
GT(グランツーリスモ)系のバイクは、GSX-R1100(水冷初期型、コイツは、SSではなく、GTだ)、ZZ-R1100(C+D)に乗っていたことがある(あ、コイツラの過去インプレまだだな)。SS(スーパースポーツ)、例えばファイヤーブレード、や、GSX-R1000などは経験、ない。
GTモデルのコイツラは、各メーカーが威信を賭け、その技術を振り絞り、汎用性と実性能をできる限り高めたモデルだ。
性格や、味付けの違いはあるものの、峠も、高速も、実に疾く、安全だ。オレのウデでは、シュチュエーションを選ぶが、250K以上の実用速度域を提供してくれたハイパフォーマンスは、それに慣れてしまえば300Kへのトライも可能にさせるほどだ。
オレは、この「性能」を深く愛した。
ある日、バイク屋の整備工場に入庫していたワルキューレに、ホれた。
3/22にも書いたが、この子は、独自の世界を持っていた。クルーザー(今は、アメリカンって言わないらしい)のカテゴリーの中にあって、大型ネイキッドを喰えるパフォーマンス。圧倒的な存在感(当時)。そして、それを裏付けるシャシー。
結果として、この子は、エリミネーターやVMAXで未完だったこの新カテゴリーを確立した、と言ってもいいと思う。ハイパークルーザーとでも仮称しよう。そして、その世界はロケⅢに引き継がれている。
このパフォーマンスを持って、スーパーヘビーな車体を振り回す。楽しい。
そして、オレはこの「操る愉しみ」の虜になってしまった。
具体的には割愛するが、走り続ける事を強力にサポートする「ツアラー」。GTSやK1100RSがそれだ。
コイツラは「道具としての愛着」を感じさせるマシン達だ。
そこで。
オレのバイク経歴は、この、GT、ハイパークルーザーと、その折り合いであるかのようなツアラー達の間を、行きつ戻りつしてきた、と言える。
マシンに乗れる時間は、今や限られてきてしまっているので、この3枠を所有車両で、網羅するわけにはイカない。昨年は確か、3000K/年程しか乗れていないのだ。ガレージも今や手狭だ。
先日、ロケⅢで少し、高速トバしたけど、ちょっとだけ、ニガイ思いをした。
やはり、疾いバイクは、それだけでも楽しくなれるのだ。
圧倒的な存在感。力感。ねじ伏せつつ、ワイドオープンする高揚感。
ライドする実感。GTにはない嬉しさが、ロケⅢには、ある。
はて、困ったものだ。どれも、感じているのは、オレなのだ。
KANNONやBossHossじゃなくて、国産の280PSスケールのエンジン積んだバイク、日本人の手で作れねーかな。
そしたら、迷わん。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます