
世の中、喫煙者が端っこの方に追いやられるようになって久しい。禁酒法時代の某国のように、タバコそのものが非合法になるのも、そう、遠くない未来のような気がする。
実際、ウチのグレムリンだって、そんな教育を受けてくるようだ。
真顔で、「喫煙は社会悪」のようなコト言ってくるトキがあったりして、驚かされる。
是非はともかく、反対する理由は、ない。ついでに、暴走族を「珍」と呼称するのも教育に組み込んで頂きたい。
良く考えてみたら、その方が、やはり世のためヒトのため、なのかもしれない。
某力団は、覚せい剤なんて非人道的なものの密売なんかしなくてイイ時代になるかも知れないし。
タバコの密栽培とか、密造とか、密造タバコなんかが路上で高額で取引されたりして。シンナーや覚せい剤なんかより、よっぽどマシだ。んで、覚せい剤関係は殺人に準ずる重罪に移行させれば、人類の不幸度合いも少なからず減らせるだろう。
バカ話はこの辺で。
喫煙者のこだわる道具。ライター。一時期(25歳くらいかな?)ライター集めに凝った経験がある。ガスやらオイルやら、300個くらいはあっただろうか。工芸品の美しさ、と言うより実用工業製品のしたたかさが好きだった。
キリがないのと、カネがあまりにかかるので、止めた。
コレクションは、ハジから使い始めた。意外に気に入るものは、いくつもなかった。飲み屋のオネエチャン(コイツラはオイルライターとターボライターは使わないけど)にあげたり、紛失したり。現在は、ライター牧場に100個あるかないか、かな?
炎のやわらかさ、ホワイトガソリンの香り、製品技術と言うよりも注ぎ込まれた知恵と工夫、維持費の廉価さ、堅牢さなどから、オイルライターがお好みだ。
その中で、壊れるまで使い倒して、また新品を購入したのが、写真のIMCOだ。10年位前に、壊れたのでスペアも含めて4台購入したのだが、1台目が今も健在だ。
長く使っていると、着火石を入れる機関部や、ヤスリのメが詰まってきたりするので、現在のモノはその辺のメンテをちゃんとやっている。ま、機関部をワイヤーブラシで磨いて、CRCなんかを注油するだけなのですが。
このライターは、女にフラれてオレの生き方が変わったコトも、結婚したことも、長男が生まれたことも、ロケⅢを買ったことも、全部知っている。
割と、付き合いの長い相棒だ。
ワンアクションで着火でき、ワンアクションで消化。炎量はタバコを点けるのには充分。燃料の容量は多くはないものの、30本/日のオレだと10日ほどは保つ。フリント(着火石)のモチも、まぁまぁだ。
何より、手になじむし、軽量だ。ZIPPOは、重いし、着火がツーアクションになるのが、ちょっと、ニガテ。。。
当面は、継続してこのライターのお世話になると思う。
何かで読んだ本に、あった。好きな言葉。
使い馴れたモノには、魂が宿る。
納得。
集めているときは、「ずっと使うならコレ」だと決めていたものが、使ってみると何かシックリこなかったり。
自分ランキング3位くらいだったのが、結構長く使えたり。
女の話じゃありません、念のため。
>集めているときは、・・・結構長く使えたり。
オンナ実物のハナシというか、オレの場合、「おかず」の話だったりして!!!
こっちも、一時期コレクションしてたなぁ。。。
はい。モチロン、実物においては、ワタクシは一穴主義でございます。