花山御番所は秋田県雄勝郡に通じる花山越えの秋田口の関所で、御境目番所となったのは、伊達公が岩出山入りしたあとの慶長年代からで、200余年間、往来する人と荷物の検問を行っていたそうです。
安政の初期に改築した、四脚門と役宅が現存しています。
伊達藩の境目番所。
江戸時代の関所形態を残す国指定史で、正式名称は「仙台藩仙北御境目寒湯御番所」といいわれていたとか。
役宅に入って天井を見上げると、吹き抜けの太くたくましい梁のスクラムに目を奪われるほか、細所のモザイクが美しい役宅です。
苔蒸した石畳にも風情を感じます。
水が豊富です。