💖キジョランなど💖

山野草■室戸岬■
　風もなく穏やかで暖かだった今日、花はなかったですが、紅葉・黄葉などを見てきました。ダウンを着て出かけたのですが歩き始めてすぐに抜きトレーナーだけで十分な暖かさでした。11月も14日でこれほどの暖かさ！昔だったら考えられないです。
　室戸岬でみた植物の中で特に驚いたものがあります。
　　

　　

　　

　　　　
キジョラン
ガガイモ科の仲間でアサギマダラの食草になる。花は小さいのですが袋状になる袋果がすこぶる多かった。ぶらぶら揺れていて密集状態。１つ２つというのは見たことあったけどこれほどあるとは！！
キジョランの熟した果実の中には種髪がいっぱい詰まっています。これが裂開すると長く白い毛が生えた種が出てきます。
その様子が白毛を振り乱す鬼女のように見える事から鬼女蘭（キジョラン）
牧野植物園に丁度の時に行き遭ったことがあり撮影したことがありますが、面白かったです。
　　

　　
キンギンナスビ
実は未熟なときは白色で緑色の筋がありますが、黄色から熟してこのように赤くなる。
なのでキンギンナスビと名がつけられています。トゲが目立っていますが、これがなかなか丈夫で下手に手を出すと痛いのです。
　　

　　
タイキンギク
　　
オオキンカメムシ
樹林内ではオオキンカメムシが集団でいました。南方系のカメムシで渡りや集団越冬で知られる大型のカメムシで日本が北限とのこと・鮮やかな色で大きく目立ちました。
　　
ハマアザミ
　　
ツルソバ
時間が許せば他にも色々あるので見たかったのですが、出発が遅かったので後ろ髪ひかれる思いで帰路につきました。室戸訪問する時には早朝発夕陽の沈んだ頃帰着が定番。