
さて、最後のツメは過失割合です。
当方の主張は本音では100:0と言いたいトコですが、まぁ、欲張るつもりはないので、90:10で申し入れていました。
車両の査定金額の交渉後、東京海上の担当者から当方保険会社担当に連絡が入りました。
「相手方(GSX)がセンターラインを越えての追い越し行為中だったので、判例から80:20は譲れない」ですって!
あらら。
査定金額のツケをこんなトコで返してきました(笑)。
過失の内容についてもう一度、当方保険会社の姐さんに言い含めます。
・相手方は後方の安全確認を全くしないでUターンに及んだ(安全確認義務違反)
・合図のない急なUターンで当方には全く予測/回避不可能だった(道交法違反)
・当方は2Mほど回避行為を取ったが、相手方は回避行動を全く取っていない(安全運転義務違反)
上記の相手方の違法行為が事故の主因であるが、当方も走行中であり、譲歩を含めて90:10の過失割合を主張している。
このままでは、示談が成立しないので、85:15に双方譲歩して示談を成立させたい。
姐さんは「わかりました!もっかい話してみます!」と勢いよく電話を切ったのですが。。。
翌日。
「いや、東京海上の担当者、80:20の過失割合での示談要求から譲歩しないんです」と、姐さん、なんだか元気のない申し様です。
さらに、合図については双方の主張が全く食い違っているというではないですか。
ちょ、警察の事情聴取で「相手はなんて言ってんの?」って聞きましたら、警察官は「poitaさんの主張と食い違いはないですよ」ってなオハナシだったのに(笑)。
警官は、こと事故処理なんかは、身内でもない限り、超イイカゲン、ってな伝説は嘘ではないようです。
姐さん、今後の対応方針や時期について見込みを尋ねるも、いつもの明確な口調が出できません。
困っているようです(笑)。
とりあえず、一旦のメドを来週中につける、との話でしたので電話を切りました。
ありゃ。
この分では、来週の報告待ってても、結論は変わりそうもないです。
解りましたよ。
んじゃ、オレが、姐さんのためにヒトハダ脱ぎましょう!
助けてあげますとも!
って、立場、逆じゃん(笑)。
はて、どうしてくれよう。
相手方本人に話をつけるしかないですな。。。
ま、常識的には双方の要望の中間で納めるのですから、不服は少ないはずですし、示談にならないと困るのはお互い様なのですから。
さらに、事故当夜、先方はわざわざオレのアパートを訪れて謝罪してるんですもの。
ソレに「ビタイチ引かない」ってのは、相手方本人知らないんじゃないのかしら?
東京海上のエゴのにおいがプンプンする言い様ですし。
土曜日。
先方に電話入れようとしたら、「おかけになった電話番号は(ry」。
あれ???
オレ、メモちがいしちゃったかな???
保険屋の姐さんは定休日だし、警察も月曜にならんとわからないらしいし出頭しないと確認できそうもない(笑)。
仕方がありません。
時間があまっちゃいましたので、もうひとつウエをいきましょう。
得意の内容証明郵便です。
趣旨は以下の通り。
ま、コケ脅しみたいなもんですが「離間の策」としては効果甚大です。
保険会社の対応のせいで、内容証明がきちゃうんですから(笑)。
・オマエ、この事故、自分が悪いって言ってたじゃん
・示談にしようぜ、ってなオレの申し出に感謝したんじゃねーのかよ
・ところが、オメんトコの保険会社のウンコ、「絶対譲らない」とか言ってんのよ
・保険屋が、示談の邪魔してんじゃねぇの?
・オマエが示談にしたい、ちゃんとするっていうから
・人身もすんなり示談に協力したし
・オレはケーサツでも「処罰はサツに任せる」って言ったワケよ?
・この手紙読んだら、すぐ東京海上のウンコにちゃんと示談するよう指示しろ
・ちゃんとしないと、サツに「示談に応じない、反省してないから、厳重に処罰しろ」って言っちゃうぞゴルァ
裁判所には郵便局併設のところがありまして。
ココの判が付いた内容証明なんぞ、「○●裁判所郵便局」なんてシロウトにはハッタリが効いたりしちゃうことがあります(笑)。
もうひとつ。
相手方本人が事故当夜示談に向けて努力する、と言ってるのですから、保険会社の対応に問題があるワケですよ。
んで、業界団体の窓口に、名指しで苦情入れちゃいましょう。
陰湿な個人攻撃ですが、ま、電話代くらいの効果はあるようです。
だって、オレ、そんなにヘンなコト言ってないし、譲歩してますもの。
日本損害保険協会 そんがい保険相談室 TEL:0120-107808
あ、相手の担当の正式な所属、姐さんに確認した方がいいなぁ。
んで、月曜、姐さんに電話。
ついでに相手方の住所電話も再確認しちゃいましょう。
事情を姐さんに話して、情報を聞き出します。
すると、姐さん、しばし考え込みまして。
この話、自分にやらせて下さい、ですって。
ま、多少時間かかっても、オレに損はないです。
んで、内容証明発送の件だけは先方に言わないよう条件を付けて、お願いしました。
翌日、姐さんから勝利報告の電話がありました。
損害額は137万円。
過失割合は85:15。
保険金は117万円になります。
ちなみに、相手方は43万円の15%で¥64千円の受取になるようです。
細かくは言えないのですがその他に約10万円回収できましたので、合計127万円の回収に成功しました。
んで、とりあえず、BKが115万円なのですが、この辺のお話は、また、明日でございます。。。
特に過失割合で主張が通るところはすごいですね。
勉強になります。
そのうちBKで宮ヶ瀬湖発のツー行きましょう~!!
恐れ入ります。
いえいえ、過失割合も損害額も、譲歩してますから(笑)。
ま、目標達成できました、っても、もともとその目標が低かったのです(笑)。
>マーちゃんさん
BK、登場直後に休場でございます(笑)。
3月中旬までかからない予定ですが。。。
安全運転に努めます・・・タブン(笑
では「日本の真ん中で大宴会」で、
お会い出来ると良いですねぇ。
情報としてお役に立てればうれしいでっす!
あ、ほら、安全の基準なんて、みんな違いますから(笑)。
>>真ん中大宴会
そうなんですよ~。
こうやっていましても、結構、お会いできていない御仁が多いので、是非!
私の場合は、片側2車線道路の右側車線を走行中、左側を走行中の乗用車の急なUタ-ンで衝突!!!
警察の検分では一方的に相手方の不注意が原因との話で、その時は先方も全面的に認めていたにも関わらず、相手の保険会社からはお決まりの一言で「判例では80:20なので・・・」との事。
更にふざけた事に、当方の保険会社も「判例に従えば、示談が早く済みますよ」ってなウンコな事を仰る。
挙句の果てには、「あなたに過失が無いと言うなら、示談交渉は、直接あなたと先方の保険会社と行って下さい」と言われ、あんまり頭に来たので直接相手方に「カラダがあちこち痛いのに人身扱いにしないで欲しいと頼まれたので我慢してしたが、明日病院に行く」と告げたところ、手のひらを返したように「90:0」で示談をさせて下さいと連絡がありました。
保険屋同士でどういうふうに繋がっているのか良くは知りませんが、
①.保険屋は、"その事故の背景の"警察の見解より、"判例"を重視する。
②.こちらが被害を受けた事故でも、余裕こいてるといつの間にか不利益が生じる可能性がある。
・・・事を痛感した事故でした。
・・・しっかし、今でも腹立たしいのは、「こちらには非が無い」と言った途端に示談交渉を放棄した当方の保険屋・・・一体何なんでしょうね
あ~。。。
eisukeさんも、ヤられたですか。。。
そうなんです。
本文では書き忘れましたが、人身との絡みは大きいですよねぇ。
交通事故は過失がよほどでない限り、怪我した方が被害者なので、人身事故の被害者側のほうが比較的有利に進めることができるような気がします。
最もウエイトがおっきいのは、処罰関係ではないでしょうか。
行政処分も、刑事も、民事も人身事故になると2階級特進しちゃいますので。
凸さんがココでも仰ってましたが、この部分を交渉に使う、というのは定石のようです。
また、人身の方が示談になるかどうかで処罰のウエイトも加味されてくるようですので、要注意かも知れませぬ。
ですから、物損の方が大きい場合、先行して人身の示談をまとめるのは、手法としてはよろしくないようです。
あ。
ケーサツのお話は、示談の場合「公信力なし」が常識のようです。
警察官はその場では、適当なウソ、平気で吐きます。
ですから、「ケーサツがこう言ってた」ってのは何の役にも立たないようです。
が、裁判などでは彼らが作った実況見分や調書が証拠として重要になるというヘンなシステムのようです。
んで、事実確認(ここでモメる)のうえ、過失の割合については結局「判例」で決めることが多いようです。
ま、裁判になっても上位の判例に倣うことがほとんどのようなので、合理的、といえばそうなんですが。。。
>>放棄
ウチの奥様の親も100:0を主張して直接交渉するようになったことがあります。
反面、100:0で支払う、というのは応じるようですが。。。
この辺は、情報が欲しいですねぇ。。。
保険屋の姐さん曰く。
「実況検分や調書と、警察官がその場で話したことが全く違うってのはよくあることですよ」
ですって。。。