はあるもののなかなか花は探せない。無理かなと諦めかけていたが場所をかえたらある!ある。知っていたからこそ探せたのだと思うほど小さく目立たない。
    
ハナイカダと同じく葉の上に乗る様子を見たてナギイカダ。ちょこんと葉の上に一つ花が咲く。
    
トゲが鋭いので葉先など千切る者とて居ないだろうに切れて見苦しい葉にどうしてか沢山ついている。蕾・開花途中・開花と様子が見てとれへ~このようにに咲くのだと納得した。
    

    

    
 葉は見ての通り厚くて丈夫で、長さ1.5~3.5cmくらい。でも葉のように見えるのは、枝の変形したもの。本物の葉は小さな鱗片状に退化しており、ほとんど目立たない。私は気づかなかった。ハナイカダとよく似ているが成り立ちは全く違う。ハナイカダは花の柄が葉の中央脈に合着したもので、ナギイカダは元々枝であるので、その一部から花が出て果実を実らせても何の不思議もないと言うことだそうだ。でも、葉(じつは枝)の上に花があったり実があると不思議におもいますよね。
今回も撮影するのに何度もトゲにさされ苦労したが花と実が同時に見られて気分はすっきりして山を降りることができた

山に居るときはまったく気がつかなかったのだが降りてみるとマガモがいつものように川に居ずウの定位置に集っていた。亀の日向ぼっこ・・甲羅干しは知っているが鳥がこんなことをするのを知らないものだから驚いてしまった。
    
近寄って写そうと堤防から降りると手前の一群はさっと飛び立って逃げる。別に私は何もするつもりは無いのだが間合いを見計らったように行ってしまった。これ以上近寄るわけに行かないと少し遠い群れを写した。ウは1羽、マガモは20羽以上。これから少しほんの少し体を移動すると・・
    
あっという間にウ以外は大騒動して飛び立ってしまった。カモ達を見たかっただけなの・・・降った雨のために水量はたくさんあり川はゆうゆうとすぐそこにある太平洋まで水を運んでいた。飛び去ったカモ達は少し離れた水の上でゆっくりと羽を休めていた。太陽は高知らしく周りを照らし、自転車をこぐ私は汗をにじませ国分川に沿いカモをながめながら帰路についた。

    
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ウメの花

2009-02-04 | 2009年花散策
花散策
しばらく歩いていないと・・
 風邪で寝込んでなにもせずにいたのでどうも体が変だ。今日は天気はよいし暖かなので梅見に行くことにした。ウメの花だけでなく絶対に何か他の花もあるはず。楽しみだ。
    
途中の畑でも咲いているのがみえるし目指す山の上はしたから見てもわかるようにピンクに染まっている。
    
満開だった。圧倒される数の花がすべて咲いている。
        
影地の咲いていない場所を見つけてようやく好きな蕾と花をセットで写すことが出来た。今日はたくさんの人に会う。だれも同じことを考えるのだろう。昨日終日雨が降って今日の気持ちよい天気となれば梅見としゃれるだろうとも!
    

        

        

    

  

    
春まだ浅いころに山野・庭で清楚に咲く白いウメの花。あでやかなピンクのウメの花。それを見てその香りをかいで春近しと感じる人は多いと思います。桜も好きですがウメ特に白梅を愛する私です。シベの長さが良く出た一番したの画像がおきにいりです。ウメが咲いたと聞くとこころが浮き立つのは私だけではないと思います。花だけでなく食卓に常時ある梅干、その他デザイン化された模様もよく目に留まる身近な植物のウメは、中国生まれです。

 ウメ(バラ科)は、漢字で、「梅」と書いてメイと発音します。。万葉時代には、宇米、烏梅、宇梅などと二字で書き、ウメと読んでいました。が、その後ムメイに変化し、江戸から明治時代にはムメとよんでいました。ウメの学名は、Prunus mume (プルヌス ムメ)です。ムメは、この呼び名からつけられたものだそうです。

    
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高知に関係する花・その他

2009-01-22 | 2009年花散策
花散策
牧野7
高知に産する花として土佐カンランがある。寒ランは宿毛市西谷産が有名で一時期投機のの対象にもなった。今でも高価でウン十万もするものは多々ある。土佐山にあった寒ランセンターがなくなり牧野に小さい展示施設がある。その中でいくつか咲いていた。
    
背景がよくないので近づいて写した。だから全体の立ち姿が届けられないのが残念におもいます。すっきりと長く細い葉に伸びた茎。その上に咲くえも言われる香りのラン。日本人の好みの花であろうと思います。建物の中に入ると花数は多くないのに香りが漂い落ち着くのです。あでやかさはありませんがひきつけられもう一度振り返って見ようと思う花です。
   
ビロードムラサキ 
これはこの前に解説を入れたばかりですね。ここ五台山に多く産します。
   
ビロードの名がついた訳の一つがこれでよくわかりますねえ。しかし、毛深い。これをビロードと思える感性もすばらしいです。花の時期に来たことがないので花を知りません
       
博士の若かりしころの姿。
私の育った伊野町からは佐川町は近くです。それに博士が植物採取した横倉山は越知町。そんな近くの場所なので卒業後最初に就職したのが越知で、毎日佐川を通過して越知に行き横倉山を見ていました。有名な植物学者であったので当然知っていましたし本も持っていました。身近な人でした。ひょっとしたら私の祖父(越知出身・山師)とすれ違っていたり話をしたりしていたのかもしれませんね。
   
オタフクナンテン
よく植栽されていて今の季節赤が目立っています。
       
クチナシ(アカネ科)
この実の形を見て気がついた方をいませんか?碁盤、将棋盤の脚の下部の形はこのクチナシの実を模したものだそうです。ものすごい洒落?!「口出し無用」=クチナシ
この実の色は、私の知っている山にあるのとはどう考えて違って見えます。色が薄いし実の付きが良すぎる。なぜか見回す限り立て札もなかったので名前?です。クチナシにはまちがいないのですがもっと詳しいことがわかる方がいましたらご教示ください。単に色づいていないだけなのかな?
       
温室の中で見かけたとげとげの花。アカンサスだと思ってみると
    
この様にかいてありました。「thus」をどう読むかの問題です。間違っていなかったので一安心し帰宅したのですがこの花を調べだしたら次々と面白いことがわかったのです。で。それを簡単にまとめると
古代ギリシア以来の装飾モチーフ。葉のとげとげをデザインとして利用したのです。
大きく上に広がる広いアカンサスの葉はギリシア建築の柱頭やゴシック建築の小尖塔の装飾として西洋建築に欠かすことができなかったんだそうですよ。気になる方は、「アカンサス・植物」で調べてみてください。日本ではあまり栽培されてないこの植物にロマンを感じました。

       


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博士の愛した花

2009-01-21 | 2009年花散策
花散策
バイカオウレン
牧野6
博士がこよなく愛したと言うバイカオウレン(キンポウゲ科)も咲いていました。
    
 今年は12月中旬からこの場所は開花していたのでもう終わり、あまり綺麗でないのが残念です。私がここ3年訪問している自生地は2月中旬が一番綺麗です。ですので今年は綺麗な姿を皆さんにお届けすることが出来ると思います。昨年の2月26日にこのブログを開設したときには写真があまりなくて、一面真っ白の状態をお見せすることが出来ませんでした。今年は今からわくわくしてまっています。
         
ロゴマークだけでなくショップの名前もバイカオウレンなんですよ。素敵にデザインされた品々も並んでいて購買意欲を刺激されます。ネックレスとか便箋とかになっていました。
同じキンポウゲ科で近縁の花も2種開花していました。
    
セリバオウレン
    
コセリバオウレン
 この2種は似ているので自生地で見て大きさを比較した昨年区別がつきました。でも、今年それが出来るかどうか自信がありません。開花時期が少し違っていてこコセリバとバイカがほとんど同じ時期セリバが10日くらい後になります。
同じキンポウゲ科のセツブンソウもかろうじて1輪。
    
これは鉢植えでしたので人の手を借りての開花だろうと思われます。憧れの花でしたので昨年わざわざ中国地方までバスで見に行ったことです。2月27日にUPしていますのでご覧ください。
    

    
雲南サクラソウとして最近花屋さんでよく見かけるようになりました。栽培も容易なようで割りと手ごろな値段で販売されています。宿根草ではありませんが種でよく増えます。ここでは沢山植えられていますので冬枯れの花畑をにぎわしていました。
        
紅花ミスミソウ(キンポウゲ科)
これも鉢植え。販売価格を見て・・ぎょ!
花としては美しいと思いますが・・バイカオウレンの清楚な白と黄色の姿がもっと好きです。
            
ユキワリイチゲ(キンポウゲ科)
同じ科のこれも咲いていました。3月初旬が開花時期だと思うのですが1輪だけ咲き急いだのですねえ。牧野の園内散策地図にも場所が載っていますので是非訪問されることをお勧めします。自然状態に近い雰囲気ですので違和感がありません。
 私のように基本的に自生地で花を見ている者は、バイカオウレンの植栽場所がどうも気に入りません。雰囲気が違うのです。風景の中でマッチしてこその花だと思うので今まで植物園を訪問していなかったのです。でも、今年は勉強の為を割り切っていますけど。


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ツバキ

2009-01-20 | 2009年花散策
花散策
早春に木に咲く花の代表牧野5
五台山にはツバキの品種が多くあると昔聞いたことがある。最近はその話をきかないから減ってしまっているのだろうか。園内ではなく他の場所に椿園があったと記憶している・・今度行った時に確かめるとして牧野植物園内にもいくつも見られたので紹介します。まだ咲いていないのが多かったのでしばらく楽しめそうです。
ツバキはわが国の固有種。語源は葉に艶があるから・・「つやばき(艶葉木)」それからツバキとなった。園芸品種が多くあってその原種は「やぶつばき」と「ゆきつばき」です。そのやぶつばきの白がありました。この前の寒さにあたり白がそこなわれていたのが残念でした。初めてみました。
    
ツバキは私の小さいときには側にあった木です。と言うのは「しば餅」を包むのがこれだったのです。近くの山に行っては採って来てしばしばお餅を作っていたのです。花は蜜を吸うための物でした。観賞するものでもありましたが甘みをもらうものでしたから手当たりしだい吸っていました。それだけ身近にあった花がヤブツバキです。でも、白は初めてなので本当に驚きました。品種に白いのがあるのでかんがえたら当たり前ですよね。
    
半八重のヤブツバキ
    
タイワンツバキ(ツバキ科・タイワンツバキ属)
    
種 ヤブツバキとはまったく違う種の形です。
中国南部からインドシナ半島、台湾に分布。葉の形は丸みを帯びていなくて長円形で少しだけ中国南部からインドシナ半島、それに台湾に分布しています。高さは
15メートルくらいになります。葉は光沢のある濃緑色の長円形で、わずかに鋸歯があります。10月から咲き始めるのでずいぶん咲き進んでいて綺麗なのがなく、今年10月に忘れず見に来なくてはおもったことです。8センチくらいの花を咲かせるとのことです。見た感じは茶の花に近い様におもいました。
    
トサウラク
高知に縁のあるツバキです。
    
信長の弟が好んだ椿とは・・話は古いですね。
    
残念ながら花が咲いていませんでしたがこれは花より団子ではなく花より「葉」を楽しむツバキ。面白い形。名前は
    
梵天金魚椿・・確かに金魚のような葉です。おもったより安かったので(1380円)買いたかったのですが植える場所がない。梵天白という椿の葉の芸のでたのがこれです。最初からこんな形ではなく変化していくようです。
1) 最初は普通の金魚葉。
2)そのうち尾のくびれが深くなる。
3)主葉脈の先端についていた 金魚の尾の部分が葉の中ほどにとりのこされて、葉の中ほどから枝が出て、以前金魚の尾だったものがその頃に葉がつりさがります。
 釣り下がった金魚の尾の形は漏斗状になっています。これが上の写真の状態。
4)最後に、漏斗状のものが落ちて 丸い葉になります。下の写真
見ていて葉にいろいろあったので不思議でした。これで納得・変化する「葉」でした。
ツバキとサザンカの違いを知っていますか?
開花時期 サザンカ・晩秋~初冬 ツバキ・早春
散り方  サザンカ・花びらが散り ツバキ・ポトリと落ちる


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樹に咲く花・実

2009-01-19 | 2009年花散策
花散策
この季節は草花より樹木の花がさく 牧野4
さすが植物園ですねえとおもうのは私だけかな?!植物園だから花があるのは当たり前とおもうか、この季節に花を咲かせる植物をすばらしいとおもうか考え方は色々有るだろうけど・・
    
金平糖に似ているとおもってしまった。
         
枝にびっしりとかわいい蕾を付けている。名札がないので悩んだ末講師におききしたら「タイミンタチバナ」だと・・この前の散策のときに葉だけ見ていた。確か開花はもっと先だと記憶していたがこれならもうすぐですよね。
ヤブコウジ科・暖地の林内にふつうに見られるのでここ牧野にも多い。雌雄異株で常緑の大形低木または小高木。幹は直立して樹高は3~6m、樹皮は灰白色、若枝は無毛。やや紫色がかっている。葉は革質でつやがある。これは雌株。注意してみていたが雄株には気がつかなかった。
    

        
ギンモクセイかなあと見ていた妙に違う。立て札を見て納得しました。ギンモクセイの変種だからにているんです。中国原産で、主として西日本の庭園に栽植される常緑小高木。茎は直立してよく見られるモクセイのように分枝。香りはあまりありませんでした。
春に実が大きく熟すと有りましたのでそのころ見に来るのも面白いかも・・
    

    
ボケ2種 品種名がないので・・
    
コウヤマキ(?科)スギ科としているのもコウヤマキ科とあり私にはわかりません。
先端に着いているのは雄花。雌花は見付けられませんでした。
    
モクレイシ(ニシキギ科)
小田原付近、伊豆半島、伊豆七島そして九州へと飛び離れた分布をするめずらしい植物です。これを隔離分布といいます。
ニシキギ科モクレイシ属 赤いところが種子。12月~2月に熟し果皮は緑色のまま2つに割れ種子を枝に残して落ちる。雌雄異株。こうしてみていくと雌雄異株の樹木は多いのですね。両方ともみなければだめです。奥が深い。

        
    
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冬でも桜

2009-01-18 | 2009年花散策
花散策
春のように艶やかではないけれど牧野③
冬に咲く桜があるのは知っていたが見たことがあるのは十月桜のみでした。ところがここ牧野植物園にきてみたらいくつもある。おどろきました。
    
ジュウガツザクラ。
    
リュウキュウカンヒザクラ
これは多分今日咲いているとおもいます。
    
例年だとこれほど寒い日が続かないのですがここ何日かものすごく寒い日(零下)が続いたので少し遅れているようです。色が濃くて下向いて咲くのが特徴です。
残念ながら20日に用事があり見ましたがまだ咲いていませんでした。でも、全体がご覧のようになっているので開花は近いです。
    
    
    
    
コブクザクラ
コブクザクラと名がついたのは,一つの花から実が二つ以上できる子宝に恵まれるサクラだからということだそうです。雌しべが二つ以上あるようなので,実も複数できるのでしょうね。
もっと時間を掛けて桜が植えられている場所を回ればほかにも花が見られたかも知れません。どうしても見たいと願っているヒマラヤザクラもここにありそうです。近いうちに行って訊ねて見ます。サクラだけでなく春に咲く花の一番乗りマンサクも咲いていました。
    
マンサク(マンサク科)
早春を告げる花マンサクはまんず咲くから名がついたといわれるだけあり早くから開花する。今年は雨が降らないので開花が遅れているそうです。一つだけようやく咲いているのは寒いだけでなく水不足なんですね。と言うことは恵みの雨が必要・・今日は雨ですので一気に開花するかもしれません。
       
シナマンサク 
日本に自生している マンサクに対し、こちらは中国原産。マンサクに較べ花の咲く時期が早く、花に香りがあるのが特徴。それと開花時に葉がある。葉はしっかりついていてなかなか落ちないらしい。マンサクよりちょっと花が大きいとおもった。でも、よく似ているのでわかりにくい。
山歩きをしていてマンサクの黄色い花を見つけると本当に嬉しくなります。さて今年はどこの山で会えるのかな?  













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バクチノキ

2009-01-17 | 2009年花散策
花散策
名前と木肌で納得 牧野②
今日も牧野植物園に同じコースで行ってきた。花散策だったし講師も違っていたのにこの木の説明をしてくれた。なのでとっても記憶に残っている。
    
実は2センチくらいあって大きい。
         
木肌は赤い。
バクチノキ バラ科・命名のわけは?
ある程度太くなると樹皮がウロコ状にはがれ、その後鮮やかな赤褐色となります。この様子をバクチに負けた博徒が身ぐるみはがれ、赤裸のまま賭場から放り出された姿になぞらえてこの名が付いたといわれています。江戸時代には博徒の信仰の対象になったとも。このいわれを知って見ると、はじめてこの木を見てもそれとわかるくらいあかいです。
 この木は常緑樹で、その分布は房総半島から西の本州、四国、九州、沖縄の太平洋岸に限られており、標高の高いところには生えることのできない暖地性の樹木です。葉はやや革質で葉縁に鋭い鋸歯があり、なんとなくタラヨウに似ていました。でも、モチノキの仲間ではなく、バラ科サクラ亜科に属しています。このことは、花がウワミズザクラに似ているのでわかるそうです。それよりもなにより、葉の上の方に一対の密腺があることからわかるといって葉をちぎって見せてくれました。バラ科の特徴だそうです。一つこれで賢くなりました。 日本産の常緑性のサクラはバクチノキのほかにはリンボクがあるだけで、開花時期も春ではなく秋の9月ごろですのでサクラとしては例外的。秋に花が咲いて今こんな大きな実がついているのです。花の時期に来て見たいです。
 私は賭け事はしませんが名前が面白い木の代表として前から気になっていた樹木です。木肌が変身を遂げるのも面白いですねえ~。
        
近寄って赤い木肌がわかる様に写してみました
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牧野植物園

2009-01-16 | 2009年花散策
花散策
今日もとても寒いが・・花をみる牧野①
牧野植物園で冬芽の観察会があるというので出かけた。草花に興味があるので追いかけていたがそれだけではことが足りないと気がついたのです。樹木にも花は咲くわけで・・・まして冬芽なんかは知らない。 
 自宅から自転車で35分で受付に到着しました。意外と近いのに驚きました。自転車が23分・歩き12分です。少し急な遍路道を登ればすぐつきます。年間パスポートを2000円で購入しました。本来入場料は500円なので何回来ても2000円は安いものです。せいぜい利用します。植物観察会もしばしばあるので草花・樹木を実際見つつ学んで身につけるつもりです。山に登って覚えてきましたがそれだけでは数が知れているので今年は学びの年にします。
 最初研修室で冬芽の勉強.KUTVが撮影をして今夜18時16分から放送するとのこと・・どんなに映っているのかな?まじめに話は聞いていたけど、いくつもは覚えていません。テキストがあったので復習できるのが嬉しいです。
維管束痕(いかんそくこん) 葉痕(ようこん) 芽鱗痕(がりんこん) 鱗芽(りんが) 裸芽(らが)などなどの専門用語を解説してもらいおぼえその後ホウノキの芽をカッターで切ってみました。冬芽の中にたくさんの葉・花の元が入っているのに驚きを覚え生命の神秘を感じたことです。そのほか知らなかったことをたくさん教わりました。
 特に面白かったことは長枝・短枝。木によっってですが枝が二種類でるのだそうで長枝の役割は領域確保・短枝は葉を沢山つけ栄養分確保。短枝は役割を終えると枯れてしまう。長枝は年齢を重ねおおきくなっていく戦術だそうです。何気なく見ていたのですがこれからはじっくり一つ一つみていかねばとおもったことです。
    

    
一つの芽を切るとこんなになりました。
この後にオンツツジの花芽も切りましたが中にはもうオシベもはっきりとあるのです。花びらになる部分はまだ色がありませんでした。

講義の後は園内に出て実際に葉痕の形をみたり冬芽をみたり2時間たっぷり学びました。その後園内を花散策です。
      
室戸花散策でみた「キバナアマ」これは高知市であっても温室ではなく野外で咲いていました。これから後の花は温室内です。   
 
        

    
スイレン
    

    

        
これは一見してマメ科とは思えませんでした。幾度か温室に来ているのに見たのも初めてです。
    
先日夜須で野外で見たのですが、ここは温室内ですよ。
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甫喜ヶ峰散策

2009-01-14 | 2009年花散策
山野草
寒くても花はある 1月11日
 無事に盛大な七草山行はおわり解散した。歩き足りない私はレーサーに少しだけ山を歩くので上の風車のあるところまで車でつれて行ってもらった。この周辺の散策道は「風と見晴らしのコース」と名づけられていて景色のよいところです。
        
 回っている。駐車場も広いし展望も利くので風を避けながらお弁当を食べてい人もみられる。長い時間歩くわけには行かないが気になっているところを少しだけと思いつついく。
    
やはりあった。昨年秋に来たときに咲き残った跡が見られたので今春はどうなっているかとみに来たのだ。ハルリンドウが寒そうに春を待っている姿があちらこちらにある。公園マップにも記載されているのでここには多い花みたい。全体で5ヶ所ほどあるようだ。3月中旬開花するので春が楽しみだと思っていたらなんと咲いている!気の早いのはどこにでもいるものだ。「わあ!あった」と一人騒ぐ。
    
すぐ傍には雪があるのに・・・えらいなあ。
    
せっかく山に来たのに頂上を踏まず帰るのはもったいない。少しさびしいけど行く。「甫喜の頂コース」。わかりにくい場所にあるけど前に来たことがあるんで大丈夫。頂上らしくないところにあるが看板だけはやたら立派。会のメンバーはここで記念撮影をしたはず。すぐ横にあるセンボンヤリに気づいたかしら?
    
センボンヤリの綿毛・・これが好きなのよ。耳堀の反対がわにあるのと同じに見える。いくつもいくつもあって輝いていた。あまり待たすのも悪いからこれでおしまい。車に戻ると歩きつかれたのか寝ていた。後は帰るだけ30分もかからず帰宅。
ただし途中に桜を見つけたので撮影。
    
かなり小ぶりの花で見難いが八重のさくら。冬桜だと教えてもらった。
午前中にも花が少し見られたし桜もみれ嬉しいことだ。

午前中の散策
1時間ほど早めに料理ができたので少し散策をした。ここにはセリバオウレンがある。場所を確かめてその後少し上へ向かった。「ふもとからアセビの森散策コースと言う道だ。園内マップに少しだけ岩の図がある場所にお目当ての花がある。
        
まだ咲いていないのはしっているが見たかった。ヒカゲツツジが蕾を持っていた。標高は低い山なのにここにはあるのです!
北の山を見ようと目を転じると花が咲いている木がある。それもいくつも咲いている・ええ~こんな季節に!。ウスノキでした。
    
 春に咲いているときは葉があるのに今はまったくありません。だから余計花が目立つ。1センチくらいしかないので全体像を写すと花がわからなくなります。近寄って近寄ってうつすと こんな花でした。
         モチノキ
外に見かけたのはアセビ。この公園のシンボルです。開花時期にくればそれはそれは見事だろうとおもいます。後トサミズキ・ヤブツバキが多いとマップにありました。
午前と午後あわせて2時間も歩いていませんがまずまずの成果です。ご馳走を食べ花散策をしての一日は終わりました。しばらく山歩きはお休みかな~~あまりにも寒い日が続きますからね~~

秋に登った時の様子は10月7日・15日にUPして有りますのでご覧ください。
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白髪登山変更 続き

2009-01-11 | 2009年花散策
山野草
色々あってそれでよし!
        
天王山
 昨日は海岸までをはしょって行きましたので少し付け足しをしておきます。南国方面から大栃に走るとトンネルを抜けます。すると右前方にとがった山が目だって見えます。この山が天王山でしてあるぷハイキングクラブで3年前に例会山行をしています。私は参加していませんので詳しいことがわかりませんが同じクラブの方がHPにUPしていますのでそちらをご覧ください。(http://www.h6.dion.ne.jp/~kappy/190211.html)
帽子のとんがった形をしていて妙に気になる山です。この山のすぐ側を通過して山越えをして海まで出たのです。
    
途中コセリバオウレンの咲く場所にも寄り道をしてみました。がまだ開花が先のようでした。例年だと2月中旬ですからむりですね。
        
舞川の集落には「大蛇藤」というのがありますが今の季節写しても枯れ枝のみなので立ち止まって見ただけとなりました。その横にツルウメモドキが大蛇藤の代わりにのたうっていました。それから延々と続く狭い・・本当に狭い道を海まで下ったわけです。1時間半の間に対向車は1台だけ。それも街に近づいてからでした。途中お腹が空いたのですが展望のよい場所もなくお腹がなるのをこらえ夜須まで行くしかなかったんです。
   
昼食は公園内のカレー専門店「マサラ」で海と花を眺めながらとりました。雪のなかでさすがにカップ麺をたべる気持ちにはならなかったのが一番の理由です。山越えだからどこかで食べれると思ったのに・・それもできない道。
黄色い花は多分ハーブの種類だと思います。外は風がかなり強く吹いていましたが春の景色に見えます。
   
ボリューム満点。
        

    
ローズマリー(シソ科)1月だと言うのにこの花数の多いこと!驚きました。
    
    夫婦岩
ここの風の吹き方は尋常ではなくて吹き飛ばされると思いあまり先端までいけませんでした。指先がちぎれると言えばいいのでしょうか・・カメラの色調節もできないくらいです。
       
降りていく道があってず~~と先のほうで魚釣りをしているのが見えました。レーサーもやるのですが「あそこ迄行くのはえらい」と言っています。
        
半寄生植物。「ヒノキバヤドリギ」普通のヤドリギと比較するのにまたの機会に詳しくUPします。
    
ヤブニッケイ(クスノキ科)
連れ合いが言うのには小さいころ根を掘り乾かしてかじったとのこと。ニッケイの香りがしたのでこれがお菓子代わり。
    
タイキンギク(キク科)
雪見菊といわれるだけあって雪が舞うこの季節でも咲いている。この株の花は終わりに近づいているがずっと上のほうにかなりまとまって開花しているのは盛り。長い枝先にさくので強風の時にはとにかく写しにくい花だと思う。
        
イイギリ(イイギリ科)
    
赤い実はやはり目立つね。木肌が白く実が赤。
落葉高木なので撮影にかなり苦労します。運良く下のほうに実があって対象的に写せてよかったです。葉はハート型をしていて大きいのでおにぎりを包んだのでイイギリ。5月に花が咲いて秋にこのようにブドウ状の房になり実をつける。冬になってものこる。散策の最後に赤い房の実を見てよかった!と思い帰路へ・・
が・・・まだひとつ余分のことがあった。


      
   
コメント (2)
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