花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

ウスベニニガナ

2008-02-29 | 山野草
    山は、海の近くにも当然あるのだが、海近くの山に登ったことがなかった。それが所属している会の例会山行としてあったものだから参加した。
2月3日だから先ず花はないものとして参加していた。ところが、あった。会いたくて昨年足摺方面にでかけ開花している場所に立ち寄るつもりだったが時間切れで寄れず見られなかった。その花があった。その名は「ウスベニニガナ」
 海近くに咲くので今まで見たことがなかった。園芸品種でカカリアというのがあり好きで随分前から栽培している。それの原種だと思う。カカリアの色は、クリーム・オレンジ・レモンなど黄色の系統なのだが、この花は名の通り薄紅。薄紅よりはもっと薄い。ピンク色。寒い草の枯れ葉色の中では妙に目立つ。
 最初見つけたのは、一つだけだったが登る途中にも下山の道路縁にもたくさんあった。嬉しがって騒ぐのは私だけだ。ダンドロボロギクに近縁の花なので華やかさなど持ち合わせていないからそんなものだろうが、私にとっては、海岸に咲く一番の憧れの花だ。風が吹き、写しにくくなんとか物にしたのがこの写真。
 こんな花!何て思わないで。本来開花期は、4~11月。それが、私のため?に咲いて待っていてくれたのだから。種は、タンポポの様にいや、もっと軽々と飛んでいって広がる。だから栽培しているカカリアの種は採取しにくい。今年は、取り寄せたのよ。遊びに忙しくて種取り出来ずフワフワ飛んで逃げていってしまったから仕方ないの。
出来ればウスベニニガナの種が採取できれば栽培してみたいのだけど、海にはまずいかないからねえ。無理だわ。
 花をじっくり見てみて欲しい。何か連想しない?
              カカリアの別名・・タッセルフラワー、絵筆菊ですよ。私は、頬をなでるブラシを連想したのよ~~
追伸 
3月2日蟠蛇ヶ森下山途中にこの花をたくさん見た。山野の斜面にかなりの数固まってはえていた。色が明瞭なのは1株だけだったが、間違いない。ここは、確かに海にさほど遠くない。風にのって飛ばされてきてここを住み処としたらしい。すべてが咲いていたならばかなり目立つ。一度見に来てもいいかなと思うほどだ。海辺にのみ咲く花ではないことが分かった。
コメント (3)
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友達

2008-02-29 | Weblog
掲示板で物凄くいやな思いをした
でも、すぐに忘れ去った

それは、友達の言葉のおかげ
言葉で傷つき言葉で癒される・・・

掲示板に載ったままの文字は消えない
友達の言葉は、消えた
が、心の中に残った
その言葉は、大きく・大きくなっていく

そのお陰で掲示板の文字がかき消されていく
あと、何日もしないうちに文字はきえる

友達の言葉は、おおきくなり
いまに宇宙全体を覆いつくす



                   パンジー・ビオラの花言葉・・・・物思い
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シロバナタンポポ

2008-02-29 | 山野草
 ここ高知に咲くタンポポは、色は「白」が多い。なので昔、本で見たりすると「黄」なのでと思っていた。本の出版元は関東が多いので自然とあちらで咲く「黄」のタンポポを写真掲載するし、イラストもそうなるのだろう。違和感があってどうも気に入らなかった。しかし、最近は、昔ながらのこの白のタンポポが外来種のセイヨウタンポポに席捲されつつあって減少の一途を辿っている。

 先日のアカウキクサもその憂き目にあっていると知ったがタンポポお前もかと可哀想に感じる。けれども、減ったといえ我が家の周辺はまだ有るほうだ。恐ろしく元気な花で寒さにはへっちゃらで12月頃でも雪があっても大丈夫。天気がよくお日様の光を浴びるとぱっか~~んという風にひらく。道々に有るのを見るのが好きで散歩の時にようけ咲ているのを数え歩くのは、楽しみの一つ。綿毛になった姿が又いい。場所によってはかなり今のこの寒い季節にさえ綿毛の姿になっている。幼い頃、これを吹き飛ばすのにたくさんありすぎてフーフーやって酸欠状態で頭くらくらした事をおもいだす。それだけあったということなのだ。そして、私は小さい頃から山野を駆け巡り、おてんばであったということだ。
 タンポポを摘んで帰って花瓶に挿した{挿すなんてなんと女性的で優しく、可愛かったか!}けれども、少しも綺麗ではなかった。お日様を浴びないタンポポはくたびれたぼろ切れのようにしか見えなかったのだ。そんなことを経験して切って持ち帰ってはいけないことを知った。こんなことを積み重ねて自然のものは自然においておくべきだと学んだように思う。

 白のこのタンポポは、東京以西、九州・四国に分布と図鑑にあるが、瀬戸内側の人にきくと多くはないようだ。だから、是非こちらへ来たら見て欲しい。タンポポは黄色いものだと思っている先入観があるが、そうではない。その地方にはその地方に多いものがある。その一つがこれ,「白いタンポポ」!!シロバナタンポポ。さて今日の散歩の時には、久しぶりに綿毛の吹き飛ばしをやってみようかなもう、酸欠にはならないぞ  わ~い。楽しみ。

追伸
やはり酸欠になった。簡単には、吹き飛んでいってくれない。遠くまで運ばれて子孫を残す為には、強風が必要なのだろうか。それとも、もっと種が熟さねばならないのだろうか?ご存知の方、教えてください。
コメント (4)
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